木造の民家の日の当たる軒下に、たくさんの干し柿がつるされている

     


12月のよく晴れた日、友人を誘って妻籠宿(つまごじゅく)までドライブをしました。
冬の厳しい寒さは、自律神経失調症と線維筋痛症のある私にはとてもつらく、体温を保つので精一杯。でも、ずっと縮こまっていては、うつ病まで悪化してしまいそうです。
思い切って出かけた妻籠宿は魅力いっぱいで、何を見ても興味をひかれます。一通り街道を歩いた私たちは、次におみやげを探すことにしました。
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青空の下の妻籠宿
私「何百年も、多くの人がこの中山道を歩き続けているんだね。」
友人「そう考えると驚きだね。身近な道路も次々に作られているように見えるけど、変わらないものもあるんだね。」
私「それを楽しめるのも、妻籠宿の保存に早くから取り組んできた人たちのおかげだね。」
友人「ところで、何を買うの?」
私「干し芋が気になってて。」
友人「干し芋って、さつまいも?」

「おみやげ処岩井屋」の入口横の棚に、飾り物が並べられている
「おみやげ処 岩井屋」ののれんがかかった、招き猫やだるまのかわいらしい飾りが目を引くお店に、自家製の干し芋が並べられていました。糖分の白い粉がたっぷりと表面についている芋が、袋いっぱいに入って800円。

ビニール袋いっぱいに入った干し芋
友人「これは立派だ。」
私「よし、これにする。家族と一緒に食べるよ。」
私は、ずっしりと重い干し芋を購入しました。

店先にある「百草丸」という薬


色々なサイズの「百草丸」
こちらのお店には、「御岳百草丸」という胃腸薬が並んでいます。
友人「なかなかインパクトのある薬だね。」
私「うん、効果がありそうに見える。」

「自動でんわ」と窓に書かれた白い電話ボックス
「工芸品も見たいね」と言いながら歩いていると、友人が急に立ち止まって振り返りました。
私「何かあった?」
友人「『自動でんわ』ボックスがある。」
私「自動って、何が自動なんだろう?」

電話ボックスの中、電話は撤去されている様子
友人「たぶん、電話交換手を介さなくてもかけられる電話という意味じゃないかな。」
私「なるほど。交換手がいないことが新しいと感じられていた時代のものか。」
電話ボックスの中をのぞいてみましたが、自動電話機はすでに撤去されていました。
私「自動電話もなくなって、携帯電話も少なくなって、今はスマートフォンの時代だもんなあ。」
友人「あと何十年か経ったら、スマートフォンも使われなくなっているのかもしれないね。」

雑貨が並んでいるお店
「永徳屋」という店にあった漆器が目にとまったので入ってみました。すぐに上品な女性が出てこられ、接客してくださいました。
店員「赤い漆器は、下地に黒を塗ります。反対に黒い漆器は下地に赤。そうすることで、こんな風に深みが出るんですね。使い続けるとまた、味わいが出てきます。」
私「なんとも言えない、重厚な感じですね。」
店員「今は、漆は国産のものはほとんどなくて、中国から買うんですが、桶に入って送られてくるんですね。これは、その桶を漆塗りにしたもの。」
友人「職人技ですね。」
店員「そうですね。こちらは職人さんが、ろくろを使わずに手で彫ったお椀です。だからまん丸じゃないでしょう。」
友人「これはいいですね。一つ一つ形が微妙に違うし、重さも違いますね。」
店員「お好みのものをお選びくださいね。」
私「どれがいいかな。うーん、これかな。しっくりくる感じ。」
店員「消費税はおまけしておきますね。」
私「いいんですか?ありがとうございます。」
私たちは、赤と黒のお椀を一つずつ買いました。

赤と黒の大きな漆塗りのお椀
こちらがそのお椀です。購入後、私はほぼ毎日愛用しています。

「好日珈琲」の小さな看板のあるお店の入口
「永徳屋」のすぐ近くに「好日珈琲」と看板が出ているのを見つけた私たちは、休憩することにしました。

好日珈琲の店内


丸いストーブの上にやかんがかけられている


木のいすに緑の丸いクッションが乗せられている
モダンなお店です。丸太のようなイスに緑のクッションが乗せられているのが、小さな木のようでかわいいと思いました。座り心地も良かったです。

木目のコンセントとUSB
店内でスマートフォンなどの充電もできます。

木のお盆に乗ったコーヒーとソフトクリーム
ラムレーズンのソフトクリームとコーヒーをいただきながら、一息つきました。
「妻籠宿、最高だったね。」
「今度は宿泊もしたいよね。」
「うん。コロナ禍が早く収束したらいいね。また来よう。」
妻籠宿に大満足した私たち。日が傾いて寒くなる前に、木曽路を引き返すことにしました。
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長野県製薬「製品案内と配合生薬の説明」:https://www.hyakuso.co.jp/products.html
妻籠宿公式ウェブサイト:https://tsumago.jp/
木曽広域公式観光サイト 木曽路.com「妻籠宿」:http://www.kisoji.com/kisoji/feature/tsumago.html

女性/30代 発達障害, 精神障害

九州地方在住。ボランティアから始めた地震被災者支援の仕事が終わり、現在将来を模索中。
発達障害、線維筋痛症、強迫神経症などあり。理解ある周囲のサポートを受けながら生活しています。
長く拒食症でしたが、今はおいしく食べています。旅先での食事もご紹介したいです。
・すきなもの:草、花、猫、スピッツを歌いながらドライブ
・すきな場所:お寺、水源、薄暗いところ
同じところにいても見ているものが違うとよく言われます。ちょっと違った視点での楽しみ方をお届けできたらうれしいです。

・発達障害者主体のNPO法人で活動しています。
HP:https://unevennpo.wixsite.com/decoboco

旅行エリア
中部, 長野県, 南木曽町
旅行期間
対象読者
発達障害 知的障害 精神障害 高齢者 その他
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関連タグ
発達障害ADHD自閉症LD線維筋痛症ドライブ南木曽町宿場町妻籠宿