スフィンクス

     


ゴールデンウイークですね。でも今年も去年に引き続きがまんウイークですが。
面白いこともないので、くだらないことや古い思い出話をちょこっと書こうかと。
2015年のゴールデンウイークはガーナに行きました。ガーナに一番安くいける方法がカタール航空のドーハ乗り継ぎカイロ行き往復とエジプト航空のガーナの首都アクラ往復を別々に買う方法。
ピラミッド好きの全盲の友達とカイロのホテルで現地集合。私はエジプトに興味はなかったけど意外と面白かったです。

アラブのお菓子盛り合わせ
私たち2人が成田空港から出発したのは夜9時ごろ。私はカタール航空、友達はエミレーツ航空。2人の帰国日が違うため別々の航空会社を利用。しかも私は安い便を利用したから、ドーハの空港で6時間待つことになりました。

どこで待ち合わせるか迷いました。彼女は全盲、私は弱視。見知らぬ国の空港内では絶対無理。結局ホテル送迎があるカイロのノボテルにそれぞれ自力で移動することに。

私は空港から送迎バスがあるはずだと思ったのですが、ないと言われタクシーで到着。彼女は困ったことだろうと心配しました。

ところがなぜか彼女には迎えがきてくれて、しかも無料だったと言うのです。そして部屋に荷物を置いた後はプールサイドに案内してもらってジュースを飲んだとか。すっかりリラックスしていました。

「エジプトってカラッとしてて過ごしやすいですね。地中海ですね。」

だなんてコメントをされると心配して損した気がしました。

この日は一泊しただけで、翌朝早くガーナに向かいました。

スフィンクス
ガーナからの帰り再びカイロに到着。

友達は1泊して翌日午後4時頃の便で帰国することになっていました。時間がないので現地の日本人学校の運転手さんに車を出してもらいピラミッドや市場を案内してもらいました。

エジプトは世界三大ウザい国の一つと言う評判です。それは確かに本当で、ギザのピラミッドでのラクダの料金交渉が面倒でした。断ってもいつまでもくっついてくる。別の人も来る。

でも折角だから乗りたいので、誰がいいかわからないけど乗ってみることに。おじさんと男の子が1人ついて案内してくれました。私が余計なことを聞いたのがよくなかった。

「この子は学校に行かないの?」

待ってましたとばかりに、おじさんが彼の親が病気だとか言い出して、お金を要求。しまいにはさっき言った金額はラクダの餌代が入ってないとか。

「じゃあ、これラクダに。」

と友達が渡したのはビスコ。なんとそれでおじさんは折れてくれました。しかも一箱じゃなく、小分けの一包みで!

「ラクダ組合とか作って料金明確にしたら、もっと乗る人増えるんじゃないですかね。」

友達はそう言ったけど、今のままがいいのかもと交渉してない私はそう思うのでした。エジプトって、よくわかんないけど面白いなぁ〜。

入国の時も「私たち2度目の入国なんだけど、複数回用のビザってないの?」って聞いたら、ちょっとだけ負けてくれました。なんかウザいと言うより、交渉を楽しむ気持ちを持つと楽しめる国なのかも。


モスク前の広場


カイロタワーからの眺め
英語力と交渉力のある友達が帰った後、1人で観光した私。カイロタワーに行った時、地下鉄に乗りました。

地下鉄のチケットは自動販売機ではなく窓口で買うようでした。そこにはずらりと男性が並んでいました。エジプトはイスラム文化圏なので、もしかしたら女性専用窓口があるのかも、と駅構内をウロウロしましたが、なさそう。

男性の行列付近に戻りました。駅には女性はいるのですが、列に女性は1人も並んでいません。様子を伺っていると、女性が最前列の人に近づいて行きました。もしかして、切符を買ってもらってるのかも?弱視の私には手元の様子がわかりません。

しばらく見ていると、また女性がやってきました。やっぱり列の前の方の男性に近づき、男性が窓口から離れるタイミングと女性が男性から離れるタイミングが同じぐらいです。3人目の女性がやってきました。窓口から離れた2人が離れて歩いているのを確認。

意を決して列の前の方に並ぶ男性にお金を渡しました。アラビア語がわからないので、無言で。

でも彼はちゃんと切符を買ってくれました。思わず「どうも」と言って頭を下げました。

おお、これで私もエジプト人!

エジプト女性の切符の買い方を発見したのと、外国人でも平等に扱ってくれたことに感動して、アラビア語のありがとう、シュクランが出てこなかったのです。

今でも地下鉄は窓口で切符を買うのかな?自動販売機になってるのかな?

多分自動販売機になっていても、慣れない国でスムーズに切符を買えないだろうから、私はきっと窓口に行くんだろうな。


女性/50代 視覚障害, 肢体不自由, 内部障害

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自己紹介
こんにちは。私は先天性白内障で、視力は右0.06、左は見えていません。ルーペや単眼鏡、iPadをフル活用して海外旅行をしています。右の股関節と両膝関節の変形があります。そして数年前に糖尿病になりました。
 今までに行った国は約50カ国。2013年に憧れの世界一周と、ピレネー山脈を超えてスペインの巡礼路約800kmを歩きました。リラックスよりも冒険的な旅が好き。それから旅先で猫を探すのが好きです。
 旅行好きが高じて2020年に総合旅行業務取扱管理者資格を取得。旅を仕事にできたらいいなぁ。

旅行エリア
アフリカ, エジプト, カイロ
旅行期間
対象読者
視覚障害 聴覚障害 肢体不自由 車いす 電動車いす 歩行補助具 発達障害 知的障害 精神障害 内部障害 高齢者 マタニティ 乳幼児連れ 補助犬ユーザ その他
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます
なし
関連タグ
弱視ピラミッド世界遺産