テレビのロケ地としてもおなじみの観覧車。虹色に輝いている。


【今回の旅行記・お出かけ・観光スポット】
①横浜の潮風を全身で!「シーバス」でお手軽クルージング!!
②そんなレストランも!?五感で楽しむ「赤レンガ倉庫」
③選択肢は100通り以上!手作りできる「カップヌードルミュージアム」
④テレビでも話題!あの動物もさわれる「アニタッチ」

シーバスと、奥に見えるビル
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①横浜の潮風を全身で!「シーバス」でお手軽クルージング!
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横浜でガイドヘルパーをしている姉に、「視覚障がい者も楽しめる横浜のスポット」を聞き、一緒に行ってみることに。

まず最初に案内してくれたのは、横浜の海をクルージングできる「シーバス」でした。

電車で横浜駅に向かい、歩いて乗り場へ。


※写真:乗り場周辺には、マックのテラス席が。海風に当たりながら、コーヒーをいただけます。



「クルージングって高くないの?」と心配していましたが、シーバスは横浜駅東口~赤レンガ倉庫で大人600円とお手軽な料金です!
しかも障害者割引もあります。

さて、いよいよ発進。


「海が目線の高さで見られる」というこの船。
船べりに立つと、水しぶきが。
水しぶきといっても、細かい粒子状のものが顔に当たる感覚。
爽快です。

水が穏やかに波打つ音も聞こえてきます。

船内には周辺の観光名所を紹介するアナウンスも流れていました。


※写真:船上からは、横浜の高層ビル群が見えます。外国風で、横浜という場所の美しさを再認識させられます。


出航時、あまり匂いはしませんでした。それが爽やかな水の香りがし始め、徐々に磯の香りへと変化していきます。

香りの変化でも、船の移動を感じることができますね。

赤レンガ倉庫。青空に赤いレンガが映えています。
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②そんなレストランも!?五感で楽しむ「赤レンガ倉庫」
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船は最初の目的地、赤レンガ倉庫に到着しました。

赤レンガ倉庫は明治末期~大正初期に建設。その後、2002年に文化・商業施設としてリニューアルされた横浜のシンボルの一つです。

中に入ると、雑貨・お土産がずらり。
一風変わったレストランも並んでいます。


※写真:ガラス越しにオムレツライスを炒めるコックさんの姿を見ることができるお店。ライスを炒めるジュージューという音や、玉ねぎやデミグラスソースの香ばしい香りが廊下にも広がります。通るだけでも楽しめるお店ですね。


※写真:「世界一の朝食」として話題のBills。リコッタパンケーキを食べると、ふわふわ、もちもち。小麦とバターの香りが口いっぱいに広がります。


※写真:chanomaのチキンオーバーライス。ここは、ふかふかのベッドの上でご飯をいただけます。


このほかにも、日本で初めて作られたアイスの味を再現した「馬車道アイス」を出すお店も

赤レンガ倉庫を出てみると、外にはイベントスペースも。


※写真:2022年は、多彩な鍋がいただける「鍋小屋」が開かれているらしい。



12月に開催されるクリスマスマーケットなども有名です。

その後、歩いて山下公園へ。

山下公園では、海を見ながら、くつろぐことができます。


赤レンガ倉庫や中華街で買ったものを飲み食いする人も多くいるようです。

ボクは「赤レンガ倉庫ビール」をいただきます!
ゆったりと潮風を浴びながら飲むビールは格別ですね。

カップヌードルのような形になっているミュージアムの外観。
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③選択肢は100通り以上!手作りできる「カップヌードルミュージアム」
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次に歩いて向かったのが、カップヌードルミュージアムです!

ここでは、チキンラーメンを一から作ったり、マイカップヌードルを作ったり、様々な体験ができるんだとか。


※写真:フードコートにはフォー、ミーゴレン、ラグマンなど世界各国の麺料理がいただけます。


※写真:フードコートにはカップヌードル味のアイスクリームも。


さっそく、カップヌードルを手作りできるコーナーへ。

まずはカップヌードルのカップを購入。


着席し、マイカップヌードルのオーダーを考えます。


スープをオーソドックスなもの、シーフード、カレーなどから選択。

具材はなぞ肉、白のなぞ肉、エビ、キムチなどから選んでいきます。
全てで100通り以上のパターンがあるんだとか。

オーダーを決めたら、麺をカップに入れる作業。
ハンドルを回すと、徐々に麺が収まりました。

その後、考えたオーダーをスタッフの方に伝えて、カップヌードルの中に入れてもらいます。


※写真:具材を取ってくれる姿が、サブウェイのようで新鮮です。

カップにフィルムをつけ、熱を加えてもらいラッピング。


これで、マイカップヌードルの完成です!

家で食べるのが楽しみですね。


有名な桜木町の観覧車。
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④テレビでも話題!あの動物もさわれる「アニタッチ」
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最後に行ったのが、様々な動物が集う屋内施設「アニタッチ」です。
王様のブランチなどでも紹介され、最近話題なんだとか。

ここでは、珍しい動物にもさわることができます。


※イメージ:なんと!カピパラさんにも触れます。ここにはカピパラさんが数匹いますが、おばあちゃん~赤ちゃんと、ファミリーなんだとか。年齢によって毛並みの感触が違うので、さわり比べるのも面白いです。


定番のウサギやひよこもさわれます。ウサギの毛並みがほわほわ、ひよこも、手に乗せてエサをあげると、弱い力でつついてきて、気持ちいいです。


※中にはワオキツネザルも。運がいいとジャンプして肩に乗ってくれます。目の前で少女が肩に乗られ、号泣していました。


アニタッチを出ると、すっかり夜。

最近できたロープウェイ「エアキャビン」に乗車し、電車の駅へ向かいます。
エアキャビンは、建物や街灯の上を進んでいくため、光の海を泳いでいるような感覚です。


乗り心地も、ゆりかごみたいな揺れが気持ちいいです。

乗っていると、今日巡ったシーバス、赤レンガ倉庫、山下公園などのことが思い出されます。
開港地の海、そしておしゃれな街、そんな横浜を満喫した旅でした。

皆さんも、そんな横浜に足を運んでみてはいかがでしょうか?


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施設概要
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▼シーバスHP
https://yokohama-cruising.jp/about/seabass/index.html

▼横浜赤レンガ倉庫HP
https://www.yokohama-akarenga.jp/about/

▼カップヌードルミュージアム
https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/

▼アニタッチ
https://anitouch.jp/

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▼今回案内してくれた姉が立ち上げた同行援護事業所enkoのHPです(まだまだ魅力的なスポットもあるらしい・・・)
https://enko-gh.co.jp/

男性/30代 視覚障害

東京都青梅市出身、練馬区在住の榎戸 篤(えのきど あつし)です。
テレビ番組の制作会社で働きながら、ライターをしています。

【障がい】
・視力は左0.04、右0。
・3歳の時、保育園で転んでケガをし、弱視に。
・現在は、白杖・単眼鏡を持ったり持たなかったりしながら、ふらふらしています。

【好きなモノ】
つけ麺/お酒/建築/読書/フロアバレー/ニュース

【執筆媒体】
・障がい者ライフスタイルメディア「Media116」
http://www.media116.jp/

・働く×障がいがテーマのコラムサイト「パラちゃんねるカフェ」
https://www.parachannel.jp/column/author/163/
など。

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uj092021@yahoo.co.jp

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旅行エリア
関東, 神奈川県, 横浜市
旅行期間
対象読者
視覚障害 肢体不自由 歩行補助具 発達障害 知的障害 精神障害 高齢者 マタニティ 補助犬ユーザ その他
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