前回に引き続き、話題の「西武園ゆうえんち」をご紹介致します。
特にこの西武園ゆうえんちが人気になっている理由は、映画「ALWAYS三丁目の夕日」のような昭和の時代にタイムスリップできるところです。
誰もが懐かしさを楽しむのは好きですよね。
その部分を見事に演出した観光スポットになっています。
入場ゲートを通過すると、すぐに「夕日の丘商店街」のアーケードが出てきます。
ここからが別世界が始まります。
アーケードに入ると、理髪店や魚屋さんなどが出てきます。
ちなみにお店はあっても、店内を利用できるところとそうでないところがあります。
この理髪店はセットだけになっています。
それでもセットの演出が懐かしさを感じます。
魚屋さんは、魚の販売はしていませんが、イカ焼きを60園で売っていました。
西武園通貨の単位が園という単位になっていて、おおよそ100円が10園のようなイメージです。
「60園だったらすごく安いなあ」と思っていると、お金感覚がおかしくなります。
ドンドンお金を使ってしまうので気をつけて下さいね。
左側の八百屋さんは、野菜や果物は販売しておりませんが、叩き売りのパフォーマンスショーが机の上でやっているみたいです。
さらに進むと肉屋さんがありました。
ここでは鶏肉や豚肉と書かれていましたが、ハムカツやメンチカツのような揚げ物を販売しておりました。
昭和時代を演出するために懐かしい看板も設置されておりました。
コカコーラ、スプライトの看板です。
昔は駄菓子屋さんによくこのような看板がつけられていました。
そして平日なのに並んでいたのが、テレビ東京「ガイアの夜明け」でも紹介されていた喫茶店です。
この日は暑かったので、クリームソーダを飲みたいと思っていましたが、並ぶのは面倒臭いと感じて断念しました。
その代わりに、お土産コーナーで「西武園ゆうえんち限定のメロンクリームソーダわらび餅」を購入して自宅で食べました。
炭酸を感じるような白い粉をかけて食べましたが、クリームソーダを飲んでいる感じはしないものの、意外と面白い新感覚の食べ物でした。
また現在でもたまに見かけるような個人経営の電気店もありました。
最近は家電量販店が多くなったので、めっきり店舗数が少なくなってきたように思います。
今ではもう見かけることのない電化製品がガラス越しに見えて、当時の販売価格とともに商品が置いてありました。
今では気軽に買える電化製品も、ひと昔は本当に値段が高かったと思います。
白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機など三種の神器と呼ばれたものは意外と高かったことが分かります。
そして「西岡遊技場」というコーナーがあり、温泉地などにあるスマートボールがありました。
こういった場所で、先ほどご紹介した西武園通貨を使って遊びましたが、下手くそな私は景品をもらうことができませんでした。
上手な人であれば、景品を目指してぜひチャレンジしてみて下さい。
その先に行くと、金物店にいる人が突然鍋を使ってドラムのように演奏し出しました。
急に観光客が多くなって、私もその光景をじーっと見ていました。
音を記事にてお伝えすることはできませんが、素敵なパフォーマンスショーでした。
エンターテイメントショーなどのイベントを楽しみたいのであれば、ホームページで開催時間を確認してから行かれるといいでしょう。
私が行った時間では、残念ながら大きなショーを観ることはできませんでした。
奥の方に進むと、懐かしい当時のテレビ放送が流れていて、現在の明仁上皇と上皇后美智子様の結婚式の様子が放送されていました。
ここまでが夕日の丘商店街でした。
ここから先は、勾配のある坂道が続きます。
西武園ゆうえんちのある場所が、丘になっていることもあり、どうしても坂道が多くなっています。
最初の上り坂はさほど長い距離ではなかったので、母が車椅子を押して急勾配の坂を上ることができました。
しかしその先は、急勾配の距離が長い下り坂が待っていましたのでここで諦めました。
その先というのは、バイキングやメリーゴーランドのような遊具のあるゾーン「レッツゴー!レオランド」です。
しかし、遊具などはホームページに「車椅子OK」と記載されておりますが、備考欄に「車いすご利用の方は、乗り換えと付添の方の同乗及び介助が必要です」という注意書きが掲載されています。
そのため車椅子利用者が1人で行く場合や車椅子からの乗り換えが難しかったりする場合は、乗ることができない状態でした。
私自身は、立位や歩行ができないので、ほとんどのアトラクションが難しかったです。
新しく誕生した「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」においても、頂上まで係員の方が必死に車椅子の私を押してくれましたが、残念ながら乗り換えが必要と分かって断念せざるを得ませんでした。
あと車椅子でも利用できるトイレですが、前回お伝えした西武園ゆうえんち駅と遊園地内の夕日の丘商店街の奥にありました。
こちらは夕日の丘商店街の奥にあるトイレです。
今回、西武園ゆうえんちを利用しましたが、全体の半分は従来のアトラクションになっているので利用できませんでしたが、お目当ての「夕日の丘商店街」は段差も勾配もなくフラットになっていますのである程度楽しめました。
半分のエリアは利用できないかもしれませんが、昭和の商店街の様子を楽しんだりすることに徹すれば面白い観光スポットではないかと思い、ご紹介致しました。
従業員の方々もものすごく優しく声がけしてくださるので、本当にありがたかったです。
ぜひ一度話題の西武園ゆうえんちに行ってみてはいかがでしょうか?
きっと昔過ごした家族との思い出が浮かんでくることでしょう。
★西武園ゆうえんち
住所:埼玉県所沢市山口2964
電話:04-2929-5354
HP:
https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/index.html
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