弥彦神社の随神門(ずいしんもん)


越後一宮(いちのみや) 弥彦(彌彦/やひこ)神社。
新潟県でもっとも歴史のある神社のひとつで、超自然的なエネルギーを感じられる「パワースポット」としても有名です。
弥彦神社一帯はここ数年で施設の改修工事や再開発がおこなわれ、2018年3月には新しく「おもてなし広場」もオープンしました。

弥彦エリアの地図
【そうだ 弥彦、行こう】

2020年のお正月休みが終わった頃、たまたま見ていたテレビの情報番組でわたしは「おもてなし広場」を知りました。
5分ほどの短い番組でしたが、そこで紹介されたおもてなし広場の「背脂うどん」に、わたしたち家族は心を奪われてしまったのです。
さっそく次の週末、家族と弥彦神社のある弥彦村に向かいました。

自閉スペクトラム症のわたしは感覚過敏があり疲れやすいので、出かけるときは余裕をもって1日のスケジュールを立てるようにしています。
ただ、自宅から弥彦神社までは約30kmと比較的近いため、移動だけで疲れ果ててしまう可能性は低いと考えました。
また、弥彦神社周辺は何度か訪れたことがあるので、はじめて見るものばかりで視覚刺激を受けすぎることもなさそうです。

以上のことから今回の日帰り旅は比較的ゆとりがあると判断。
駐車場に車をとめ、周辺を歩いて散策することに決めました。
ありがたいことに弥彦神社の周辺には大きな無料駐車場がいくつかあり、車で訪れやすい観光地となっています。

JR弥彦駅
【弥彦の新スポット、おもてなし広場】

「おもてなし広場」の正確な場所がわからないので、ひとまずJR弥彦駅を目指して出発。
1時間あまり車を走らせると、紅白の色づかいが目を引く弥彦駅が見えてきました。
レトロな駅舎は弥彦神社を模したもの。
弥彦エリアは観光案内の看板やパンフレットもレトロなデザインで統一されており、日常を忘れて幻想的な世界に入りこむ手助けをしてくれます。

弥彦駅から弥彦山の方向へ300m進んだ場所におもてなし広場はありました。
道路の反対側には無料駐車場もあります。
おもてなし広場は農産物直売所や飲食店が入ったちいさな商店街のようなつくりで、通路の前には湯神社温泉の源泉が楽しめる足湯が併設されています。

おもてなし広場の背脂うどん
直売所では近隣の新鮮な野菜や加工食品、手作り雑貨などが売られています。
まず直売所で買い物をしてから、となりのフードコートを訪れました。
フードコート内にあるうどん店の「うさぎや」で、お目当ての「背脂うどん」を注文。

背脂うどんは、弥彦村に隣接する燕市でよく食べられている「背脂ラーメン」をモチーフとした創作うどんです。
しょうゆ味のスープとチャーシュー・メンマ・玉ねぎの具材は背脂ラーメン風、麺は讃岐うどんという異色の組み合わせ。
これは世界中でも数えるほどのお店でしか出していない、とても珍しいメニューなんです。

固形の背脂が浮くスープは見るだけでおなかがいっぱいになりそうですが、あごだし(トビウオのだし)ベースなので意外とあっさり、食べやすいおうどんでした。

とはいえ、十分こってりしていますので、背脂ラーメンに馴染みのない人はおなかと相談しながらメニューを決めてくださいね。
ほかにも夏季のすだちうどんなど、季節ごとに変わるうどんが選べますよ。

背脂うどんをぺろりと完食したあとは、お店の前にある足湯に入りました。
足湯は無料で利用できますが、足を拭くためのタオルが必要です。
タオルがなければ直売所で買っておきましょう。
足湯はちょうどよい湯かげんで、温泉気分を楽しめました。
ベンチのように横に長い形の足湯なので、のんびりリラックスできます。

パンダの形をした焼き菓子
【ご当地おやつグランプリ受賞! 弥彦名物パンダ焼き】

おもてなし広場から弥彦駅方向にすこし歩くと、「分水堂菓子舗(ぶんすいどうかしほ)」というお菓子屋さんが見えました。
分水堂菓子舗の名物「パンダ焼き」は白いたい焼きのようなパンダ型の焼き菓子で、わたしの大好物!

中の餡はいくつかの種類がありますが、特産の枝豆「弥彦むすめ」を使ったずんだ餡はここでしか食べられない至福のおいしさです。
この日は持ち帰るつもりが待ちきれず、車の中で食べてしまいました。
モッチモチの生地がたまりません。

弥彦神社の拝殿
【みんなに慕われている「おやひこさま」】

おもてなし広場から1.4kmのところに弥彦神社があります。
弥彦神社の周囲にも駐車場があるので、無理せず車で移動しました。
拝殿は美しく、風格があります。
さすが、2,400年以上の歴史があると言われる神社。
参拝すると、心が浄化されたようにすっきり軽くなりました。

なお、参道にはところどころに段差があります。
また、参道の中央には平らな石畳が敷かれているものの、左右の脇は砂利敷きとなっています。
通行の際はご注意ください。


神社脇駐車場の前には土産物店や茶屋が並んでいます。
名物は、店先で煮込まれている味のしみたおでんと、1本の箸でいただくところてん。
歩いたあとに食べると格別のおいしさですが、この日は寄り道せず体力に余裕をのこして家路につきました。

弥彦山 山頂からの眺め
ちなみに、弥彦神社がある弥彦山の標高は634m。
登山初心者にちょうどよい高さです。
車やロープウェイでも上り下りできるので、体調に合わせて楽しめます。

おいしい食べ物と神社の澄んだ空気でエネルギーをチャージしたら、できる範囲のアクティビティに挑戦するのもいいですね。

わたしも次は数年ぶりに山を登ってみたいと思います。
だって、山頂で食べるカップラーメンは最高においしいんですもの!!



彌彦神社
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
http://www.yahiko-jinjya.or.jp/

バリアフリーマップ 彌彦神社
http://barrier-free-map.com/7143.php

分水堂菓子舗-にいがた観光ナビ
https://niigata-kankou.or.jp/spot/10177

【ご注意ください】
記載の内容は旅をした時点のものです。
変更されている場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


女性/40代 発達障害

信越地方在住。
発達障害(自閉スペクトラム症/ADHD)の特性をもつ。
事務系のクローズ就労とオープン就労を経て、現在は主婦。
趣味は文通、アドベンチャーゲームとバウムクーヘンの食べ比べ。

もともとはインドア派のわたしですが、ドライブとアウトドアが大好きなパートナーの影響で少しずつ出掛ける機会が増加中。
感覚過敏で疲れやすいため「低刺激の旅」を心掛けています。

旅行エリア
中部, 新潟県, 弥彦村
旅行期間
対象読者
発達障害 精神障害
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関連タグ
日帰りうどん神社パワースポットADHD発達障害