色とりどりのルピナスの花苗

     


2021年2月末、両親と「春のみやざき植木市」に行ってきました。植物が大好きな私は、以前10年ほど引きこもっていた間にも、植木市が開催されるとよく訪れていました。
今回はコロナ禍のさなかではありましたが、多くの方が感染症対策を行いながら、春の花々を楽しんでいるようでした。

「第67回 春の宮崎植木市」本部


「植木市」と書かれたのぼり旗
「みやざき植木市」は毎年春と秋、それぞれ約1カ月ずつの間、宮崎神宮境内で開催されています。
宮崎神宮の横を車で通った際、「植木市」の看板を見つけた私は、両親に「植木市、今開催中だ!今度行こうよ!」と言ってはしゃぎました。すると翌日の朝、父親が「みんなで行こうか」と言い、母と私を連れて行ってくれることになりました。

両親は、私の植物好きを尊重してくれています。それだけではなく、私が好きなことや、やってみたいことを応援してくれます。こんな家族に見守られていたので、高校の途中から病気になり、長期間引きこもった私も、少しずつ回復することができたのだと思います。

植木市が開催される宮崎神宮の東神苑(ひがししんえん)へは、JR「宮崎神宮」駅から徒歩10分ほど、宮交バスの「宮崎神宮」バス停から徒歩5分ほどの距離です。
植木市開催時には会場内に臨時の駐車場が開設されるので、車で行くのも便利です。

植木市の会場、駐車場のまわりに店が並ぶ


ビニールハウスの中や木々の苗を見るお客さんたち
これまでに私は熊本市西区の「くまもと春の植木市」や、久留米市の「久留米植木まつり」にも行ったことがありますが、植木市にもそれぞれの特色があると感じます。
「くまもと春の植木市」は、植物のほかに軽食や甘味などの出店も多く、子ども連れの方も多く来場していました。「久留米植木まつり」は樹木が多く販売されていた印象がありました。
そして「みやざき植木市」は、飲食物の販売はなく、苗や木がメインです。会場の中心に駐車スペースが設けられ、その周りに園芸店が並び、来場者は会場を一周しながら草花や木を見て回ります。
全体的に、歩道が広くとられていてゆったりとしているので、車いすなどでも見てまわりやすいと思います。地面は土なので、多少凸凹している部分があります。

ビニールハウス内、手前には鮮やかなペチュニアの花


花の苗、お客さんがちらほらといる
会場に到着した両親と私は、感染症対策のための検温と手の消毒を行い、さっそくお店のブースに入りました。色鮮やかな花々の苗が販売されており、わくわくしてきます。

「サギナ」苗、黄緑と濃い緑がある
このモコモコした「サギナ」という鮮やかな緑色の草は、真ん丸な姿が愛らしく、一見コケのようにも見えます。そっと触れてみると、ふんわりと柔らかかったです。

アネモネの大きな花
大輪のアネモネの花。アネモネは、会場のあちこちで、さまざまな品種が売られていました。

スカビオサの薄紫の花
こちらはスカビオサです。花を横から見ると半球状になっています。薄紫色が優しい印象です。

ワスレナグサ
こちらのワスレナグサは、道端に咲いているものよりも葉が多く、丈夫そうで、花の水色も濃く鮮やかです。

ブラッドオレンジの苗


小ミカンやレモンの苗


さまざまなかんきつ類の苗が並んでいる
おいしそう!実のなる木の苗もたくさんあります。南国宮崎なので、かんきつ類の苗は特に充実している印象です。

ミツマタの黄色い花
独特な形の花が咲くミツマタは、和紙の原料にもなる木です。

絞りの椿
大きな椿の花。赤色と白色の混ざった絞り模様は、染めた和紙のようです。

白く細いマンサクの花弁
マンサクは赤い花をよく見かけますが、白も可憐ですね。

ピンクのコチョウランの鉢物
蘭が多いのも「みやざき植木市」の特徴だと思います。宮崎県は、例えば2019年の洋蘭(鉢もの)の生産量は全国第3位。蘭の生産地なので、植木市にも多く出品されているのだと思います。
コチョウランのほか、カトレア、オンシジウム、シンビジウムやギンギアナムなど、たくさんの種類を見ることができました。

山野草の鉢
私は、寒蘭(かんらん)や万年青(おもと)を扱っているお店に行くのを楽しみにしていたのですが、今回は出店していないようでした。少し残念に思いながら山野草や盆栽のあるお店を見てまわりました。

ハオルチアの寄せ植え
すると、もう一つの大好きな植物「ハオルチア」を見つけました。私は思わず「ちょっと来て!ハオルチアがある!」と、両親を呼びました。
ハオルチアは南アフリカ原産の多肉植物です。ハオルチアのうち一部の種類には、葉に「窓」と呼ばれる部分があり、透き通って見えるのが魅力です。

ずらりと並ぶハオルチア
やってきた両親と一緒に、ハオルチアや他の多肉植物を眺めました。オシャレな鉢に植えられています。

春蘭の花
同じお店には春蘭もありました。私の好きな植物ばかりです。

カンアオイ
そしてさらにうれしかったのが、この「カンアオイ」を見つけたことです。地味な色合いでひっそりとしていて、見る人によっては不気味に感じる植物ですが、私はこの不思議な花の形をいくら見ても見飽きず、すごく好きなのです。

カンアオイの鉢


花がつぼみのような形、ちぢれた葉のカンアオイ
高価なものも多く、育てることも考えると買うことはできませんでしたが、カンアオイに出会えて大満足です。

高いヤシの木がある神宮の会場
両親と一緒に植木市を楽しむことができて、本当に私は幸せだなあと思いました。
母がシャクヤクを一株購入しました。うまく育てば黄色い花が咲くはずです。帰宅後、三人で庭に植えました。

コロナ禍でおうち時間が増え、庭やプランターで植物を育てる人も増えていると聞きました。緑に触れると優しい気持ちになれますし、密を避けながら楽しめるので、新しく始める趣味としても良いですね。みなさんもご一緒にいかがですか?

宮崎神宮:https://miyazakijingu.or.jp/
・「みやざき植木市」の情報は、次のサイトなどで案内されています。
ディスカバー宮崎 イベント情報:https://www.discover-miyazaki.jp/event/
宮崎商工会議所:https://www.miyazaki-cci.or.jp/miyazaki/
ジャパンクロップス「洋ラン類(鉢もの)」:https://japancrops.com/crops/orchid-pot/prefectures/
みんなの趣味の園芸「ハオルチア」:https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-993
みんなの趣味の園芸「カンアオイ」:https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1010


女性/30代 発達障害, 精神障害

九州地方在住。ボランティアから始めた地震被災者支援の仕事が終わり、現在将来を模索中。
発達障害、線維筋痛症、強迫神経症などあり。理解ある周囲のサポートを受けながら生活しています。
長く拒食症でしたが、今はおいしく食べています。旅先での食事もご紹介したいです。
・すきなもの:草、花、猫、スピッツを歌いながらドライブ
・すきな場所:お寺、水源、薄暗いところ
同じところにいても見ているものが違うとよく言われます。ちょっと違った視点での楽しみ方をお届けできたらうれしいです。

・発達障害者主体のNPO法人で活動しています。
HP:https://unevennpo.wixsite.com/decoboco

旅行エリア
九州・沖縄, 宮崎県, 宮崎市
旅行期間
対象読者
発達障害 知的障害 精神障害 その他
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なし
関連タグ
発達障害ADHD自閉症LD線維筋痛症宮崎市植木市ドライブ