最近は、コロナ禍で観光スポットの誕生や賑わいがあまり見られない中で、かなり話題のスポットが誕生したのをご存知ですか?
しかも2つの観光スポットが話題になっているんです。
その場所は埼玉県所沢市。
私が診察を受けた病院が所沢市にあり、そのついでにふらっと立ち寄ってみました。
まず1つ目が「ところざわサクラタウン」
マスコミでもかなり話題になって、テレビ番組などでも取り上げられている観光スポットです。
埼玉県所沢市が取り組んでいる「COOL JAPAN FOREST 構想」というものがあり、誰もが「住んでみたい」「訪れてみたい」地域づくりを進めている構想です。
そこで所沢市と株式会社KADOKAWAが共同プロジェクトとして取り組んでいます。
場所は、所沢市の中心部からちょっと外れますが、JR東所沢駅の近くにありました。
ただ実際に車で向かおうとすると、国道には大きい看板はあるものの、そこから先に看板がなく道に迷いました。
目印は、東所沢に流れている川があって、その川沿いにありました。
川を気にしていただければ見つけやすいでしょう。
かなり大きい複合型商業施設です。
駐車場には障害者用駐車スペースが5台くらいありました。
ただどこから入ればいいんだろうとちょっと迷うと思いますが、オープンして間もないことから、係員の方があちこちに立っていますので誘導してくれました。
1階は駐車場だけになっていて、まずは2階に上がります。
2階に上がると、今回話題の「角川武蔵野ミュージアム」があります。
パッと見ると単なる大きな石がドカンと置いてあるようですが、これがところざわサクラタウンの中心施設でした。
設計したのは、常に新しい建物が誕生する際に出てくる隈研吾さん。
先日、利用した道の駅も隈研吾さんによる設計でしたし、建築家はたくさんいらっしゃるのに、どこに行っても真新しい設計は隈研吾さんですね。
日本を代表する素敵な建築家です。
まず中に入ると、チケットカウンターがありました。
そこで利用する場所はどこなのかを選択する必要があります。
今回、私が選択したのは、KCMスタンダードチケットと浮世絵劇場from Parisの2つです。
時間にもっと余裕があれば、1DAYパスポートにしたかったのですが、今回は2つに絞りました。
特に話題となっている4階の本棚劇場を観たかったんです。
まずは期間限定の展示となっている浮世絵劇場に行きました。
壁や床など全ての場所に浮世絵がデジタルで表現されていて、ものすごくダイナミックな印象でした。
音声はないのでストーリーは分からないのですが、いろいろとシーンが変わっていきます。
ただ床まで映像が映し出されているので、止まっているはずの床が動いているような感覚さえしました。
2時間まで滞在可能との事ですが、私は15分だけ見ていました。
次に向かったのが、4階です。
ここではいろいろな場所がありました。
まずサラダ記念日で有名な俵万智さんのポエムが至る所に飾られていました。
何気なくそんなことってあるなあと思いながら読んでいたら、目の前にあった透明のオブジェに激突してしまいました。
係員の方が慌ててきて「大丈夫ですか?」と声をかけられましたが、全く大丈夫でした。
透明なオブジェが天井から下ろされているので、ボケっとしているとぶつかるので注意が必要です。
皆さんもお気をつけください。
さらに奥へ進むと、荒俣宏さんが監修した「荒俣ワンダー秘宝館」があり、ガイコツがあったり、珍しい宝石があったり、秘宝と言われるだけの奇妙な場所でした。
そして今回どうしても見たかった本棚劇場です。
時間になったらプロジェクションマッピングが始まりました。
これはやはりここを訪れて凄さをぜひ感じてほしいと思いました。
今回は全てを見ることはできませんでしたが、1日いても飽きないスポットです。
そして車椅子で利用できるトイレはこちらです。
各フロアにありました。
次に向かったのは、2階にある話題の神社です。
名前は「武蔵野坐令和神社」
ついに令和の年号がついた神社が誕生しました。
そういう意味では、現存する神社の中でも、かなり新しい神社なのかもしれません。
そうなるとご利益があるのか気になってしまいますが、きちんとした由来のある神社のようです。
しかも誰もが呼んでいる名前は「むさしのれいわじんじゃ」ですが、正式名称は「むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ」だそうです。
そしてまたここも現在の日本で一番有名な建築家隈研吾さんが社殿のデザインを担当されたそうです。
お賽銭を入れたいと思ったのですが、賽銭箱の前だけがフラットになっていなかったので、車椅子では難しいのかと思っていました。
そうしたらすぐに神社の中から巫女さんがいらっしゃって、「すぐにスロープをご用意しますね」とおっしゃって頂きました。
「スロープを取り付けているシーンを撮影してもいいですか?」と質問したところ、「いいですよ」との事。
本当にありがたかったです。
そしてスロープを架けていただき、お賽銭を入れて、神社の中にも入ることができました。
ちなみに神社が開所していない火曜日や時間帯の場合は、スロープを架けることができないので申し訳ございませんとおっしゃっていました。
中に入るとお守りなどが販売されていました。
せっかくなので私も締切守を購入しました。
特にこの神社では、アーティストやクリエイター、コンテンツ関係者を応援するご利益、コンテンツをもつ聖なる力によって人々の心を癒す御神徳があるようです。
さらに角川の場所なので、アニメ聖地88ヶ所の一番札所としても有名であり、聖地巡礼に向かう方々への旅行の安全のご利益もあるようです。
ちなみにご祈祷もやっていて、個人のご祈祷はお願い事1つにつき5,000円になっていました。
新しい神社でありながらとても本格的な神社であったのがとてもびっくりしました。
これで何かいいことがあるかなと単純に思った私でした。
さらに武蔵野坐令和神社の周辺は、水の霧が吹いていたり、埴輪があったり、とても不思議な感じがしましたが、とても幻想的な美しい風景でした。
次回はさらに別のフロアも含めてご紹介致します。
★角川武蔵野ミュージアム
電話:0570-017-396(受付時間:10時〜17時)
HP:
https://kadcul.com
休館日:毎月第1・3・5火曜日(祝日の場合は開館・翌日休館)
★武蔵野坐令和神社
電話:04-2003-8702
HP:
https://musashinoreiwa.jp
開所時間:10時〜16時半(火曜日休み)
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