霧山茶で焙煎体験をしている

     


誰もが何気なく飲んでいるお茶ですが、このお茶の生産地で有名なのは、宇治・静岡・狭山など。でも今回訪れた高知の霧山茶も美味しいブランド茶。そのお茶を自分で焙煎して様々な味を作れる場所があるんです。そこが車椅子でも行けるスポットになっています。もしよろしければぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?


今回ご紹介するのは、高知県の日高村にあるお茶の焙煎体験ができるスポットです。

意外と地味なように思えますが、やってみるとものすごく楽しかった体験でした。

普段何気なく飲んでいるお茶ですが、自分で焙煎することでもっとお茶への関心度が高くなりました。

日高村については、以前にもご紹介しましたが、とまとやオムライスで村おこしをしている高知でも話題の村です。

ところがこの焙煎体験できるスポットは、とまとやオムライスのあるスポットと違って、どんどん山道を上っていった場所にあります。


日高村の山地にある茶畑
道中は、栃木にある日光のいろは坂より急なジェットコースター級の斜面を上っていきました。

しかもここは四国であるのに、日高村の山地には、冬になるとかなり雪が積もるそうです。

四国だと雪が降らないように思えるのですが、標高が高いと降ることが初めて知りました。

このお茶を栽培している場所は、静岡の牧之原や埼玉の狭山のように、辺り一面茶畑になっていて、全国的にもものすごく有名のようです。

それが今回ご紹介する「霧山茶」といいます。

今回は、福祉タクシーで向かって、山を上り終えたところで目的地に到着しました。


霧山茶業組合入り口の看板
今からここでほうじ茶の焙煎体験ができるのでワクワクしています。

ただはじめにお伝えしておきますが、ここは車椅子で利用できるトイレはありませんので、トイレは事前に日高村の村の駅などで済ませておくといいでしょう。

体験時間も2時間半くらいあるのでご注意ください。

あとは、入口には2・3mほど砂利道になっていますので、車椅子走行は前輪を持ち上げて進むといいでしょう。

誰かサポートしていただける人がいらっしゃるなら、お願いしたほうがいいかもしれません。

それ以外は車椅子で利用する上では、全くの問題はありませんでした。

焙煎体験ができる会場はフラットになっていますので、車椅子で作業する上では全く問題ありませんし、作業する机の高さも車椅子で足が入るので大丈夫でした。

今回の体験は、霧山茶の焙煎体験と茶缶作りです。

まず茶缶作りからスタートです。

自分の好きな模様の柄を選びます。


茶缶の絵柄
次に糊を作ります。

木工用ボンドと普通のチューブのりを混ぜ合わせて、柄の裏側に自分で作った糊をつけていきます。


茶缶の絵柄の裏に糊をつける
そして缶に貼っていき、乾燥させれば茶缶の完成です。

オリジナルの茶缶の完成
そしてメインイベントの霧山茶の焙煎体験です。

普段自分たちが飲んでいるお茶はどの部分なのか、どのように焙煎すると味が変化するかの説明を受けます。

説明された方がとても気さくな方で、とても楽しく作業することができますし、うまくいかない時はすぐにフォローしてくれました。


焙煎するお茶の説明を受ける
次に焙煎です。

自分の好きな陶器を選び、その中にスプーンですくった茶葉を入れて、ガスコンロの上で焙煎していきます。


焙煎に使用するお茶とコンロ
ここで初めて知ったのですが、長く熱して黒くする深煎りの方が苦味が少なくて、逆にすぐに熱するのをやめる浅煎りの方が苦味が強くなるようです。

これはビックリでした。


焙煎に使用する陶器
そして今回は、深煎りと浅煎りを半分ずつ作ることになりました。

ちょっと目を離しているとすぐに焦げてしまうので、話しながら作業をしても絶対に目を離さないことがポイントでした。

先日NHKの朝の連続ドラマ「カムカムエブリバディ」のあんこ作りの時のように、美味しくなるあんこのおまじないのようにやることが大事でした。


お茶を焙煎している白倉栄一
「おいしうなれ」と暗示するくらいのほうが、美味しいお茶ができあがるように思いました。

焙煎した後のお茶(深煎と浅煎)
お茶の焙煎が終わったら、今度は持ち帰る時の袋作りです。

シールを貼ってもよし、ペンでデザインするのもよしです。


茶袋のデザイン作り
私はデザイン作りになるとスイッチが入り、即興ながらも自分のイメージしたデザインを描いてみました。

自分がデザインしたオリジナル茶袋
そして最後は浅煎り、深煎りのお茶の飲み比べをしました。

霧山茶が本当に美味しいお茶であることが分かりました。

今回はお茶を焙煎して自分のお気に入りのお茶を作ったり、試飲したりすることができました。


霧山茶を試飲する白倉栄一
陶器を持ちながらお茶を揺すって作る体験は地味ながら楽しかったのでオススメです!

今回は、このような体験を実施しましたが、事前に予約をすれば車椅子でも体験ができますので、ぜひ楽しんでみてください。

★「霧山茶業組合」ホームページ
住所:高知県高岡郡日高村柱谷382-23
電話:0889-24-4615
HP:https://www.kiricha.com/


男性/40代 肢体不自由, 車いす

茨城県在住、車椅子ユーザー。

車椅子を利用する当事者の目線や企業でのお客さまサービスの責任者の経験からコンサルティング活動する傍らYouTubeのプロデュース・編集などをしています。

1996年9月に交通事故によって脊髄損傷になり現在に至る。

事故後に初めて遠出をした旅行で泊まったホテルが、バリアフリールームなのにただ広いだけで、フロントから「我慢してください」と言われた事がある。

その経験をきっかけに、正しいバリアフリーの情報を調べて発信したいと思い、2005年より車椅子でも気軽に行けるバリアフリースポットの情報を実際に現地調査してブログで発信。

2016年11月には日本1周のバリアフリー 調査に挑戦。

今後は、車椅子でも楽しめるバリアフリースポットの情報をお伝えしたいと思っています。

・バリアフリースタイルHP https://baria-free.jp

・バリアフリースタイルTV(YouTube)→バリアフリー全般における情報番組 https://www.youtube.com/channel/UCLVs0FQUeas4O2o3KSzshtw
o3KSzshtw

旅行エリア
四国, 高知県
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす 高齢者
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