フォッサマグナパークの断層が露出している部分


わたしにとって2度目の車中泊の旅。
【前編】では信州・白馬村を訪れ、吊り橋と水車小屋のある公園をゆっくり散策しました。
https://www.cotravel.jp/diary/index.php?uniqueid=5eedb2cc6618e

この【後編】では、お楽しみの夕食、車中泊の様子、そして充実した2日目の活動についてお届けします。
野外の珍しい観光スポットにも行ってきました!どうぞお楽しみください。


【信州グルメ】

白馬での夕食は、パートナーの希望により信州そばに決めました。
市街地に戻り、「だいほういん」というそば店へ。
そばはもちろん、魚料理もさまざまなメニューがありました。
画像は、パートナーが注文した、そば・刺し身・天ぷらがそろった限定メニューです。


だいほういんのそばディナー
そばは、繊細で上品な味でした。
また、だいほういん店内の窓からは、外の景色がよく見えます。
ちょうど、白馬の山に夕日が沈む様子を眺めながら食事ができました。

日暮れの白馬村
【2度目の車中泊】

夕食のあとはお風呂です。
白馬村にたくさんある立ち寄り温泉施設のうち、街中にありアクセスの良い「みみずくの湯」に目星をつけました。
しかし、夜の白馬は街灯もなく真っ暗。
10分以上探しまわっても「みみずくの湯」は見つかりません。
途方にくれたわたしたちは、覚悟を決めて近くにあったアウトドアショップで道を尋ねました。
お店の人が快く教えてくれたおかげで、それからすぐ「みみずくの湯」にたどり着けました。
旅先で受けた親切は、いつも以上に身にしみました。

「みみずくの湯」は源泉かけ流しで露天風呂もある本格的な温泉施設でした。
湯の温度も熱すぎず、ゆったりと旅の疲れを癒せました。

お風呂でさっぱりしたら、休む準備をします。
休憩場所は前回に続き道の駅のような施設を利用させていただきました。
前回の車中泊では仮眠場所に入るのが遅すぎたため、この日は20時過ぎに入るようにしました。
ところが、環境の良い駐車スペースはすでに埋まっています。
しかたなく、大きな道路のすぐ近くの駐車スペースに車を置きました。
幸いなことに真夜中の通行音はさほど気になりませんでした。
日中に見た美しい風景を胸に、心地よく眠りにつきました。


【2日目の朝は高原へ】

「せっかく山の近くに来たのだから、どこか高い所にのぼりたい」と思い、2日目の行き先は小谷村の「栂池(つがいけ)高原」を選びました。
5時過ぎに起床し、すばやく身支度をして白馬を出発します。

ゴンドラリフト乗り場から見上げたつがいけ高原
栂池高原にはゴンドラリフトとロープウェイがあり、この2つを乗り継ぐと1829mの高さまでのぼれます。
介助があれば車椅子での乗車も可能とのこと。
運賃には障がい者・介助者のための料金が設定されています。

乗り物は人数制限や換気、消毒などの感染対策がしてあり、安心して利用できました。
標高1500mを超える高地では、草や木の葉が色づきはじめていました。
終点でロープウェイをおりると、ひんやりとして清らかな空気を感じました。

ロープウェイから見たつがいけ高原の紅葉
終点の先にはミズバショウやワタスゲが群生する「栂池自然園」があり、その一部は車椅子で巡ることもできます。
この日は軽装だったので、自然園には入場せず、終点のまわりを15分ほど散策しました。
道端に生えている高山の草花を楽しんで、山を下りました。

つがいけ高原の紅葉した草
【思い出のフォッサマグナパーク】

長野県に別れを告げ、新潟県に戻ります。
ふたたびやって来た糸魚川市。
ここで「フォッサマグナパーク」に立ち寄ることにしました。


フォッサマグナの案内看板(参考画像)
「フォッサマグナ」は、東日本と西日本の古い地層の間にある、新しい地層でできたエリアです。
糸魚川市はちょうどフォッサマグナの西端に位置しています。
市内には古い地層と新しい地層の境目となる断層がむき出しになっている場所があり、「フォッサマグナパーク」として公開されています。

実はわたしは学生時代、人生に悩んだときにこのフォッサマグナパークを訪れ、大地のエネルギーをもらうべくたたずんでいました。
約20年の時を経て、初心に立ち返る思いで訪れました。

国道148号線脇にある駐車場から遊歩道に入り、500mほど進むと、断層が一望できる場所に着きます。
(遊歩道は車椅子での移動もできますが、傾斜があります)



断層の露出部は20年前より広くなり、きれいに整備されていました。
長い階段を下り、断層を間近で観察しました。
岩石は、西側がグレー、東側は黄土色にはっきり分かれていて、異なる成分でできていることがわかります。
断層は直に触れることもできます。
地層が動いているのがわかる訳ではありませんが、しっかりと大地のエネルギーを受けとって帰りました。


【おわりに】
こうして、2度目の車中泊の旅が終わりました。
移動距離と目的地のハードルを低く設定したため、2日目も元気に活動できました。
この経験を自信に変えて、新たな旅へつなげたいと自然に思えました。


つがいけロープウェイ
https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

フォッサマグナパーク―糸魚川市観光協会
https://www.itoigawa-kanko.net/spot/fossa-magna-park/

【ご注意ください】
記載の内容は旅をした当時のものです。
変更されている場合がありますので、各施設等の情報は事前にご確認ください。

女性/40代 発達障害

信越地方在住。
発達障害(自閉スペクトラム症/ADHD)の特性をもつ。
事務系のクローズ就労とオープン就労を経て、現在は主婦。
趣味は文通、アドベンチャーゲームとバウムクーヘンの食べ比べ。

もともとはインドア派のわたしですが、ドライブとアウトドアが大好きなパートナーの影響で少しずつ出掛ける機会が増加中。
感覚過敏で疲れやすいため「低刺激の旅」を心掛けています。
失敗や反省もまるごとつづった旅行記を書いていきたいと思っています。

旅行エリア
中部, 長野県, 小谷村
旅行期間
対象読者
発達障害 精神障害 その他
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関連タグ
発達障害自閉症ADHD蕎麦高原ゴンドラロープウェイ紅葉ジオパーク