ブータンの伝統衣装キラを着た女性が椅子に座り、その向かいで絵を描く著者


2016年、ブータンの旅。
旅中は聞こえなくても目で見てわかるコミニュケーションツールとして指差し会話できる本と紙のメモ帳を持って行きました。指差し会話で使用した本はこちら。
●地球の歩き方2016〜17ブータン(発行所:株式会社ダイヤモンド・ビッグ社)
●旅の指さし会話帳ブータン81ゾンカ語(発行所:株式会社情報センター出版局)
●紙のメモ帳

蕎麦の花
青空と蕎麦(そば)の花



遠くから見た蕎麦畑
ピンク色の蕎麦畑が綺麗。今回はブムタンからトンサへ向かう。旅の折り返しだ。



道の先にショベルカーがいる
車で道を走っているとショベルカーと遭遇。ブータンは車が通る主要な道路でも工事中である。こういう場合、ショベルカーがキリのいいところまで作業して道を譲るまで待つ。ドライバーさんやガイドさんも存在を知らせることはあっても急かすことはしない。のんびりと譲り合う。
今回の旅ではこのように工事中のポイントがいくつもあった。発展の途上の現場を目の当たりにする。




ヨトン・ラ峠の看板。

数え切れないほどの旗が風になびいている、食われかけくんがいる
小休憩。魔除けと祈りの旗「ルンタ(別名タルチョ)」赤、青、緑、黄、白の5色で構成されたルンタが風に吹かれている。赤は火、青は空、緑は水、黄は大地、白は雲と自然界の5要素を意味する。ルンタが風になびくとお経を読むのと同じ功徳を授かり、遠くへ祈りを運ぶと信じられている。



工事現場のようなところに数人の男がいる
ヨトン・ラ峠には工事作業員さんをちらほら見かける。インドから出稼ぎにきているようだ。



掘っ建て小屋がいくつも見える
おそらく作業員さんたちが寝泊まりするところ。彼らのおかげで日に日に道路は整備され便利になっていく。

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食われかけくんとトンサ・ゾンの遠景
前回の記事にも掲載したトンサ・ゾンの遠景。トンサ・ゾンは現王室がティンプーに移るまでの宮廷だった(夏はブムタンにいた)。今のように道路が作られる前はブータンの東西の往来はすべてトンサ・ゾンを通らなければならなかった。かつてブータン東部地区を掌握する拠点でもあった。宮廷、関所、巨大な要塞、そして寺院でもある。



ケイトウの花のようなもの
トンサ・ゾンへ向かう途中で見つけた花。ケイトウにしては花の部分がずいぶん細長いし、ベニヒモノキにしてはずいぶんしっかり直立している。なんだかよく分からない。



ビルのように高いイトスギの大木
トンサ・ゾン入り口にあるブータンの国樹でもあるイトスギ。荒れた地形でも成長することが、勇気と質素に結びつけて考えられている。



たくさんの植物が入り口の周りにある
いざトンサ・ゾンへ。



トンサ・ゾンの高い壁、通路の真ん中に木がある、通路横に花が見えるに


百日草


たくさんの百日草
通路横に百日草がたくさん植えられていてとても綺麗。



トンサ・ゾンから見下ろすと急斜面が見える
高〜い!



トンサ・ゾンの中庭
トンサ・ゾンの中庭。



六道輪廻図
ブータンの寺院でよく見かける六道輪廻図「スィパルコルロ」。無常大鬼(むじょうだいき)が輪を持ち齧っている。



3階まである回廊とそれより高い建物
トンサ・ゾンをブラブラする。

猫が一匹寝そべっている
猫様がいた。

トンサ・ゾンの回廊、2つのゲルチェンと2つのセルトが見える
ゲルチェンとセルトが見えるトンサ・ゾンの中の景色



棒の上部に筒のようなものがある
これが仏教のシンボルのひとつ、ゲルチェン。寺院やゾンだけが屋根に乗せている。



2つのセルトが見える
これが寺院にしか許されない、屋根に乗せる小塔のセルト。





谷とトンサ・ゾンの遠景
トンサ・ゾンを後に次の場所へ向かう。


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鉄筋の橋
日本が援助したという橋。橋の名前はBJEE ZAM...なんと読むのだろう?



小さな一戸建てのようなチョルテン
旅人を苦しめる悪神を封じるために19世紀に建立された、チェンデジ・チョルテン。チョルテンに描かれた目が旅人を見守り、悪いものを見張っているようだ。



一人掛け用の椅子とテーブル、ブータン様式のクッションとテーブルクロスがある
ランチの時間。テーブルにゾンカ語の指差し会話帳を置く。


3人前くらいあるブータン料理!美味しいのだけど多すぎて残してしまう。



暖炉のそばでこちらを見る猫
「お腹いっぱい食べて」とでも言うような顔の猫様。



バイクの椅子で猫が毛づくろいしている
こちらは外にあるバイクでくつろぐ猫様。

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ビルくらいある巨大な寺のガンテ・ゴンパ
1613年にペマ・リンパの孫が創建したガンテ・ゴンパ。建物に入ると9体の仏像があった。

中に入ると数人の少年僧たちが大人の人に勉強を教わっていた。



谷に広がる小さな平野と著者
これはポブジカ谷と私。元々の旅行計画でここを訪れる予定だったが、ガイドさんから夕方までにゲートウェイの出口に行かないと門が閉まってしまうのでここは省略していいかと言われた。何度も道中の工事で時間を取られたので予定よりも時間を食ってしまったのかもしれない。せっかくのブータン。行けるところは行ってみたい。何とかお願いして来た。

「おお〜谷だ!」と記念撮影するだけ終わったが、ガイドさん、ドライバーさんありがとう。
そして私は無事ゲートウェイを抜けて無事ホテルに泊まれるのかというミッションが始まった。



雲海と山が見える峠の道路
絶景を目にしながらゲートウェイを走る。そして無事閉門前にゲートウェイを抜けることができた。ドライバーさんありがとう。


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ホテルに無事に着いて、夕食もすんだら…



絵を描いている様子の著者の後ろ姿


ソファに女性が座り、向かいで絵を描いている著者
似顔絵描き!!(撮影はガイドさんとドライバーさんがしてくれている)



背の低い童顔の女性と著者と彼女の似顔絵
本日1人目!

著者と口元のほくろと垂れ目の女性と似顔絵
2人目!

著者と髪を後ろに結んでいる女性と似顔絵
3人目!

このお姉さん「わー!いい!あのね仕事用の髪型じゃなくて髪下ろした私描いてください!」
と、おもむろに髪留めを外して首を振り長い髪を下ろすお姉さん。それに驚いてドキドキするのと同時に美意識の高さに感心した私であった。私は寝癖がなければまぁいいやと思ってしまう。


長い髪を下ろした女性の似顔絵
ということで3人目Take2!

今回は観光と移動で似顔絵描くタイミングなかったからまだまだ勢いが止まらない。ホテルのロビーで集まっていた男性陣にも声をかける。(主に他の旅行客のガイドさん、ドライバーさんなど。)



著者とインドにいそうな顔立ちの眉毛とヒゲの男性と似顔絵
4人目!

著者と甘い顔立ちをしているゴを着た男性と似顔絵
5人目!

著者とポロシャツを着た短髪の純朴そうな顔立ちの男性と似顔絵
6人目!

著者と八二分けの髪型とダウンジャケットの男性と似顔絵
7人目!

著者と天然パーマの髪型で細い目とほほ骨がはっきりしている男性と似顔絵
8人目!

ふぃーー!連続8人描けた!結構みなさん楽しんだり喜んでくれて幸せ!

一息ついているとWifiでネットが繋がっているスマホがバイブで動いた。私は着信音は聞こえない時もあるので常にマナーモード(振動でお知らせするモード)にしている。



前々回の記事で描いたホテルのウェイターさんの似顔絵
数日前に(前々回の記事で)似顔絵を描いた女性からFacebookを通じてのメッセージだった。

「あなたの絵とても良いです。それでお願いがあるのですが、私の家族を描いて欲しいのです。」というような内容だった。よほど気に入ってくれたようで私は嬉しくなりオッケーする。

6人の家族写真、娘が4人、おばあさんが1人、お願いしてきたウェイターさんが1人
送られてきたのはブータンの微笑ましい家族写真。これをもとに似顔絵を描き画像を送ると「ありがとうございます!!」とまたもや喜んでくれた。

今回は夜ホテルにつくまで似顔絵を描くタイミングがなかったので1枚でも描けたらいいかと思っていたが、今までで1番似顔絵を描いた日となった。

心地よい疲れでぐっすり眠った。


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次の日の朝、出発準備を終えてロビーで待っていると私のガイドさんが「あそこにいる女性があなたと記念撮影したいそうです」と伝えてきた。ロビーを見ると椅子に女性が1人座っていた。家族旅行でブータンに来たらしい。(他の家族は車に荷物を積んでいるとのこと)
「誰かから話を聞いて似顔絵描いて欲しいのかな?」と思い聞いてみると「いいえ。一緒に写真を撮りたいの」という返事。



おしゃれも皆無な寝癖頭の著者とノースリーブの長い黒髪アジア美人のツーショット
何故私と写真?という謎は解けなかったが断るどころか誘われてウキウキな私は断る理由がない。これがおしゃれもポージングも皆無な寝癖頭の私とばっちり整っている美人さんのツーショットである。とりあえず喜んでいただけたようで何よりである。

ブータンの旅とても楽しい。

男性/30代 聴覚障害

外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう著者。
宮城県仙台市在住。生まれつき両耳70dBの聴覚障害があり補聴器をつけている。口話と手話を使う。英語など外国語が話せないが海外では知っている単語やジェスチャー、筆談を駆使してコミュニケーションを取る。
イラストなどのグラフィックや似顔絵の仕事をしている。読書や旅が大好き。この世界のことをもっと知りたい。私の旅の話が読者の旅の役に立てれば嬉しい。
障がい者のライフスタイルメディアMedia116で漫画連載。URLはこちらhttp://www.media116.jp/
ケンイチローのTwitterはこちらhttps://twitter.com/tdk1r

旅行エリア
アジア, ブータン, その他の観光地
旅行期間
対象読者
聴覚障害
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なし
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聴覚障害難聴ろうブータントンサ一人旅