自然博物館に展示されている動く恐竜たち

     


コロナ禍ではなかなか遠出ができない中で、ちょっとした気晴らしはたまにはしたくなりますよね。そんな時に気軽にできる日帰りの旅はいかがでしょうか?おすすめなのが、茨城南部をメインとして、千葉北西部、埼玉を巡る観光スポット。地味なようにも見えますが、実はあまり知られていないワクワクするスポットが結構ありました。ぜひそのスポットをバリアフリーの状況も踏まえてご紹介致します。


前回に引き続き、「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」をご紹介します。

2階の入口の先には、チケット売場がありますが、障害者手帳を持っている場合は、直接館内のカウンターの方に行きます。

そうすると入館料が無料になります。


入館の案内掲示板


障害者手帳提示のチケット売り場
入口の先にはものすごくダイナミックな松花江マンモスの等身大の展示があります。

これだけでかなりのド迫力です。

ここから各コーナーの見学がスタートします。


松花江マンモス展示
ちなみにガイドツアーをお願いして、展示解説員の方々による説明を受けるのもいいでしょう。

今回は時間の都合上、自分たちだけで見学をしました。


ガイドツアー案内
まずは進化する宇宙の展示からスタートです。

いろいろな珍しい隕石の展示をはじめとして、宇宙がどのように構成されていて、地球の誕生などを詳しく学ぶことができました。


宇宙の展示


宇宙の展示コーナー①


宇宙の展示コーナー②


宇宙の展示コーナー③
そして宇宙を見学してさらに進みますが、館内には段差はないものの、坂道が続いています。

自力で上っていけない勾配ではありませんが、気になる場合は、一旦上まで係の方などに押してもらい、上から下っていくような順番で見ていくといいかもしれません。

もちろん通常の順路とは違いますが、それの方が身体への負担は少ないでしょう。


館内のスロープ(坂道になっている場所が多い)
宇宙を見た後に待っているのは、ものすごい迫力のサメの展示がありました。

口を開いて今にも向かってくるような気配です。

オブジェなので普通に見る限りでは怖くはありませんが、夜になり真っ暗になって、この場所を訪れたら、多分ホラーレベルの怖さを感じるでしょう。

とにかく造りがリアル感満載でした。


サメのオブジェ


サメのオブジェと撮影する白倉栄一
ここからが地球の生い立ちのコーナーです。

そこにはあの有名な冒険家植村直己さんが採取したという、世界最高峰エベレスト頂上の石が展示されていました。

約4億6000万年前の石ですから驚きです。

若い人にとっては、植村直己さんの事をご存知ない人もいらっしゃるかと思いますが、私たちの50歳くらいより上の世代の人にとっては、世界を代表する冒険家であって、憧れの人でもありました。


地球の展示


冒険家植村直己さんの石


植村直己さんが持ち帰ったエベレストの石


植村直己さんの紹介
さらに鉱物として、ダイヤモンドをはじめとする宝飾鉱物なども展示されていました。

石には詳しくありませんが、石を見ているだけで不思議な綺麗な色の美しさを感じました。

ダイヤモンドなどが高いのが少し納得できますね。


宝飾鉱物①


宝飾鉱物②
そしてさらに進むと、恐竜の世界がやってきました。

もちろん等身大ではありませんが、かなり大きい恐竜が展示されており、これが動くのでものすごくワクワクします。

「混雑している際は、立ち止まらずに見学してください」と書かれていましたが、どうしても多くの人が写真撮影などで立ち止まってしまいますね。

たまたま学校の夏休みに入る前でしたので、混雑はしていなかったから大丈夫でしたが、土日だと結構混んでいるのではないでしょうか。


リアルさが伝わる動く恐竜展示


リアルさが伝わる動く恐竜展示②
そして人類の進化の様子を見たりしましたが、進化の途中の姿を見ると、「あの人の顔に似ている?」と思ったりしていました。


人類の進化
それ以外のコーナーには、魚が泳いでいたり、自然の様子や人間の身体の事など、いろいろと学べるコーナーばかりでした。

その他の展示
そして今回は期間限定の企画展「毒をもつ生物」というものがやっていて、動物・植物などの毒について学ぶことができました。

最初はちょっとホラーっぽいイメージで訪れましたが、真面目に毒について紹介するコーナーでした。


期間限定の企画展(毒をもつ生きものたち)
企画展は順次いろいろな企画をしているみたいなので、いろいろな事を学ぶのにはとてもわかりやすい場所ではないかと思いました。

館内にはもちろん車椅子で利用できるトイレも設置されておりました。


多目的トイレ入口


多目的トイレ内①


多目的トイレ内②


多目的トイレ内③(オストメイト対応)


車椅子通路
レストランもあって、入り口には「豆乳ラーメンおかげさまで30000杯」と掲示されていました。

よっぽどイチオシの料理なのかもしれません。


レストランの入口
びっくりしたのが、「生き残りをかけた料理 毒を持ってそうなおむしカレーブラック」というのがありました。

私的にはインスタ映えすることも大事ですが、見た目が虫に思えてしまうと、どうしても食欲が湧かなくなってしまいました。




レストランの期間限定カレー
でも最近では、昆虫料理もあちこちで提供されるようになっている時代です。

栄養価も高いという話も出ているので、今後は食卓に昆虫が並ぶ日もそう遠くはないのかもしれません。

もちろん普通のメニューもありましたのでご安心ください。

普通のメニュー
ミュージアムショップも充実していました。

ミュージアムショップ
東京から車で1時間ちょっとで行けますし、あまり渋滞のしない常磐道を利用するので気軽に訪れることができる観光スポットのような気がします。

私が見学した感じからすると、小中学校の教科書をさらに深い知識・体験を行うことで興味・関心につながるように思いました。

地球環境問題にも目を向けることができますし、生物の多様性の保全を推進し、自然の素晴らしさや人間との関わりについて学ぶことができるでしょう。

そのためご家族と一緒に訪れると、とても楽しめるように思いました。

そして今回はさらに茨城を西の方へと進んでみました。

その内容は次回お伝えします。

★ミュージアムパーク 茨城県自然博物館
住所:茨城県坂東市大崎700
電話:0297(38)2000
HP:https://www.nat.museum.ibk.ed.jp
常磐自動車道 谷和原ICより車で15分程度


男性/40代 肢体不自由, 車いす

茨城県在住、車椅子ユーザー。

動画広告クリエイター(15〜30秒のCM作り)の仕事をする傍ら、バリアフリー推進のために講演・コンサルなどを活動しています。

1996年9月に交通事故によって脊髄損傷になり現在に至る。
事故後に初めて遠出をした旅行で泊まったホテルが、バリアフリールームなのにただ広いだけで、フロントから「我慢してください」と言われた経験をもつ。

その経験をきっかけに、正しいバリアフリーの情報を調べて発信したいと思い、2005年より車椅子でも気軽に行けるバリアフリースポットの情報を実際に現地調査してブログで発信。

2016年11月には日本1周のバリアフリー 調査に挑戦。

今後は、車椅子でも楽しめるバリアフリースポットの情報をお伝えしたいと思い、コラムを書いております。

・バリアフリースタイルHP https://baria-free.jp

・バリアフリースタイルTV(YouTube)→バリアフリー全般における情報番組 https://www.youtube.com/channel/UCLVs0FQUeas4O2o3KSzshtw
o3KSzshtw

旅行エリア
関東, 茨城県, 坂東市
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす 高齢者
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます

関連タグ
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