松本城、快晴、背景に雪山

     


2021年2月、仕事仲間のAさんと一緒に、長野県松本市を訪れました。
2日目の夜は松本駅近くの居酒屋でおいしい料理とお酒をいただき、大満足!
3日目は、松本城に行ってみることにしました。

小川にかかる橋
松本駅のすぐそばのホテルから、松本城に向けて出発したAさんと私。駅にあった地図を見て、松本城までおおよそのルートを決め、歩き出しました。
この日は快晴。心配していた雪も降らず、観光日和でした。真っ青な空を見ながら歩くのはとっても気持ちが良かったです。
ところが、いつまでたっても松本城が見えてきません。「この方向で良かったと思うんだけど、おかしいなあ。もう少し左に行ったらいいのかな?」「いや、地図ではもっと右じゃなかった?」と、混乱する私たち。

飴屋「山屋御飴所」の歴史のありそうな建物
道に迷っていると、目の前に「山屋御飴所」と書かれた建物が現れました。歴史を感じさせる造りです。

店の前の「試食ございます、営業中」の立て看板
私は、父に飴を買って帰りたいと思い、Aさんを誘って店内に入りました。
1672年創業の飴屋さんで、リンゴや落花生の入った板状の飴を試食させていただきました。ぱりっとした食感と、素朴な甘さがとってもおいしい。私は、お土産に飴の詰め合わせを2個購入しました。

白壁の建物、木の看板に「御飴製造所」
細い道をはさんだ向かい側には、「御飴製造所」と書かれた建物もありました。私が買った飴も、きっとここで作られたのでしょう。
道に迷ったおかげで、素敵なお店をみつけられて得をした気分です。

歩道のマンホールのふた、「松本てまり」のデザイン
歩道に、松本てまりがデザインされたマンホールを発見しました。丸いマンホールのふたに丸いてまりとは、うまく考えられています。道が華やかになっていいですね。

堀の向こう側にある松本城
私が思っていた方向とは90度違う方角から、松本城がひょっこり現れました。
「おかしいなあ、どこで間違えたんだろう?」「ずいぶん遠回りした気がするね」と話しながら、松本城を目指します。

雪吊りがされている松の木
大きな松に雪吊りが行われていました。私が住んでいる九州では見ることがない光景です。

案内板、松本城の観覧料金表
松本城の本丸庭園と天守に入るには、大人1人700円の観覧料が必要と表示がありました。念のため、障害者割引がないかインターネットで確認してみると、「本人と介護者1名は無料になります」とありました。
「確認して良かった。ずいぶん助かる」と私。Aさんは「案内板に書かれていないと、少し分かりにくいよね。別にどこかにあるのかな?」と、表示を探し回っていましたが、結局見つけられませんでした。
障害者手帳提示での料金の割引や免除は、各サービスによって異なるので、わかりやすい場所に明示してあると安心だな、と思いました。

よろいかぶと


案内板「松本藩歴代城主」
松本城主は何度も変わっているのですね。歴史に疎い私には、「有名な姓だなあ」ということぐらいしか分かりませんが、調べてみたらおもしろそうです。

松本城の庭園の木々


松本城庭園の樹、複雑に入り組んだ幹
本丸庭園の庭木はどれも立派で、手入れが行き届いていました。
複雑な幹の形に引き込まれてしまいます。

近くから見上げた松本城
いよいよ天守に登ろうとしたとき、Aさんの携帯電話が鳴りました。仕事の電話がかかってきたようです。
スタッフさんが、「天守閣は大変狭くなっていて危ないので、通話しながらご入場いただくことができません。終わられるまでこちらでお待ちください」と言われました。でも、Aさんの電話はなかなか終わりそうにありません。
Aさんが「一人で行っておいで」という身振りをしたので、スタッフさんに「私一人で入ります」と伝えました。スタッフさんは「いいのですか?お待ちいただいて構いませんよ」と不思議そうに言われました。
私たちは、ふつう一緒に行動するような場面でも、一人で行動することがよくあるので慣れていたのですが、たしかにスタッフさんから見たら変わった行動だったかもしれません。
Aさんが天守に登れないのは少し残念ですが、一人で二人分楽しむつもりで登ることにしました。

松本城天守の窓から見た風景


松本城天守の月見台から見る庭園
天守の階段の角度がまちまちだったので、気を付けていないと転びそうでしたが、手すりをしっかり持って進みました。あちこちにスタッフさんが立っていて、「この階段は特に急です」とか「下りてこられる方がいるのでお待ちください」など、丁寧に案内をしてくださいました。
天守の中で一番急な階段を上る時は、はしごのように、手も使って慎重に上りました。

天守の最上階から見た風景、遠くに雪をかぶった山なみ
最上階から見る景色はとてもきれいでした。遠くの山の白い雪が、青い空に映えていました。
さて、そろそろAさんの通話も終わっているかもしれません。お殿様気分を十分に味わった私は、天守を後にしました。

山屋御飴所:https://www.yamaya-candy.com/
国宝 松本城:https://www.matsumoto-castle.jp/

女性/30代 発達障害, 精神障害

九州地方在住。ボランティアから始めた地震被災者支援の仕事が終わり、現在将来を模索中。
発達障害、線維筋痛症、強迫神経症などあり。理解ある周囲のサポートを受けながら生活しています。
長く拒食症でしたが、今はおいしく食べています。旅先での食事もご紹介したいです。
・すきなもの:草、花、猫、スピッツを歌いながらドライブ
・すきな場所:お寺、水源、薄暗いところ
同じところにいても見ているものが違うとよく言われます。ちょっと違った視点での楽しみ方をお届けできたらうれしいです。

・発達障害者主体のNPO法人で活動しています。
HP:https://unevennpo.wixsite.com/decoboco

旅行エリア
中部, 長野県, 松本市
旅行期間
対象読者
発達障害 精神障害 その他
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発達障害ADHD線維筋痛症松本城国宝