川越駅から徒歩で氷川神社へ。
途中、蔵造の街並みと呼ばれる地域を通ります。
「蔵造」とは江戸時代に火事での類焼を防ぐために発達した建築方法で、大きな瓦屋根と漆喰の壁が特徴です。
写真は菓子屋横丁と呼ばれる一角。
平日の夕方ということもあって、ほとんど店はやっていませんでした。
昔懐かしい駄菓子屋がたくさん並んでいる通りです。店頭に名物の長さ1メートル以上の麩菓子がぶら下がっているお店が多く、今度来ることがあったら必ず立ち寄りたいと思います。
川越は、食べ歩き用のメニューをそろえているお店が多い町です。
駄菓子屋には寄らず、テレビで有名な揚げ物のお店に寄りました。
市役所の前の交差点にあり、小さいながらも目立つお店です。
外観はこんな感じ。テレビにもたくさん出ているようです。
私はハムカツを買いました。
他のメニューも値段が安い上に、全部その場で揚げてくれるのでアツアツです。
持っているだけで指が熱くなりますが、冷める前に美味しく頂きました。
このような食べ歩きが出来るところへ行く際は、おしぼりやゴミ袋などを持っていくと便利ですね。
そして氷川神社へ到着。
17時頃ですが、10月のこの時期はもう暗くなってしまいました。
門前はちょうどT字路の作りで、道路も狭いので気を付けましょう。
こちらは絵馬トンネル。願い事をした絵馬を奉納しているところです。
たくさんの方の絵馬が掛けられています。
夜に来てもライトアップされているのが嬉しいですね。
SNS映えを狙って撮影してみましたが、僕のスマホと技術ではこれが精いっぱいでした。
こちらの箱にはたくさんの小さな鯛のおもちゃが入れられています。
何かわかりますか?
これは、おみくじです。
写真には映っていませんが、赤いものは普通の運勢のおみくじ。
このピンクと黄色は恋愛のおみくじです。
鯛の中に、紙のおみくじが入っている仕組みです。
このおみくじは、備え付けの釣り竿で釣って選びます。
私は悩んだ末に、ピンクのおみくじを引いてみました。
紐にうまく一匹だけ引っかかるかな?
と思ったけども、上手に釣ることができました。
中には、運勢はもちろん、ラッキーな花や花言葉も書かれていました。
的確な文言の書かれたものを引いてしまって心の中で驚きましたが、心にとどめておこうと思いました。
おみくじも引き、氷川神社を出て川越駅へ戻りました。
戻る途中にあるこちらが、時の鐘。写真中央上部の、ライトアップされている鐘楼のようなものです。
江戸時代から街の象徴として長く愛されているようですよ。
時の鐘は文字通り時を告げる鐘ですが、現在は、鐘つきは自動化されています。
時間になると、自動で鐘つき棒が動きます。
私が通ったときにちょうど17時の時報が鳴っていました。
ライトアップされている時の鐘を写真に納めようとする人でにぎわっていました。
もちろん、私も写真を撮りました。
さて、最後に川越と言えばこちら。
川越の発祥のクラフトビール。COEDOビールです。
クラフトビールが飲めるお店があり、閉店間際に入れました。
このお店はテイクアウトもできるので、ビール片手に散策、というのも楽しそうですね。
COEDOビールを提供しているお店は複数あるのですが、このお店はソーセージや加工肉をメインに取り扱っているお店のようでした。
黒豚肉まんがとても美味しそうで気になったのですが、閉店間際ということで売り切れでした。
今回は川越氷川神社とその周辺をご紹介しました。
ここ数年で、昔からの街並みが観光地と化している川越。
江戸の街に行った気分になれるような、古風で居心地の良く感じられる街だと思いました。
道路が少し狭いのが気になりましたが、和風の建物は段差が少なく歩きやすく感じました。
平日の日中ということで、観光客が少なかったのは個人的にとても助かったのですが、お店が閉まっているところが多かったのが少し残念ではありました。
川越に行く方の参考になればうれしいです。
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