今回も快晴!ブータン旅もいよいよ最終回!いよいよタクツァン僧院へ。
登山口では登山用の杖が売られている。写真の左右にある細長い廊下みたいな東屋スペースではお土産屋さんが物を売っている。現在は朝の8時ごろなのでガラーンとしている。下山しているころにはたくさんのお土産が売られているので、タクツァン僧院へ行く時はお土産を買うお金も用意しておくと良い。
登山口の近くにたくさんの馬がいた。希望する人は途中まで乗馬で行けるようだ。ちなみにここからでも小さくタクツァン僧院が見える。
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ここからタクツァン僧院までの道のりの様子の写真を何枚か載せていく。読者の方で今後ブータン旅での参考になれば幸いである。
木漏れ日の登山道。
ずーっと行くと奥にお堂が見える。お堂の中には水車で回る巨大なマニ車があった。
だんだん道の傾斜が急になってくる。
どんどん登る。右手には白のルンタが風になびいている。
視界が開けた。右の山の真ん中にあるタクツァン僧院がまだ小さく見える。
登る道の途中にあるカラフルなルンタが見事で目を奪われる。
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1時間登ってここまで来た。正面の山にある小さなタクツァン僧院と小さなマニ車が並んでいるところをバックに記念撮影。少しだけここで一息つく。
タクツァン僧院に行くための私の服装はこんな感じ。登山用の吸湿速乾性の化学繊維のインナーの半袖とパンツ、腰に巻いているのはレインウェア。靴は登山用のスニーカー。
少し肌寒いかなと思ったのと、寺院にはいるのにあまり肌が露出しないように綿素材であるがYシャツを重ね着。リュックの中には帽子やレインウェアのパンツがある。天気が良いため腰のレインウェアも中にしまった。
水を入れた水筒もあるが、タクツァン僧院に行く時は空の水筒なども用意していくとオススメ。理由は後述する。
ペットボトルでできた近代的マニ車。ブータンのあちこちで見ることができる。
休んでいるところに乗馬できた人たちがやってきた。こうしてみるとなんだかパレードみたいな構図。
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川が流れた跡のような足場の悪い道。
ここも川の跡のような道。足をひねらないように気をつけて端っこを歩いていく。
同じくタクツァン僧院を目指すご婦人。そして犬。野良犬だろうか。なんかほのぼのする。あとで調べるとタクツァン僧院の道でこういうお犬さんはよくいるみたい。
細い山道。
結構急な坂道である。
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ブータンのホーリーウォーターが汲めるところ。
空いている水筒や容器があればこうして入れられる。疲れた体に染み渡る。
飲めない湧き水もあるので注意。
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どんどん歩いていくと左手にごみ捨て場のようなところがある。道を整備している人が使っているのだろうか。基本的には自分のゴミは宿まで持ち帰るのが当たり前なのでご注意願いたい。
このダルシンがあるところまで来たらもうすぐ!ダルシンの下には人だかりができている。
それもそのはず。ここはタクツァン僧院のベスト撮影スポット。断崖絶壁のタクツァン僧院は到着してしまうと全貌を撮影できないからである。
うわー!ついにやってきた!最高!
その昔、ブータンに仏教を伝えたグル・リンポチェが雌トラの背に乗って寺院があるところに舞い降りた。そして17世紀おわり頃にその聖地に僧院が建立された。
食われかけくんと一緒に撮影しているとご婦人から「これ、かわいい!」と声をかけられる。ありがとう!
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撮影スポットでのひとときを終えると階段を下っていく。手すりはダルシンあたりからタクツァン僧院まで設置されている。
下りた先にはこのようなフォトジェニックなところがある。(フォトジェニックとは「写真映りのいい」と言う意味で使われているそう。著者が最近覚えた言葉。)
階段は渓谷の下まで続いている。「下っているということはまた登っていかなければならないのか」とゲンナリしながら進む。ダルシンのある辺りから道はしっかりしている。
黙々と歩いていく我ら観光客。
渓谷の間を滝が流れている。
橋を渡って渓谷の向こう側に渡る。(写真は橋を渡った側から撮影)
橋のところ。水しぶきはそれほど強くないけど補聴器をつけている方や機械類は水かかりにご注意。ここの場所はルンタがたくさんあってとてもフォトジェニックなところ。滝のおかげで空気が爽やか。
さて頑張って長い長い登り階段を行くか。
登って行く途中で来た道を振り返る。本当にここまで来るのはとても大変だ。
1段1段頑張ってようやく…ようやく!近づいてきた!
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到着ー!!現在10時あたり、2時間ぐらいかかった。タクツァン僧院はカメラやスマホ、リュックなど持ち込み禁止なのでまずロッカーに荷物を預けなければ。
ここがロッカーの場所。今回のブータン旅でロッカーのある寺院はここだけ。
タクツァン僧院の入り口には警察官(画面中央にいる。上下が紺色の服装で黒ブーツの人)がいて、入る前にボディチェックされる。食われかけくんをワイシャツの胸ポケットにいれたままだったので警察官がそれを手に取り「なんだこれは?」としげしげと見る。
私は「それは私の友達なんだ」と説明する。次の瞬間、警察官はおもむろに食われかけくんを空中に放り投げた!
…と思ったらそれは投げたふりだった。イタズラっぽく笑って食われかけくんは返却されて入場チェックが終わった。「あーびっくりしたー!」(それからしばらく経っても未だに「なんてイタズラ心のある警官だ」とクスッと笑えるちょっとした思い出)
僧院の中は薄暗かった。人は多いが混雑している感じではなかった。カメラなどはないので自分の五感を使って記憶に残そうと寺院内を回った。それほど大きな寺院ではないので長居はしなかった。
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帰りはあっという間。道の途中にある休憩所でお茶を飲んで一休み。タクツァン僧院にも無事に行けてブータン観光で一区切りついた気分だ。12時頃には下山し終わった。
車でパロの街に戻る途中でインド人のバックパッカーに出会った。ガイドさんが話を聞いて、私に「彼が私たちの車に乗せてもらえないかと聞いています。構わないですか?」と尋ねた。もちろん全然構わないとOKする。インド人バックパッカーは少しだけ車に乗り、希望の場所で降りた。「サンキュー」とお礼を良い颯爽とブータンの道を歩いて行った。
インド人だとブータンでバックパッカー旅できるんだなーと少し羨ましく思った。
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パロの街!ブータン出国は明日。できる限りまだまだブータンを楽しむぞ!
まずはお土産やさんをぶらぶらしますかー!
お土産さんを回った後は街角の喫茶店で一休み。さーてここからは似顔絵描き活動するぞ!何人描けるかな?
まずは喫茶店にいたブータンボーイズ。
少しシャイなブータンボーイ。
父と息子。お父さんがご飯を食べさせている微笑ましい光景を見ることができました。
喫茶店で似顔絵を描かせてくれた人たちありがとう!
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喫茶店を意気揚々と出て商店街に繰り出す。「ガイドさん!まだまだ似顔絵描きたいんだ」
お店の人たちに似顔絵を描く交渉する時はほぼガイドさんに頼りきりである。
服や雑貨を売っているショップに飛び込み。描かせていただいた夫婦。
突然お邪魔したにも関わらずきゅうりとお茶をご馳走になった。ありがとうございました。
店内のテレビは何やら歌コンテストみたいな番組が流れていてガイドさんはそれを見ていた。ドライバーさんと店主の奥さんが私が描いた似顔絵を見ながら談笑していた。
何気ない日常の感じがいいなと思ってきゅうりをシャクシャク食べながら撮影した風景。
またまた違うお店に行って描いた店番しているお母さんと小さいお子さん。
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日も落ちてきたのでホテルに戻る。しかし体力の限り似顔絵を描く。次はホテルにいる人たちだ。ホテルのレストランで夕食をとった後、レストランにいる人たちに話しかけてみる。
「あなたと一緒の似顔絵にしてほしい」と希望をだした男性。私はモテモテで何より。
クールなタイプのブータン美人さん。そして少し緊張している私。
お気に入りのワインと一緒に、と希望で似顔絵を描いた人。
ここで似顔絵を描いている時はスマホでまず顔を撮影してレストランのテーブルで描いていたが、レストランも閉店の時間になっていた。まだ描いていない人が1人いるけど自分の部屋で描いて明日の朝に渡そう。
そうしてブータン旅での最後の夜は似顔絵描いて、心地よい疲労感でぐっすり眠った。
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いよいよブータン旅最終日がきた。まずは昨日の夜似顔絵を描いた人に絵を渡しに行こう。
日本の芸能人に似てるとの声が多い、日本語が話せるガイドさん。彼からはちょっとしたプレゼントをいただき嬉しかったので大きめの紙に水彩で似顔絵を描いた。しばらく私の描いた絵を見てニコニコしていた。とても喜んでくれて何より。
朝食すませて、ゆっくりは…しないで昨日と同じように最後の似顔絵描きの交渉をする。
最終日第1弾はこちら。似顔絵の印象とは違って大人しい性格の人。
最後はこちらの2人。簡単な英語だけど楽しくワイワイ話した。右のコックさんから「あなたは面白い人」と言われる。左の人は他の人の似顔絵を見て「いいなー」という顔していたので私が「描く?」と聞くと嬉しそうな笑顔が印象的だった。
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いよいよパロ空港へ向かう時間。ガイドさんとドライバーさんとのお別れの時間だ。完璧で最高に楽しかったブータン旅。このお二人のおかげだ。誠に感謝申し上げる。ありがとう!
こちらはガイドさんにプレゼントしたガイドさんとそのご家族の水彩似顔絵。3人のお子さんに囲まれて幸せそうである。
こちらはドライバーさんと今回の旅の車の似顔絵。
こちらはドライバーさんのお願いで描いた彼のお姉さんの似顔絵。
実はドライバーさんもかなり絵を描くのが上手くて今回の旅中の合間に私の似顔絵を描いてくれたのである!すごい!とても嬉しい!
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パロの空港内の様子。写真の左手に小さなお土産のお店がある。写真には見えないところにカフェスペースもある。
こちらが空港内のお土産屋さん。
飛行機搭乗の時間がくると飛行機まで歩いていく。飛行機に乗る前に多くの人が飛行機を撮影したり、飛行機との自撮りしたりする。
ありがとう!ブータン!また来たぁーーい!
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