諏訪大社下社秋宮の境内の様子、大きな木々、石畳の参拝路

     


諏訪大社は、長野県の諏訪湖周辺4カ所に境内地があります。11月のよく晴れた日、その中のひとつ「諏訪大社下社秋宮」にお参りしてきました。
有名なお祭り「御柱祭」で建てられた柱も見ることができました。
お参りの後には、友人と一緒においしい蕎麦をいただきました。

秋晴れの諏訪大社入口


鳥居と「下社秋宮」の額


門前町、広い空
諏訪大社の下社秋宮(しもしゃあきみや)は、長野県諏訪郡下諏訪町にあります。
諏訪大社は諏訪湖の周辺の二社四宮からなっており、諏訪湖の南岸に上社(かみしゃ)の「本宮(ほんみや)」と「前宮(まえみや)」、北岸に下社「秋宮」と「春宮(はるみや)」があります。

それぞれの社殿の四隅に、大きなもみの木の柱が7年ごとの勇壮な神事「御柱祭(おんばしらさい)」で建てられます。(正確には6年に1度ですが、慣例として数え年での「7年」と表現するそうです。)
それぞれの柱は10トン以上あるとされ、その柱を「木落し」の際には傾斜約30度もある坂から落とすため、過去に負傷者も出ているとのこと。私も祭でけが人が出たというニュースを見た記憶があります。それだけ迫力のある祭なのだと思います。
次回は2022(令和4)年の4月からの予定です。コロナ禍が収束し、多くの人が祭を楽しめる状況になっていると良いですね。

諏訪大社前のトイレ、バリアフリートイレ有


トイレ前の「手水処」
境内入口には、温泉を引いた手水処(ちょうずどころ)付きのバリアフリートイレがありました。

境内の絵地図


境内の上り坂、両脇に階段
坂を上って進みます。傾斜は急ではないですが、車いすでは少し大変そうです。

下社秋宮の案内パネル


タッチパネルになっている案内板
案内板がありました。案内板はタッチパネル式になっていて、境内の案内のほか、参拝方法や由緒などを見ることができます。

大きな「根入りの杉」
次に目に入ったのは大きな「根入りの杉(ねいりのすぎ)」です。「丑三つ時になると、枝先を下げて寝入るいびきが聞こえ、この杉の小枝を煎じて子どもに飲ませると、夜泣きが止まる」との言い伝えがあるそうです。

大きなしめ縄がかかった神楽殿
こちらは神楽殿。神楽殿の両脇に従えられている狛犬は、青銅製では日本一の大きさと言われていて、諏訪郡原村出身の彫刻家、清水多嘉示(しみず・たかし)氏作のものです。神楽殿の造りは「三方切妻造り」で、1835(天保6)年、立川和四郎(たてかわ・わしろう)二代目富昌の作、重要文化財に指定されています。立川和四郎は、江戸時代中期から諏訪地方を中心に活動した宮大工の名跡(みょうせき)とのこと。

菊花展、大輪の花


黄色、紫、白の花々


枝垂れるようにつくられた小菊
境内では菊花展が催されていました。どの菊も驚くほどに見事です。愛好家の方々が丹精込めて育てられたのだと思います。
植物が大好きな私は菊に見入ってしまい、気がついたら数十分が経っていました。発達障害の特性で、好きなことをしているとついつい時間を忘れてしまうのです。

本殿、重厚な屋根


離れたところから見た本殿
ようやく幣拝殿(へいはいでん)にやってきました。人も少なかったのでゆっくりとお参りでき、気持ちが落ち着きました。
幣拝殿も重要文化財で、全体に見事な彫刻が多く施されていて、堂々とした印象がありました。1781(安永10)年、立川和四郎初代富棟の作だそうです。

まっすぐに立った御柱


「御柱」の説明の木札
幣拝殿のすぐ隣に御柱が建っていました。真っすぐ天に向かって伸びています。一番上が見えないほど高く大きい柱で、「これを人力で曳くのは確かに重そうだ」と感じました。「私もいつか御柱祭を見てみたい」と興味がわいてきました。

神楽殿の横側を掃除している巫女さん
ちょうど巫女さんが神楽殿を清めていらっしゃいました。
授与所に立ち寄り、今回お参りに来られなかった友人にお守りを受けました。お守りはインターネットで申し込むこともできます。また、御柱祭の年のみ授与されるお守りもあるようです。

紅葉のきれいな池の様子


苔むしている石灯籠、紅葉、池
境内から右手に出るところに池がありました。紅葉と苔で彩られた池は風情があり、しみじみとした気持ちになりました。しばらく池をぼんやり眺めていると、黒っぽい鯉がゆったりと泳いでいるのが見えました。
さて、これから合流する予定の友人を待たせているかもしれません。名残惜しかったのですが、出発です。
後編(https://www.cotravel.jp/diary/index.php?uniqueid=5eedb2cc661d1)に続きます。

信濃國一之宮諏訪大社:http://suwataisha.or.jp/
諏訪大社「授与品・御祈祷のお申し込み」:https://suwataisha-jyuyo.raku-uru.jp/
御柱祭(諏訪地方観光連盟 御柱祭観光情報センター):https://www.onbashira.jp/
諏訪郡下諏訪町:http://www.town.shimosuwa.lg.jp/www/index.html

女性/30代 発達障害, 精神障害

九州地方在住。ボランティアから始めた地震被災者支援の仕事が終わり、現在将来を模索中。
発達障害、線維筋痛症、強迫神経症などあり。理解ある周囲のサポートを受けながら生活しています。
長く拒食症でしたが、今はおいしく食べています。旅先での食事もご紹介したいです。
・すきなもの:草、花、猫、スピッツを歌いながらドライブ
・すきな場所:お寺、水源、薄暗いところ
同じところにいても見ているものが違うとよく言われます。ちょっと違った視点での楽しみ方をお届けできたらうれしいです。

・発達障害者主体のNPO法人で活動しています。
HP:https://unevennpo.wixsite.com/decoboco

旅行エリア
中部, 長野県, 下諏訪町
旅行期間
対象読者
発達障害 知的障害 精神障害 高齢者 その他
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