尻場山頂上の景色

     


ようやく桜が咲き始めた、4月下旬の北海道。わたしは父と母と一緒に、余市(よいち)町の尻場(シリパ)山の登山に挑戦することになりました。歩くのは好きですが、ほとんど登山の経験のないわたしは、頂上まで登れるか少しドキドキしながら山へと向かいました。


以前の記事でも訪れた余市町は海沿いにある町で、札幌からおよそ車で1時間半程度(高速道路を利用すれば1時間程度)で到着します。
(参照:「海鮮もスイーツも堪能!発達障害者が行く北海道・余市〜赤井川ドライブ」 https://www.cotravel.jp/diary/index.php?uniqueid=5eedb2cc66222
尻場山は余市町の海沿いにあり、トレッキングで人気の山だそうです。また、山に隣接して密厳寺(みつごんじ)というお寺が建っていて、登山のルートに沿うように、山の中にお地蔵様がたくさんあるそうです。


密厳寺の駐車場と尻場山



今回は高速道路を利用し、1時間ほどで密厳寺の駐車場に到着しました。
雲ひとつ無い青空が綺麗で、心地いい風が吹いていました。
昼前でしたが、既に多くの車が停まっていて、登山の準備をするお客さんも多く見られました。
わたしも動きやすい服装と靴、日よけの帽子、父から借りたトレッキングポール(登山用の杖)を持って、登山口へと向かいます。



山の中には、ゴツゴツとした岩がたくさんありました。
ところどころ山に設置されたロープを使って坂を登る箇所があったり、急斜面を下っていかなくてはいけなかったりと、全くの初心者が登るには、大変難しい山でした。
写真を撮る余裕がないまま、必死に坂道を登っていきます。


尻場山頂上からの景色



家族にサポートしてもらいながら、山を1時間ほどかけて登ったところで、頂上まで登って折り返すか、山をぐるっと回るように下るかの分岐がある、広々とした場所までたどり着きました。
わたしと母は足を休めることを選択し、父は頂上まで登ることにしました。写真は父から提供してもらいました。海の深い青色がとても美しく、空の青色との対比も綺麗です。


尻場山の坂道の植物



父が頂上から降りてきた後、また三人で下りの道を歩きました。
この頃には、少し登山にも慣れてきて、写真を撮る余裕も出てきました。
坂一面に植物の緑色が広がっていて、登山でしか見られない光景を見られて感動しました。


エゾエンゴサク



この花は「エゾエンゴサク」という、北海道の山や森で4月から5月頃に見られる花だそうです。小さい花びらに青色が可愛かったです。

カタクリ



紫色の花は「カタクリ」という名前で、あの料理に使う片栗粉が球根から取れるそうです。こちらも花びらが鮮やかな色で、とても綺麗でした。

尻場山の坂道の木々



その後も時々写真を撮りながら、ゆっくり山を下っていきました。
1時間かけて登山口まで戻ったので、往復で2時間かかったことになります。
駐車場まで戻ったときには足がパンパンで、特に太ももが筋肉痛になっていました。



本格的な登山は初めてでしたが、とても大変でした。
ただ、頂上まで登れなかったのに、自分の気持ちはとてもスッキリしていました。障害特性上、どうしても結果にこだわってしまい、自分のことを認められないときがあるのですが、「チャレンジしたことに価値がある。登山に挑戦できてよかった」と素直に思えました。「うまくいかなくても大丈夫」ということを思い出せたような気がします。
山の空気も、山に生える植物や花もとても綺麗で癒やされました。
また、他の登山客の方に「頑張って!」と声をかけていただいたり、道を譲り合ったりなど、コミュニケーションを取れたことも嬉しかったです。
もし次の機会があれば、体力をつけて、今度は頂上まで登ってみたいなと思いました。



【今回訪れた場所】
尻場山
〒046-0023 北海道余市郡余市町

●駐車場あり
●トイレなし


女性/30代 発達障害, 精神障害

北海道在住。
障害者雇用を含む様々な業種で働いたのち、2021年12月よりフリーランスのWEBデザイナー兼占い師として活動を開始。
美味しいものと音楽、そしてお笑いをこよなく愛しています。

WEBSITE:https://oracle-design.com

旅行エリア
北海道, 北海道, 余市町
旅行期間
対象読者
発達障害 精神障害
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なし
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北海道余市登山植物絶景