メキシコ先住民の像

     


2016年中米メキシコに行きました!
旅中は聞こえなくても目で見てわかるコミニュケーションツールとして指差し会話できる本と紙のメモ帳、電子メモパッドを持って行きました。指差し会話で使用した本はこちら。
●地球の歩き方2015〜16メキシコ(発行所:株式会社ダイヤモンド・ビッグ社)
●絵で見て話せるタビトモ会話メキシコ(発行所:JTBパブリッシング)
●紙のメモ帳と電子メモパッド


2016年2月、私は日本から飛行機でメキシコシティに来た。

到着後、すぐにメトロで南方面バスターミナルに向かった。今回のメキシコ旅ではクエルナバカ→プエブラ→メキシコシティの順番で観光する。

まずは南方面バスターミナルでバスで移動するチケットを買い、クエルナバカへのバスに乗る予定。

南方面バスターミナルに向かう途中でメキシコシティの折りたたみ地図を高々と上げている人がいた。どうやら地図を売っている人らしい。外での移動中、ネットは使えないので使えるかもと思い購入。(もちろんスペイン語で書かれているけれど、持っているガイドブックの地図と付き合わせて日本語でメモできる)

南方面バスターミナルに着くと、私は紙のメモ帳に行きたい街、乗車希望日を紙に書いてカウンターの人に渡して事前予約分も含めてチケットを購入。

プエブラからメキシコシティに戻ってくる時、メキシコシティで降りるバス停はこの南方面バスターミナルとは違う場所らしい。事前に場所を知りたかったので買ったばかりの折りたたみ地図のどこに載っているのか教えて欲しいとカウンターの人にお願いした。カウンターの人は今までそのようなお願いをされたこともなかったみたいで見つけるのに手間取っていたものの、何とか見つけ出し地図にチェックしてくれた。
中々見つからずで先輩らしき人に相談しに行った時はなんだか私までオロオロしてしまったが真剣に探してくれていたことは分かった。本当に嬉しかった。ありがとう。旅の初めに優しい方に出会えて良かった。

そして私はメキシコシティ南方面バスターミナルからクエルナバカへバスで向かった。


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クエルナバカは平均気温20℃の永遠の春の街とも呼ばれる。


おじさん顔の太陽の口にボタンらしきものがある。食われかけ君が上にいる。
クエルナバカに到着。まずはこの最高な呼び鈴のボタン?のあるロバート・ブラディ博物館に入る。



多様なお面が飾られている博物館の中と食われかけ君
画家のブラディさんが個人的に収集したコレクションが大量にある。異世界みたいな空間。こういうところ大好き。館内は博物館というよりも家みたいで、狭い階段や通路があり車椅子で見て回るのは難しい。

ちなみに2016年の時なので、2017年にニューヨークで行方不明になった私の作った珍ちくりんアートの食われかけ君も一緒。



博物館内にいる短髪黒髪の著者
どうも2016年の私です。金髪ではありません。



カテドラル入り口
ブラディ博物館の次はこの街のカテドラルへ。(カテドラルとはキリスト教の司教が座る椅子のある大聖堂のこと)。



カテドラルの塔とヤシの木
カテドラルにあるヤシの木が中米の雰囲気を漂わせている。



カテドラルの中に礼拝用の長い木のベンチが並んでいる
写真がぼけているのが残念だけど、カテドラルの中の様子。所々剥がれ落ちている壁画がある。



カテドラル内の壁画
このカテドラルにある壁画は豊臣秀吉によって処刑されているキリスト教徒たちの壁画。日も暮れつつあったのでカテドラルの中は暗かった。一通り見て回り外に出るとすっかり日も落ちてきた。



夜の街。車、ライト、アクセサリー商品を身体中に巻きつけている男、車後部からはみ出しているバルーン
夜になっても街は賑やか。今日はお祭りでもあるのかな?というくらい賑やか。(通り過ぎる人の中にものすごく大きい一輪車を抱えていた人がいたのを今でも覚えている。)

近場で焼きそばみたいなものが売っていたのでとりあえず今日の夕食はそれで済ませる。




車後部からはみ出している大量のバルーン
この光景とか日本とかではありえなくて最高に良い。さて、今回の中米旅では初めて事前に宿を予約しないで来た。宿に飛び込みで泊まれるかドキドキする。

とりあえず目に入った宿に入り、泊まれるかを確認する。



部屋。左から入り口、カーテン付きの窓、著者の登山用リュック
あっさり宿が決まった。この宿のカウンターで宿泊手続きをする前に「ルームチェックOK?」と聞いたが返事は「NO」。なんだよと思ったが面倒臭かったのでルームチェックなしでもいいやと思い、泊まることを決めたが中々綺麗な部屋。



2人は寝れるベッド
入り口から見た部屋はこんな感じ。シャワー室と鏡台が見える。

ちなみに海外のシャワー室の床も土足で入れるところであまり清潔ではない。シャワーを浴びる時はビーチサンダルを履くと良い。

初めての中米の夜はなんだか夢見心地。こうして1日目が終わった。




朝のクエルナバカの街並み
朝起きて次の街へ向かうためバスターミナルへ。バスターミナル前でタコスの屋台があったので初本場のタコスを食べた。美味しい!

バスの搭乗口で、係員さんがバスの搭乗を知らせるため大声で呼びかけていたのでチケットを見せに近寄る。実は発車時刻までまだ余裕があるので私が乗るバスではないとは思ったけど、係員さんに私がどの街行きのバスに乗るか知っててもらいたいのでチケットを見せに行った。
「えーと。君が乗るプエブラ行きのバスはまだだね。」

少しだけ小さなバスターミナルで時間を過ごし、無事に乗る予定のバスに乗ることが出来た。バスに乗る前に銃とか持っていないかのボディチェックがあって、少しだけ日本ではない怖さを感じた。






バスから見たメキシコの風景。背の低い木々と低い山。
バスで移動。メキシコの風景を眺める。



点在する藪、背の低い木々、遠くに低い山
意外とサボテン見かけないなー。


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大きいPEBLaのオブジェが置かれている。手前に食われかけ君。
天使の街プエブラ(Puebla)。



両脇が高く中心が低いカテドラルの建物。
天使がこのカテドラルに大きな鐘を吊るしたという伝説がある。天使の像が並ぶ柵が教会を囲んでいる。

この街の広場を歩いたら、靴磨き職人から靴を磨こうかと声をかけられる。この時の私は合成皮のスニーカーを履いていた。合成皮だし磨いてもどうしようもないほどボロなので断った。メキシコでは靴磨き職人を割と目にする機会が多い。





天使の像がある噴水
今日も良い天気。



男の首像が置かれている吹き抜けの家
メキシコ革命前に散った革命家アキレス・セルダンの家。
セルダンさんが存命時からあった家で車椅子スロープがなく階段しかなかった。





セルダンの部屋
1910年日清戦争の時、メキシコ革命が起こる2日前、当時の警察がセルダンを武力蜂起する前に襲撃して殺害。その襲撃の跡が今も残っている。銃痕で穴だらけの壁や割れたままの鏡が悲しくて痛々しい部屋。



市場
プエブラでお土産を買うならエルパリアン市場。市場の向こうに砂糖菓子の家が少し見える。



3階建の横に長い建物
こちらが砂糖菓子の家。屋根部分の装飾がクリームのように見えることから名付けられた。

クリームっぽいところが屋根部分なので、遠目で確認しないとこの建物は分かりにくいかもしれない。

実際私はこの建物を目の当たりにしても「これかな?」という感じで半信半疑ながらもとりあえず撮影して、あとでネットの情報と照らし合わせてようやく確信した。

ホテルの入った建物
2日目の宿はここでいいっかと即決ですんなり決まる。宿を予約しない海外旅、自分でも案外できるもんだな!さーて、ご飯食べに行こうっと!



レストランの中。天井には花火のように旗が吊るしてある。奥にバーカウンター。
プエブラのレストラン。フォンダ・デ・サンタクララ(Fonda de Santa Clara)。

昨日、クエルナバカでは軽く夕飯を食べただけというだし、ここではメキシコ料理をたっぷり食べてやろう!
ウェイターさーん!コレとコレ!アレとそれ!ついでにこれも!

怒涛のオーダーをしたら、ウェイターのおじさんから「そんなに食べれるの?」と心配される。

「うん大丈夫大丈夫!」

ウェイターのおじさん「まぁまぁ。とりあえず食べ物は1品だけ頼んでみて。足りないようだったら追加で頼んでよ」

「そっか…わかった!(大丈夫だと思うんだけどなぁ)」とウェイターさんの提案を受け入れる。


一見カレーライスのようなもの。左からナプキン、ジュース、カップ、パンがある籠、フォークとナイフがある
そういうことでまずはメキシコ伝統料理モレ・ポブラーノを注文した。数種類の香辛料、果物や木の実をベースにチョコレートで煮込んだ鶏肉料理。この写真では一見分かりにくいがソースの中に鶏肉がある。

世界で初めてのチョコレート入り料理とも言われ、この料理はプエブラ発祥。

食べてみると、重厚な味わい。チョコレートという響きで甘いイメージがわくかもしれないがカカオ80%以上のチョコレートをイメージして欲しい。なんというか結構ずっしりくるな感じ。とろみも強いかな。

食べてみてわかった。結構お腹を空かしていたのにこの一品でお腹がとてもいっぱいである。私はウェイターさんに「もう食べられないよ」とお腹をポンっと叩いて満腹の意を伝える。

ウェイターさんも「でしょ!」という感じで親指を立ててくる。

ウェイターさんのアドバイスを聞いてよかった。ウェイターさん無知な私に優しくしてくれてありがとう。
ちなみにこれとは別に小さいサイズの3種モレの盛り合わせもあるようなのでそれを注文するのが色々味わえて良いかもしれない。

腹一杯の私はぶらぶらと街を散策。暗くなり始めた頃に宿に戻り2日目終了。






金で作られた装飾のある教会の中
3日目。ここはサント・ドミンゴ教会の中。まさに豪華絢爛。眠気も覚めるほどに凄い。必見!




金の浮き彫りと多数の像
1690年に完成したロサリオ礼拝堂。(この時、日本では江戸時代。生類憐みの令が発令中。)



RETRATOの文字ピースと食われかけ君
その中でこんな素敵なものがあった。文字ピースとそれをはめ込むことができる溝がある板。文字ピースは各アルファベット分のピースがあり、好きなピースを買って板につけることができる。

肖像画、人物画を意味する「RETRATO」の文字ピースと板を購入。これを持って外を歩いて似顔絵描くぞー!とアピールできるぞ!



似顔絵を持った髪の長い笑顔の女性
この素敵なものを売っていた人はとても素敵な笑顔の人。似顔絵プレゼントしていいですかと申し出て、プレゼントした。

メキシコで初めて似顔絵かけました。感無量。プレゼントした人も笑顔になってくれたので嬉しかった。

そして私はプエブラの街でこの「RETRATO」の文字ピースを持って歩いていく。そうしているとお土産屋の店先にいた人が「あなた何してるの?」と声かけてきた。

「似顔絵描きます」

「いいね!じゃあ私のこと描いて!」

似顔絵を持った笑顔のお団子ヘア女性
喜んで描かせていただいた。お土産屋で働いている店員さん。このほかにもう一人いたのだが写真に納めることができなかった。でも2人とも楽しんでくれたようで何より!

この似顔絵活動、私にとっては結構大冒険な心境だったがやって良かった。プエブラで描くことができたのは3人。ありがとう!


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ビニールに入った丸いお菓子
あっという間にバス発車の時間。バスの車中でプエブラで買ったサツマイモ練りのプエブラ銘菓、カモテを食す。とても甘いので大量には食べられなかった。コーヒーとかお茶と一緒に食べたい。



道路の脇に女性が何かを持って立っている。車は数台停まっている状態
バスから見たメキシコの道路の様子。道路にいる人ははお菓子売りの人。停車している時を狙ってお菓子をセールしに来る。くれぐれも事故には気をつけて欲しい。



メキシコシティの革命記念塔をバックに撮影されているウェディングドレス姿の女性
メキシコシティに到着。革命記念塔をバックに共和国広場にはお姫様がいた。結婚式用の撮影だろう。



球体を持った丸く丸まっている人の像と食われかけ君
この日はこの近くにある日本人宿にチェックイン。最後に革命記念塔近くにあるアート作品と食われかけ君で記念写真。

楽しい3日間だった。



男性/30代 聴覚障害

外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう著者。
宮城県仙台市在住。生まれつき両耳70dBの聴覚障害があり補聴器をつけている。口話と手話を使う。英語など外国語が話せないが海外では知っている単語やジェスチャー、筆談を駆使してコミュニケーションを取る。
イラストなどのグラフィックや似顔絵の仕事をしている。読書や旅が大好き。この世界のことをもっと知りたい。私の旅の話が読者の旅の役に立てれば嬉しい。
障がい者のライフスタイルメディアMedia116で漫画連載。URLはこちらhttp://www.media116.jp/
ケンイチローのTwitterはこちらhttps://twitter.com/tdk1r

旅行エリア
中南米, メキシコ, その他の観光地
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対象読者
聴覚障害
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