筑波サーキットの中央の建物

     


今まで一度はサーキット場で運転してみたいと思っていたのですが、ライセンスがなければできないものだと思っていました。実は体験走行であれば、サーキット場で運転することが可能なんです!皆さん、ご存知ですか?しかもマイカーで楽しめる、夢のような気分を体験してきました。その一部始終をお伝え致します。


今回訪れたのは、茨城県下妻市にある「筑波サーキット」です。

下妻市というのは、深田恭子さんの映画で有名になった「下妻物語」の舞台になった場所。

私は今まで茨城県に住んできましたが、筑波サーキットには全く訪れた事がありませんでした。

車好きでもレース場で走るには、A級とかB級ライセンスなどの免許がなければ、できないことだと思っていました。

でもいつかは大好きな車でサーキット場を運転することを夢見ていました。

そうしたら今回、たまたま以前お世話になった知人から、「筑波サーキットで一緒に走りませんか?」という案内が届きました。

「えっ、一般の人がサーキット場でマイカーを走らせることができるの?」とびっくりしました。

そしてこんなチャンスは、滅多にあるものではないと思い、参加することを決めました。

知人は、社会保険労務士の仕事をしながら、趣味が講じて、年に数回レーシング関連の主催イベントを開催していました。

ちょうど知人がレース場を借り切っていて、イベントの1つに一般の人がレース場で体験走行する種目がありました。

目的地のある筑波サーキットへは、私の自宅からは50分程度で到着しました。

都心からでも90〜120分くらいで行ける近い場所にあります。

常磐道を乗って、谷和原ICで降りて、一般道で約40分ほどの場所です。


筑波サーキット中央の建物
到着すると車のエンジン音がものすごく響いていて、別世界にきたような感じがして、テンションが上がってきました。

そして当日のスケジュール表が配られました。

私の体験走行は、午後14時からのスタートでした。

それまでは場内をいろいろと見てまわりました。


サーキット場外周


サーキット場を金網越しで見る


筑波サーキットにいる白倉栄一
コース内ではライセンスを取得した方々が、レースをしていました。

さすがにテレビで見ているのと違い、間近で見るのはものすごく迫力を感じます。

そして車椅子でも観戦できるスペースも設置されていたので楽しめました。


車椅子用観覧スペースへ向かう道


車椅子用観覧スペース前のスロープ


車椅子用観覧スペース
少しだけ観戦スペースが高くなっているので、そのスロープの勾配が若干きついかもしれません。

ただ専用スペースでなくても、間近で見ることのできる場所もありました。

たまたま私が訪れた時は、車椅子ユーザーの方もいらしていました。

ちなみに車椅子で利用できるトイレは、中央の建物の1階に1ヶ所だけ設置されておりました。


多目的トイレ外観


多目的トイレ①


多目的トイレ②


多目的トイレ③
そして自分の順番が近づくにつれて、どんどん緊張と興奮が高まってきました。

走る前に主催の知人から言われたのが、コースに出るので危険防止のため、できるだけ荷物を積まないで欲しいとのことでした。

そのため車椅子を車内から下ろして、それ以外のものも事務局に渡して、いざスタンバイをすることにしました。

時間が刻々と迫り、体験走行を行う方に向けての放送がかかりました。

驚いたことが、集合地点に向かったらものすごくかっこいい車をたくさん見かけました。

まさに車好きな連中が集まったような感じにも見えました。

指示に従いサーキット場のコースに入って行きました。


スタート場所(ピット前)
ピットからのスタートとなりましたが、いざコースに出た時はウキウキしてきました。

体験走行スタート


体験走行コースに出る手前


体験走行コースへ進入
体験走行は1周2,000メートルを3周走ることができて、最高時速は60kmまでと限られています。

もちろん前の車を抜いたりすることは禁止されていて、前方の車にひたすらついて行きます。

子供の頃から憧れていたサーキット場を走るのは、独特な雰囲気でした。

筑波サーキットは、結構いびつなコースとなっていて、第1ヘヤピンはものすごい角度になっていて、きちんとアウトインアウトで入らなければなりません。


第1ヘヤピン
ある程度のことは、ゲームセンターにある車ゲームをやったことがあるので、なんとなくコースの運転方法は分かっていたものの、さすがに実車で運転するのとは全く勝手が違うのを感じました。

「広いコースで時速60kmじゃ面白くないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、コースに出ていると珍しさから興奮するものです。

ダンロップと書かれたアーチの下をくぐる時は、とても気持ちよかったですね。


第2ヘヤピン後のダンロップ前
ちなみに実際のレースでは、時速180kmくらいで走行すると言っていました。

私はあくまでも体験走行をするだけでしたが、頭の中ではT-SQUAREの「TRUSE」が流れていて、まさにレーサー気分で走行しました。


スタンド前
ただ明らかにレーサーらしくないのは、最後にピットへ入る側道に向かう際、どの人もウインカー(方向指示器)を出していたことです。

レースだと絶対にウインカーを出すことはないのですが、ついつい一般道で走っている癖が出てしまうのかもしれません。




ピットへ入る車
あっという間の3周回でしたが、とても貴重な体験をすることができました。

ピット前


体験走行終了
体験走行が終わった後もレースが続いていて、イベントの最後はレースで入賞した方の表彰式がありました。

一般の方がライセンスを取得して出場している大会だと思いますが、入賞できるのはとてもかっこよく感じましたし、お金があればこういった趣味を面白いと思ったくらいです。

車椅子ユーザーでもライセンス取得はできるでしょうし、実際のレースに出場している人もいるので、選択肢の幅が広がった感じもしました。


レース表彰シーン


シャンパンファイト
体験走行でしたが、いい経験をさせてもらいました。

サーキット場は全国各地にありますが、鈴鹿・富士・茂木などに比べると、都心からかなり近い距離にありますので、車に興味がある方はぜひ一度体験走行をしてみてはいかがでしょうか?

★一般財団法人日本オートスポーツセンター 筑波サーキット
住所:〒304-0824 茨城県下妻市村岡乙159
電話:0296-44-3146
HP:https://www.tsukuba-circuit.jp/


男性/40代 肢体不自由, 車いす

茨城県在住、車椅子ユーザー。

動画広告クリエイター(15〜30秒のCM作り)の仕事をする傍ら、バリアフリー推進のために講演・コンサルなどを活動しています。

1996年9月に交通事故によって脊髄損傷になり現在に至る。
事故後に初めて遠出をした旅行で泊まったホテルが、バリアフリールームなのにただ広いだけで、フロントから「我慢してください」と言われた経験をもつ。

その経験をきっかけに、正しいバリアフリーの情報を調べて発信したいと思い、2005年より車椅子でも気軽に行けるバリアフリースポットの情報を実際に現地調査してブログで発信。

2016年11月には日本1周のバリアフリー 調査に挑戦。

今後は、車椅子でも楽しめるバリアフリースポットの情報をお伝えしたいと思い、コラムを書いております。

・バリアフリースタイルHP https://baria-free.jp

・バリアフリースタイルTV(YouTube)→バリアフリー全般における情報番組 https://www.youtube.com/channel/UCLVs0FQUeas4O2o3KSzshtw
o3KSzshtw

旅行エリア
関東, 茨城県, 下妻市
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす 高齢者
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