東京駅の正面

     


今回は、東京に1泊2日で遊びに行った際のお話をしたいと思います。
1日目は、東京駅・皇居周辺・池袋へ
2日目は、東京スカイツリーへ

全ての内容をまとめると、内容が長くなってしまいますので2パートに分けてお話したいと思います。
パート1では、初日の様子をご紹介します。


新大阪駅から新幹線に乗って、東京駅へと向かいました。

僕は弱視のため、交通機関を利用する際には駅員さんに誘導をお願いしています。
この日もいつものごとく、改札口の駅員さんに誘導をお願いして、新幹線に乗車。
実は新幹線に乗るのは3回目。
24歳にして、初めての一人旅ということで
この後、どんな楽しいことが起こるのか、想像しただけでワクワクしてきました。

駅員さんに誘導していただいた座席は、通路側で、トイレや乗り降りの移動がしやすいいいポジション。
駅員さんが立ち去ったタイミングで、白杖をたたむ僕に、隣に座っていた女性から
「困ったことがあれば、いつでも声をかけてくださいね」と言っていただきました。

また車内では、定期的に駅員さんが声をかけてくださったので、不自由なく過ごすことができました。

東京駅に到着してからは、駅員さんに改札口まで誘導してもらいました。
ホーム内を観察しながら歩いていると、僕のほかにも白杖を持った男性と、車いすの男性がホーム内を利用していました。
駅員さんに聞いてみると
「毎日多くの人が利用する駅なので、白杖や車いすを使ったお客さんは多いですよ」と
教えてくれました。

改札口からは、親戚の叔父さんが観光案内してくれることになっていたので、駅員さんからバトンタッチ。

まずは、駅内でご飯を食べ、駅の中を歩いてみることにしました。
駅の中はかなり広く、さまざまなお店が並んでいました。
飲食店は、日本各地のご当地料理が並び、キャラクターグッズの専門店も、数多く並んでいました。
駅内は点字ブロックや、音声案内でトイレや点字案内板を知らせてくれていました。
さらに通路が広く、フラットな道が多いので、車椅子の方や年配の方でも、歩きやすい作りだと感じました。
ただし、とにかく広い駅なので、自分がどこを歩いているのかがわからなくなりそうです。

東京駅をひきで撮った写真
東京駅を出てからは、皇居周辺を散歩してみることにしました。
東京駅から皇居方面へは、広い道路が走っており、歩道も十分な広さが用意されていました。
東京駅と言うと、都会のど真ん中。
周辺一帯、高いビルが立ち並んでいましたが、皇居に近づくにつれ、建物が減り、次第に景色がひらけてきました。
皇居周辺は、多くの緑が広がっており、都会とは一部空間が切り替わったように静かでした。
敷地内は、歩道の段差が少なく、車いすやベビーカーなどでも動きやすそうな道が広がっており、どんな人でも、移動しやすいのではないかなと思います。
今回訪れたタイミングでは、人が少なかったですが、お正月になり、普段公開されていない敷地が開放されると、かなりの大人数でにぎわうそうなので、その様子もいずれ体感してみたいと思います。

その後、桜田門をくぐって、堀端を歩き、電車に乗って池袋に向かいました。

皇居を撮影した写真
なぜ池袋に向かったかというと、盲学校時代の後輩に会うため。

実は、昔からお寺や神社に行くのが好きなので、今回待ち合わせ場所として護国寺を選びました。
せっかくなので、時間になるまで参拝して待つことにしました。
都会にあるお寺なので、どんな場所か全く見当がつきませんでしたが、先程の皇居同様、静かな空間が広がっていました。
門から仏閣までの参道は、階段が続いているので、上り下りが大変かもしれません。
ですが、登り切った場所では、心地よい風が感じられ、疲れが吹き飛ぶ気分でした。
白杖をお持ちの方は、白杖をうまく駆使するか、介助をお願いしてでも登ってみてほしいと思います。

後輩と無事合流した後は、近くのカフェで積もる話を楽しみました。
このカフェでも、店員さんが、口頭で商品の説明をしてくれ、座席までの案内をしてくれました。
お店を出るまで、丁寧に対応をしてくれて、とても助かりました。
ですが、残念ながらお店の名前を確認するのを忘れてしまいました。
(近くに集英社があるカフェでした)

池袋を出てからは、東京駅に戻る予定でしたが、
ここで、東京の帰宅ラッシュに巻き込まれてしまいました。
とはいっても、まだまだピークとは言えない人数だったそうですが、それでも多くの人の流れに巻き込まれ、自分の向いている方向が分からなくなってしまいそうな程でした。

こんな状態だと、白杖を振ることすら困難でした。
一体、東京に住む視覚障がい者の方々は、どのようにあのラッシュの中、移動しているのだろうと、不思議でした。

護国寺の門前での写真


4年ぶりに後輩と会ってきました
一通り観光を終え、タクシーに乗って宿泊する「ネストホテル東京半蔵門」へ向かいました。

東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅から徒歩3分以内の場所にあるホテルです。
周囲には高いビルの立ち並ぶ都会の中にあるにも関わらず、ホテル付近は驚くほど静かでした。
ホテルのロビーは「黒」を基調とした内装と、落ち着いた音楽が流れる「大人なBAR」を連想させるようなおしゃれな作りになっていました。

東京へ訪れる前、念の為ホテルの方に「視覚障がいがあります」と電話をしておきました。
受付スタッフの方々に、あらかじめ連絡したことが伝わっていたので、チェックインの手続き後、部屋までの誘導をしてもらいました。
部屋に向かう際に聞いた話ですが、僕からの電話のあと、ホテル側が気を利かせて、エレベーターから一番近い部屋に急遽変更してくださったそうです。
そのおかげで、予約していた部屋よりも、大きいベッドが用意された部屋に泊まることができました。
この対応力に感激!
部屋に入るとスタッフの方が部屋内の設備について、丁寧に教えてくださいました。
一通りの説明の後、スタッフの方から
「コンビニなどでの用事はないですか?」と声をかけていただき、
さらに、近くのコンビニでの買い物の介助をしてくださいました。

念のため書いておきますが、ホテルに入ってからコンビニに行くまで、僕から「〇〇してください」とは、1回も言っていません。
つまり
チェックインのサポートも
部屋の案内・設備の説明も
コンビニまでの介助も
全て、ホテルのスタッフの方から進んでの行動でした。
正直、これまでいろいろなホテルを利用してきた僕ですが、ここまでの対応をしてくださったホテルは無かったです。
うれしかったので、普段飲まないお酒を飲みながら、東京での夜を堪能しました。


ネストホテル東京半蔵門の部屋の様子 大きなダブルベッドとテーブル、テレビ、ソファ輪が写っています
今回は東京旅行1日目について書いていきました。
次回は、2日目の様子について紹介していきますので、楽しみにしていてください!!


護国寺
http://www.gokokuji.or.jp/

ネストホテル東京半蔵門
https://cutt.ly/jO4TlY3



男性/20代 視覚障害

皆さん初めまして!
愛媛生まれで大阪で過ごすカメちゃんです!

14歳の時に、網膜色素変性症と診断され生活は一般、と思いきや

それまでの内向的な自分を変え

今では
・興味を持ったら即チャレンジ
をモットーにさまざまなことに挑戦中!


でも僕が明るく変われたのは周囲の人々のおかげです。
恩送りをするべく自分の言葉や文字で、1人でも多くの人に「生まれてきてよかった」と思って欲しい!

旅行エリア
関東, 東京都, 千代田区
旅行期間
対象読者
視覚障害 車いす 精神障害 高齢者 乳幼児連れ
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます

関連タグ
弱視東京東京駅皇居池袋半蔵門