しまなみ海道の生口橋

     


今回の旅行は天候に恵まれ、気が付けば連日2万歩近く歩いていました。しまなみ海道と猫の細道は眺めが良くて気持ちの良い道でした。

しまなみ海道の絵
瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市から愛媛県今治市まで、瀬戸内の島々を7つの端で結ぶ約60kmの自動車道です。自動車道の横には自転車道があり、サイクリストの聖地と呼ばれています。

私がしまなみ海道を知ったのは、今から10年ほど前、世界一周旅行の練習として国内のゲストハウスに宿泊した時です。外国人観光客がしまなみ海道のサイクリングの話で盛り上がっていました。

私も行ってみたいと思いましたが、残念ながら運動音痴で自転車に乗れません。歩行者は通行できないものかと調べてみたところ、「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」というウオーキングイベントの情報がありました。私は、歩行者は普段は通行できないのだと思い込んでしまいました。

今回しまなみ海道を歩けたのは、魚春食堂で教えてもらった2つの情報のおかげです。

1.しまなみ海道は徒歩で通行できる
2.島内や島と尾道を結ぶ路線バスが運行されている

この情報がなければ、いくら平山郁夫の絵の世界を体感したくても、私は行動には移さなかったでしょう。




生口橋近くのセブンイレブン
瀬戸田港バス停からバスに乗ること約30分、生口橋入口で下車。

バス停近くのセブンイレブンでお茶と行動食を調達。

生口橋入り口の案内板
生口橋へはセブンイレブンの横から入って行きます。

蛇行する道
セブンイレブンから生口橋はよく見えていましたが、だんだん海から遠ざかっていきます。

生口橋からの距離を示す案内板
しばらく歩くと案内表示がありました。

えっ、生口橋から0.5km地点!

確か生口橋の長さは800mぐらいだったはず。セブンイレブンから橋までの距離の方が長いのかも。

自転車と原付の分岐点
途中で道が分かれていて、看板には左が自転車、右が原付と書かれていました。歩行者はどっち?きっと自転車の方だろうとは思うけど…。

単眼鏡でよく見たら、真ん中に歩行者と書いてある看板がありました。矢印は、自転車と同じ左を差していました。歩行者ってマイナーな存在なのですね。


白い生口橋
白い橋が見えてきました。

料金所
あれ、料金所?

橋を渡るのにお金がかかるとは聞いていませんでした。

料金案内
料金箱がありました。財布を取り出しながら料金表を見てみたら、歩行者と自転車は無料。原付は50円。

cyclingと書かれた歩道
ついに生口橋の上にやって来ました。

ここまで来てちょっと心配になりました。

私の横を自転車がスピードを出して通り過ぎるのは怖い。隣が自動車道なので自転車の音が聞こえず、前から来る自転車にも気がつかないかもしれません。



生口橋
しかし、緊急事態宣言の影響か橋の上で出会った人は5人ほどでした。

瀬戸内海
上を見ても下を見ても青。

風も波も穏やかでイメージ通りの瀬戸内海の風景。

ボサノヴァの「小舟」という曲を口ずさんで歩きました、

因島大橋の案内板
生口橋を渡って因島に入りました。次に目指すのは因島大橋ですが、もう午後4時を過ぎていたので、バスで尾道まで帰りました。


平山郁夫のスケッチした場所の地図
平山郁夫美術館のwebサイトに平山がスケッチした場所の地図が載っています。スケッチした場所にはモニュメントがあるそうです。歩いて巡ったり、同じ場所で絵を描いたりしたら楽しそうです。

あなごのねどこ入り口
この夜は面白いネーミングでついつい予約してしまった「あなごのねどこ」というゲストハウスに泊まりました。

駅からは徒歩10分ぐらいで商店街の外れにあります。訪問予定の招き猫美術館in尾道にも近くて、私にとっては好立地でした。

1泊2,800円と書かれている
1泊2,800円という値段も魅力。

入り口を入ると長い通路
商店街から入り口を入ると、そこは受付ではなく、裏通りへとつながる細い通路でした。

ゲストハウスの中は、古い建物を活かしたつくりなので、薄暗くて段差が多くありました。特に階段が急で少し危険な感じでした。

こたつがあって猫でも出て来そうな共用スペースは、外国人のお客さんには喜ばれそうな雰囲気でした。

猫の細道の看板
翌日は坂を登って猫の細道へ。

猫の細道案内図
道には手作りの立体的な周辺の案内板がありました。

まずは招き猫美術館in尾道へ向かいました。

美術館がcloseという案内
まだ開館前だったので、少し猫の細道を散歩してみることに。

地域猫の紹介
地域猫の紹介が出ていました。どの子でもいいから会いたいな。

三重塔と尾道市内と瀬戸内海
猫の細道を登っていくとどんどん景色が良くなっていきます。瀬戸内海や三重塔など絵葉書のようです。段差が多いのと猫を探すために、下ばかり見がちですが、前を見て歩かないと勿体無い。私は何度も立ち止まり、引き返したり、振り返ったりして景色を堪能しました。

木の上に黒猫
前ばかりでなく時には上も見なくては。猫は高いところにもいるのですから。

棒を持ったおじさんと猫
実は上を向いたから木の上の猫を発見できたのではありません。耳で発見したのです。

カメラを持った賑やかなおじさんたちがいました。カメラを向けている先には黒猫。一人が棒に餌をつけて猫の気を引いて、猫が顔を向けると他のおじさん達がシャッターを切っていました。

おかげで私も黒猫の写真が撮れました。でも後からiPadで確認したら、猫の顔が写っている写真は1枚もありませんでした。

無邪気で真剣なおじさんグループを見たら、満足してしまいました。招き猫美術館in尾道には寄らず姫路城へ向かうことにしました。私って猫のように気まぐれニャンです。

食べかけのはっさく大福
最後に買って良かったお土産を紹介します。

広島の定番はもみじ饅頭ですが、せっかく瀬戸内海の島に行ったので、島ならではのお土産を買いました。

生口島はレモンの栽培が盛んです。ウケ狙いでレモン羊羹を買いましたが、予想外に爽やかな味で好評でした。因島ははっさく発祥の地だそうです。はっさく大福は日持ちしないので旅行中に食べて、家にはゼリーを買って帰りました。

女性/50代 視覚障害, 肢体不自由, 内部障害

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自己紹介
こんにちは。私は先天性白内障で、視力は右0.06、左は見えていません。ルーペや単眼鏡、iPadをフル活用して海外旅行をしています。右の股関節と両膝関節の変形があります。そして数年前に糖尿病になりました。
 今までに行った国は約50カ国。2013年に憧れの世界一周と、ピレネー山脈を超えてスペインの巡礼路約800kmを歩きました。リラックスよりも冒険的な旅が好き。それから旅先で猫を探すのが好きです。
 旅行好きが高じて2020年に総合旅行業務取扱管理者資格を取得。旅を仕事にできたらいいなぁ。

旅行エリア
中国, 広島県, 尾道市
旅行期間
対象読者
視覚障害 高齢者 その他
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なし
関連タグ
弱視しまなみ海道生口橋招き猫博物館猫の細道はっさく大福レモン羊羹はっさくゼリー