難攻不落の名城「小田原城」の天守閣


北条氏の約100年間の治世を守り抜いた難攻不落の名城「小田原城」に、ASDの私が2020年7月に日帰り旅行したときの体験をご紹介します。千葉県から車で、アクアライン経由で向かいました。
今回は、ASDなどの発達障害のある方も楽しめることに特化して小田原観光について書きたいと思います。小田原城は、天守閣からの展望が絶景でした。

まず、小田原城と北条氏の歴史を簡単にご紹介します。
小田原城の前身は、15世紀中頃(室町時代)に大森氏により造られたと考えられています。その大森氏を15世紀末に北条早雲が退けて、北条氏5代(約100年)にわたって関東での勢力を拡大しました。
小田原城は関東支配の中心拠点として整備・拡張されました。豊臣秀吉の侵攻に備え、城下を囲む総延長9kmに及ぶ拡張により最大規模となりました。
しかし、1590年、石垣山一夜城の築城などにより、北条氏が豊臣秀吉に降伏し、戦国時代の終結を迎えました。
5代目氏直氏は敗戦後の翌年に29歳で死去しました。もし、彼が生存していたら、今の山陰地方の国持ち大名になれたといわれているそうです。

小田原城の門
お堀の上の橋を通ると、小田原城の最初の門が迎えてくれます。よく見てみると、鉄砲で戦うための穴である狭間があちらこちらに散りばめられています。

何もないはずの壁から突然鉄砲がでてくると思うと恐ろしい仕掛けですね。

巨大な門
2つ目の門は、北条氏の偉大さが分かるような巨大な門で立派でした。

足元に段差がありますので、ご注意ください。

遠い天守閣
2つの門を越えたら、天守閣を見えたので撮影しました。気が遠くなるほど天守閣が遠くに感じました。
天守閣の遠さに、難攻不落の名城と言われる理由がわかりました。
攻める側の士気がさがりそうです。
豊臣秀吉も100日ほど、城を包囲し城攻めをせずに、策略のみで攻略しようとしたのも頷けます。

最後の門
城内には階段が沢山あります。
写真の階段と門戸は他の箇所よりもさらに狭くなっています。
敵に攻められにくくするための構造なのかなと思いました。

3つのうち2つの門の上に人が入れそうな部屋があるとのことでした。これは、反撃をするのに重要な仕掛けだそうです。

実は、1つ目の門から3つ目の門までの道で、ジグザグしているような構造をしています。

小田原城 庭園
やっと天守閣広場にたどり着きました。
天守閣広場は小学校のグランドが2つ以上ありそうな広さで、こども遊園地やサムライ館というアミューズメント施設や食事処もあります。

天守閣広場の途中に忍者のアミューズメント施設があったので、後日、インターネットで検索しました。プロジェクションマッピングなどの最新技術を駆使したエンターテインメントや展示、遊具などが充実しているそうで、興味をそそられました。
また、サムライ館にも魅力を感じました。

次に小田原城を訪れる機会があったら必ずサムライ館や忍者館にも行こう、と決意しました。

天守閣広場は砂利なので履物はサンダルを避けることをおすすめします。
小田原城観光のあと、箱根ユネッサンに寄る予定でしたので、サンダル履きでいってしまい、かなり痛い思いをしました。事前調べは大事ですね。

車椅子の方の行き方も後日調べました。
裏門から迂回して入り、こども遊園地沿いに存在する舗装道を通れば比較的容易に、天守閣前にたどり着けます。

天守閣内部には、エレベーターが無い印象でしたので、車椅子の方が単独で登っていくには難しいため、誰かとの同伴で観光をお勧めいたします。

小田原城の最上階の景色(伊豆半島側)
天守閣内部を階段で上がる途中には博物館があります。順路通りに行くと、小田原城と北条氏の歴史がしっかりと学べます。最後には楽しくクイズ形式で復習出来ます。ASDなどの発達障害のある私でも、理解しやすかったです。

その要因としては、3つあります。

1. あいまいな表現は無く、具体的な表現で説明
2. 絵図や写真や映像などで解説もあります。
3. ガイドアプリで理解出来ます。

天守閣頂上の展望台からの景色は、運が良ければ、伊豆大島も見えるそうです。私が訪れたときは天気も良く、海が見えて絶景でした。

小田原城のガイドアプリ(無料)
ここで、小田原城のガイドアプリを紹介させていただきます。

スマートフォン用アプリは、ダウンロードも利用も無料です。対応しているOSは、iOS7以上のiPhoneやOS4.3以上のAndroidのスマートフォンです。

しかも、展示物に掲示されている番号を入力するだけで解説を聞けます。

4言語(日本語・英語・簡体語・繁体語)を選べて、展示に存在しない話や逸話を聞けます。

小田原城最上階の景色(JR小田原駅側)
JR小田原駅が見えます。
タイミングが合えば、東海道新幹線の発車や通過も見えます。写真を撮っている時には、MSE(60000形)というビジネス特急列車が通るところでした。

上記の列車は、北千住から箱根湯本間などを結ぶ特急列車「ふじさん号」としても運行しているそうです。

私は鉄道にあまり詳しくないので必死に調べてみました。

鉄道ジオラマを見ているような景色でした。

小田原城の最上階の景色(市街地海岸側)
小田原市は城を中心とした城下町として栄えています。

北条氏のもと、約100年近くの平和の中で栄え、繁栄を築いていったことが想像できます。
また、関東一帯が豊かだったと思います。

しかも、北条氏は、税を安くするなど、「領民ファースト」の政治をして、領民から慕われていたそうです。

(参考元(NHKのホームページ):https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=25089

城主になったような気分を天守閣展望台から味わえます。

小田原駅商店街のデカ盛りレストラン
私は小田原城観光の後、昼食を食べたいと思っていました。同行していた友人がスマートフォンで「デカ盛り 小田原」を検索していました。すると、「デカ盛りダイニング おはな小田原店」を見つけました。
小田原城から徒歩6分とのことでしたので、行ってみました。

おはなで「おはなDXプレート」とドリンクバーを注文しました。
注文してから十数分程で渡されるので、早いです。
ボリュームがいっぱいで、満腹になりました。
これで消費カロリーは、プラスマイナスでほぼ0になりました。

さすが、小田原城は難攻不落と言われたゆえんがわかりました。

小田原城と城下町のマップ
JR小田原駅から小田原城、商店街は徒歩圏内ですので、交通アクセスも便利です。

小田原城の観光は半日あれば十分でした。
箱根などにも近いので寄り道もできそうですね。

男性/20代 発達障害, 精神障害

千葉県在住(神奈川県生まれ)、大学院修士課程及び大学にて、物理学を専攻。
幼稚園児の時、Becker型筋肉ジストロフィ(進行性の病気ですが、現状は障がい者手帳の支給基準未満で歩行可能です。)の診断を受ける。高校生の時、通院した病院でASDが発覚する。
また、高校2年生の頃、精神の病気も発症する。今はカウンセリングと通院・服薬により病状安定している。(精神障害者福祉手帳2級を取得済み)

好きなもの:アニメ / ゲーム / 映画 / 絶景 / 旅行 / カラオケ / 音楽 / プール
好きな旅行先:シンガポール / 香港 / ハワイ / カリフォルニア / 大阪府 / 愛知県

主に、ASDなどの発達障害のある方やBecker型筋肉ジストロフィのある方でも、楽しめる旅行を体験談も交えて、お伝えいたします。

旅行エリア
関東, 神奈川県, 小田原市
旅行期間
対象読者
発達障害 精神障害
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関連タグ
北条氏小田原市小田原城戦国時代史跡神奈川県関東歴史国内