今回ご紹介するのは、高知県にある観光スポットで有名な「海洋堂ホビー館四万十」。
高知県の四万十町のかなり山奥にあるスポットで、廃校になった小学校の体育館を改築して作られていました。
このような場所は、車椅子で行くのは厳しいことが多いのですが、この海洋堂はどのスポットも共通して、車椅子でも行きやすいように整備されています。
本当に素敵です。
入口の前にはスロープがありました。
館内に入ると、大きな船と北斗の拳のケンシロウなどがありました。
私は北斗の拳世代なのにほとんど見たことがないのですが、展示しているものがダイナミックなだけにキャラクターを知らなくても、この場所にいるだけでなぜかワクワクしてきます。
世界的なフィギュアメーカーと知られている海洋堂なので、いろいろな展示がズラリと並んでいます。
映画で話題になったシン・ゴジラもありました。
奥の方に進んでいくと、乗り物系の懐かしいプラモデルがありました。
私的にはアニメより車などの乗り物系の方がものすごく興味があります。
しかも私にとって懐かしい黄色のカウンタックがありました。
亡くなった父が車好きで、このようなスーパーカーやデコトラなどをたくさん飾っていました。
私にとっても、スーパーカーは憧れの存在で、いつかカウンタックに乗ってみたいと思っていました。
とは言え、まだ念願が叶っていません。
そして下段には、宇宙戦艦ヤマトや帆船などがありました。
これも子供の頃、よく作ったプラモデルです。
そして15年くらい前に話題になったチョコエッグもこの海洋堂が手がけていました。
私はチョコエッグを購入したことはありませんが、先輩社員がチョコエッグ大好きで毎回大人買いをしていました。
その先輩は、フィギュアだけが欲しいので、残りのお菓子は全て私がもらっていました。
でもこのようなフィギュアを見てしまうと、何としてでも目当てのフィギュアが欲しいと思うので、今となると大人買いをする気持ちが分かります。
あとはリアルすぎる蠍などが販売していました。
さすがに虫嫌いの私では購入できないです。
フィギュアに力を入れている会社なので、ガチャガチャの種類がいろいろとありました。
高知だけでなく九州や東京の上野シリーズなどもありましたね。
ガチャガチャと言えば、入館した時に1回だけガチャガチャを入館記念でさせていただきました。
一体何が出てくるのかが全くわからないまま、面白いものが出て来ればという思いでガチャガチャを回しました。
出てきたのが、「松本幸四郎襲名記念フィギュア」
これって一体何?
中に入っていたのは、歌舞伎のどん帳を動かす人のフィギュアです。
かなり地味でした。
ちょっと笑ってしまいました。
そして、ここは廃校の体育館なのに、エレベーターが取り付けられてありました。
こういった場所の場合、ほとんどの観光スポットは、2階へは車椅子では行けませんということになることが多いです。
ところが海洋堂さんは、2階にも車椅子で行けるように設計してくれていました。
海洋堂スペースファクトリーも同様ですが、車椅子に優しい観光スポットになっています。
本当にありがたいものです。
この時はウルトラマンシリーズの展示が限定展示されていました。
あの懐かしいウルトラセブンの変身アイテム「ウルトラアイ」は私も持っていました。
子供の頃は、「アイテムをつけたら変身するはずなのになぜ変わらないの?」と思ったものです。
私が生まれたのは1972年ですから、ウルトラマンシリーズはスタートしていました。
そして現在に至るまでいろいろなウルトラマンが誕生していることがよく分かりました。
親から子供まで楽しめることができるのがうれしいですよね。
ここは以前ご紹介した海洋堂ファクトリーと同様に、ジオラマ作りを楽しむことができます。
もしお時間があるのであれば、ぜひ作ってみることをオススメします。
1時間程度ですが、たった1つのジオラマを作ると本当に気持ちがいいものです。
多目的トイレは、館外の駐車場脇にあるようでした。
ちょうどこの日は雨が降っていたので、利用しませんでした。
障害者用駐車スペースもありますし、館内の段差のあるところはスロープを設置して設置されていたり、古い建物であるにも関わらず、工夫されていらっしゃいました。
本当にありがたいです。
またこういった施設は撮影禁止な場所が多いですが、この海洋堂はどんどん撮影してくださいというスタンスであることにも驚きました。
どんどん多くの人に拡散していただく方が、いろいろと話題になるのかもしれません。
誰もが楽しめる施設なので、高知にいらした際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
★「海洋堂ホビー館四万十」ホームページ
住所:高知県高岡郡四万十町打井川1458-1
電話:0880-29-3355
HP:
https://ksmv.jp/hobbykan/
コメント 0