熱田神宮の南門です。
熱田神宮の入口はいくつかありますが、私は本宮まで一直線で行けるこの門をよく利用しています。
今回紹介する場所は、南門から本宮へ向かう道の途中にある「みなもカフェ」です。
午前9時半頃の境内の様子です。
熱田神宮は名古屋市内屈指の人気スポットですが、平日の早い時間帯は人が少なく、落ち着いて過ごせます。
休日は参拝客が多いので、人混みが苦手な方は、平日の参拝をおすすめします。
休日の場合は、朝の早い時間がいいと思います。
南門から本宮へ向かう道の途中、手水舎の近くにある大きな楠の木が。その奥の方に「みなもカフェ」があります。
これが「みなもカフェ」です。案内看板が置いてあるので分かりやすいです。
この建物は、熱田神宮で結婚式が行われる際のウェイティングルームとして使われていますが、結婚式のない日はカフェとして営業しています。
入り口にはスロープがあるので、車いすの方でも入店できます。
看板にはカフェの営業時間やメニューなどが書かれています。
ちなみに、営業時間が10時からとなっていますが、5分前くらいに開いていることもあります。
入り口前にメニューを掲示してくれているのは嬉しいですね。初めての方でも利用しやすいのではないでしょうか。
店内は広々として落ち着いた雰囲気。窓の向こうに見えるのが、「勾玉苑(まがたまえん)」という非公開の庭園です。
カウンター席もテーブル席もあるので、一人でもグループでもOKです。席の配置にゆとりがあるので、他のお客さんと距離を取って、ゆっくり過ごすことができると思います。
多機能トイレもありました。
庭園の見えるカウンター席に座りました。
この画像には写っていないですが、さらに奥の方に結婚式場「みなも神殿」があります。
勾玉苑は一般の参拝客には公開されていない場所なので、それを見られるのは貴重な体験だと思います。
本当は他の席からも庭園を眺めたかったのですが、ウロウロするのは迷惑かなと思ってやめておきました(笑)
グループで来たときは、窓側の長イス&長テーブル席に座るといいかもしれません。混んでいなければ、席は自由に選べると思います。
部屋の外側に背を向ける席が置かれていることは、普通のカフェではあまりないと思います。こういう席の配置になっていることから、ここが普段はウェイティングルームであることをうかがえます。
私が注文したのは、抹茶と「きよめ餅」のセット。
きよめ餅は熱田に本店のある「きよめ餅総本家」が製造・販売している和菓子で、熱田参りのお土産の定番となっています。
江戸時代、茶屋を訪れた熱田神宮の参拝客に出されたお菓子が始まりと言われています。
甘めの粒あんをお餅でくるんであり、とても美味しいです。
メニューには洋菓子もありますし、抹茶以外の飲み物を選ぶこともできるので、和菓子や抹茶の苦手な方でも大丈夫です。
撮影はしていませんが、レジの前では、きよめ餅や名古屋名物「宮きしめん」を売っています。
※宮きしめんについては「くさなぎ広場」紹介記事にてご説明していますので、ご参照ください。
(URLはくさなぎ広場の記事をアップしてから記載します
のんびりくつろいだついでにお土産を買うこともできます。
熱田神宮までの移動は名古屋駅や金山駅などの主要な駅から電車などを使いますし、神宮自体も広いので結構歩くことになります。
お茶を飲んでゆっくりできる場所が神宮の中にあるのは嬉しいですね。
【みなもカフェ】
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1 熱田神宮内
営業時間:10時~16時
休業日:不定休(結婚式や茶会のある日は休み)
URL:
https://www.atsutajingu.or.jp/kaikan/cafe/
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