青空と木より空高くそびえる尖塔のクトゥブミナール

     


2017年8月下旬、日本帰国のためアメリカのニューヨークからまたデリーにやってきた。今回はクトゥブ・ミーナールとヒンドゥー教最大の寺院スワーミナーラヤン・アクシャルダムに行った時の話

デリーの街並み
またまたやってきました。インドのデリー。恋しかったぜデリー。

日本に帰国する途中にまたまたインドに立ち寄った。日本に帰る前にクトゥブ・ミーナールとスワーミナーラヤン・アクシャルダムに行こう。



食べ物を売っている店が並ぶ路地裏
今日もデリーの街角は人、人、牛、そして人でたくさん。クラクションが鳴り響く日常。




ラッシーをコップに注ぐ男性
とりあえずラッシーを飲まなければ。



ラッシーが入った大きなボウルとコップ、上に膜が浮いている
インドに来たからにはやはりラッシー。たまらない。本場のラッシーはとても美味い。この膜みたいなのもまたいい。日本のインド料理店でこのようなラッシーにはまずお目にかかれない。

喉も潤ったし、クトゥブ・ミーナールに行こう。




ヒンドゥー教徒に対してイスラム教徒が建てた勝利の記念塔、クトゥブ・ミーナール(Qutub Minar)。インドで最古のイスラム建築。

メトロでイエローラインのQutub Minar駅まで行き、駅を降りてからからはトゥクトゥクで向かった。営業時間は日の出から日没まで。入場料250ルピー。

元奴隷軍人だったクトゥブッデーン・アイバク王が建てた塔である。アイバク王が開いた王朝は、後継者の中にも奴隷出身の王がいたことから奴隷王朝とも呼ばれる。

元奴隷から王様にまで成り上がるなんてすごいな。アイバク王のインド大河ドラマとかやってないのかな。



高い尖塔
高い。高さ72.5mで世界一高いミナレットだそうだ。当初は100mあったらしい。

100m、100mか…



巨大な仙台大観音の像
私が住む仙台市の仙台大観音(高さ100m)くらいあったのか。




クトゥブ・ミーナールに近づいて撮影した写真


更に拡大して撮影したクトゥブ・ミーナール
近づけば近づくほどクトゥブ・ミーナールの美しい建築様式が分かる。塔にはイスラム教の文字が彫られていて綺麗な模様にも見える。実に美しい細工。



画面中央にクトゥブ・ミーナール、朽ちている門らしき壁
入ってきたところと反対側から撮ってみた。



内部まで見えるほどに崩れた建物の壁
周りの建築はだいぶ崩れているなー。

煉瓦を積み重ねたような門、大半が崩れている
この壁の装飾は綺麗なので撮影スポットとしてオススメ。



装飾のある柱で構成された回廊
回廊。クトゥブ・ミーナールの周りの建物はヒンドゥー教寺院を壊したものを建材にしている。偶像崇拝が禁じられているので人や動物の顔に見えるものは削られるものの流用されてるみたい。





回廊の写真に丸い拡大図がついたもの
この写真だとこれがそれっぽい。なんとなく海老反りしている人の上半身らしきものがあるけど顔の部分が削り取られている。



回廊に中央に立つ著者、モザイク柄の七分袖とタイパンツ姿
食われかけ君がいないので私が写るしかない。




広場の中央に細い鉄柱がある7mくらい、左手にクトゥブ・ミーナールがある
さてさて実はこの場所には不思議なものがある。



柵で囲われた鉄柱、後ろには朽ちた門の壁
デリーの錆びない鉄柱。日本の古墳時代に建てられたものとされ、1600年の間錆びていないらしい。地中を支配している蛇の王の首に突き刺さっているという伝説すらある。

日本でもテレビや写真集などで知っている方もいるかもしれない。



鉄柱に近づいて撮影したもの、なだらかな表面のように見える
世界的な不思議なものを生で見れて幸せ。



アラーイーの塔、巨大な藁の帽子みたい、左手奥にクトゥブミーナール
クトゥブ・ミーナールより高く建てようと作られたが途中で終わってしまったアラーイーの塔の残骸。

クトゥブ・ミーナールはデリーに行くなら必見の場所だ。来てみて良かった。
お次はヒンドゥー教最大の寺院、スワーミナーラヤン・アクシャルダムに行こう。

その前に一服だ一服。おっちゃん、チャイくださーい。




3人のインド人男性、左から腕組み、右手を腰に置く、女性がするようなセクシーポーズをしている人
「チャイか、了解した。」

小さな紙コップに入ったチャイ
インドのチャイは日本の喫茶店にはない野性味があるのよ。うまい。



手前に二人の男性、奥に談笑している二人とカメラ目線の腕組み男性
「チャイの他にも、俺の友達の店でも何か買っていきなよ」と勧められたが特に欲しいものがなかった。

写真撮らせてもらって別れを告げた。おっちゃんたちありがとう。



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世界一大きなヒンドゥー教寺院、スワーミナーラヤン・アクシャルダム。この寺に観光する時はスマートフォン(以下、スマホ)、カメラ、ビデオの持ち込みが禁止されている。その為日本語でネット検索してもあまり画像が出てこない。

寺院の中に入るには受付でスマホなどを預けなければいけない。しかしスマホを持つのが当たり前の現代。預けるまでに長蛇の列に1時間以上も並ばなければならない。

スマホを預けるのに1時間以上かかったという情報をインドで知り合った友達から聞いていたので、私は宿にスマホを置いていくことにした。寺院はブルーラインのAkshardham駅から徒歩2分で近い。念のためにガイドブックを持って行く。

そういうわけでこの寺院に行った時の写真は撮れていない。下記に寺院のホームページURLを記載するので皆様にはそこから寺院の様子を見て欲しい。

寺院の入館料は無料(※施設内で別途有料のエリア有り)。スマホやカメラを持っていない人は特に時間もかからずスムーズに入れる。

この寺院に入ってみた第一印象は「豪華絢爛なテーマパーク」。広大な敷地。寺院の中には人間と同じ大きさの精巧な人形と気合の入ったジオラマ、ムービーを使った展示館があり、更にフードコートや土産屋もある。そして極め付けにこの寺院の目玉はプロジェクションマッピングを使った夜のウォーターショー!(※展示館の入館やウォーターショーの観覧は有料。展示館入館、大人220ルピー。ウォーターショー観覧、大人80ルピー)

寺とは…。日本人が持つ寺という概念をひっくり返したような衝撃を受ける。インド超すごい!という体験ができるだろう。ぜひここの寺院もデリーに行く人にはオススメ。

ここからホームページURLを貼るので見てほしい。英語表記だが、各々日本語翻訳していただければ幸いである。


ワーミナーラヤン・アクシャルダムのホームページ
https://akshardham.com/

展示館について
https://akshardham.com/explore/exhibitions/

夜のウォーターショーの動画のあるページ
https://akshardham.com/explore/water-show/


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今日もインドはすごかったという満足感を感じ宿に帰る。もうすでに深夜になっていた。

「明日はいよいよ日本に帰国だ。航空券の出発時間確認しよう」

航空券には「02:50]と書かれていた。

「日本に向かう飛行機の時間がお昼3時ごろか。ゆっくり寝てようかな」

「…」

「ん?お昼の2時だったら14時って表記だよね?…?!うわー!!昼じゃなくて朝の2時かコレー!!」

急いで今から空港に行かねば!バタバタとチェックアウトを済ませて空港に向かった。
最後まで慌ただしい旅だ。




仙台駅の外観
なんとか私の住む町、仙台に無事帰ってきた。2017年の海外旅がこうして終わった。



男性/30代 聴覚障害

外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう著者。
宮城県仙台市在住。生まれつき両耳70dBの聴覚障害があり補聴器をつけている。口話と手話を使う。英語など外国語が話せないが海外では知っている単語やジェスチャー、筆談を駆使してコミュニケーションを取る。
イラストなどのグラフィックや似顔絵の仕事をしている。読書や旅が大好き。この世界のことをもっと知りたい。私の旅の話が読者の旅の役に立てれば嬉しい。
障がい者のライフスタイルメディアMedia116で漫画連載。URLはこちらhttp://www.media116.jp/
ケンイチローのTwitterはこちらhttps://twitter.com/tdk1r

旅行エリア
アジア, インド, ニューデリー
旅行期間
対象読者
聴覚障害
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なし
関連タグ
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