ごまさば、豚串焼き、明太子、筑前煮などが盛られた福岡定食。


【今回の旅行記・おでかけの目次】
①「自然な配慮」のお店
② メニューは? めったに食べられない郷土料理が盛りだくさん!
③ 肝心なお味は? 今までの常識が崩れました。
※店舗の概要・バリアフリー情報


―――最近、遠出しにくい。―――
そんな話を、耳にするようになりました。

簡単に旅を味わえる場所はないか?
調べてみると、神田にある「47都道府県レストラン 箕と環 -MINO TO WA-」がヒット。

ここは、日本の生産者を応援したい! 地元や地域を応援する人たちの力になりたい!と、生まれたお店なんだとか。

これだ!と、さっそく行ってみることに。


おしゃれな店の外観
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①「自然な配慮」のお店
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神田駅から歩くこと5分。
細い路地に店はありました。

さっそく入店。
中に入ろうとすると、ん?進まない。
力を入れても体が動きません。
金縛りか???

・・・と思ったら、ボクが廊下と思っていたのがテーブルで、そこにひたすら突進していたのでした。

恥ずかしい・・・





よってきてくれる男性の店員さん。
ボクは「何も起こってませんよ。テーブルに突進するのがボクの趣味なんで」みたいな顔して、冷静を装います。

そんなボクを見た店員さんがスッと、「肩貸しましょうか?」と声をかけてくれました。
その自然さにボクは驚きました。

白い杖のおじさんが入ってくるなり、テーブルにタックルし出したら、普通動揺するのに。

さて誘導してもらい着席。
その男性、メニューも丁寧に読み上げてくれました。
後日知ったことですが、この店員さん、このお店の代表・川野元基さんでした。



※川野元基代表


この日は、4つの定食がありました。(定期的に変わるんだとか)

・郷土料理「貝焼味噌」や「イカメンチ」がつく津軽定食(950円)
・北海道当麻町スープカレー(1000円)
・屋台でおなじみの豚バラ焼き、郷土料理ごまさばがつく福岡定食(1200円)
などです。

メニューには食材の生産地を始め、土地ゆかりの定食の考案者の紹介などが書かれています。












なかなか食べられない料理が盛りだくさん。
つい、「迷っちゃうな~」と、女子高生みたいなつぶやきをするおじさん。

「どうぞ迷ってください」と、川野代表。
赤面するおじさん。

結局、福岡定食にすることに。



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③ 肝心なお味は? 今までの常識が崩れました。
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さて実食!

まず豚バラ焼きの串を食べてみると・・・
表面カリッと、中はジューシー。
屋台で、こんなものが出るのだなーと想像が膨らみます。



さて次は、ごまさば。
さばの刺身を甘めの九州醤油や炒りごまで味付けした郷土料理なんだとか。

いたみやすいサバは、東のものは基本的に生で食べられませんが、西では真サバという種類が生でも食べられるんだとか。
地域で愛されてきた、ならではの料理ですね。

ボクはごまさば初体験。
正直あまり期待していませんでした。
「だって、さばにごまだよ?」てな感じ。
九州男児にマジギレされそうです。

食べてみると・・・

おーーーーー!!
身がきゅっとひきしまっていて、新鮮。
そして、ごまと甘めの醤油がさばのうまみをひきたてている。
すごい!!
これは感動の味、まじで。

「だって、さばにごまだよ?」とか言ってた数秒前の自分をひっぱたきたい。

ごまさばに感動し、席をたったボクを、川野代表が店先まで誘導してくれました。
店先の段差を降りるところまでしっかりついてきてくれて。



「次回のメニューはなんだろう?」
さっそく、次の来店を楽しみにしているおじさんなのでした。





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店舗の概要・バリアフリー情報
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▼店舗の概要
47都道府県レストラン 箕と環 -MINO TO WA-
<アクセス>:
①JR山手線・京浜東北線・中央線「神田駅」西口から徒歩約3分
②東京メトロ銀座線「神田駅」1番出口東口から徒歩6分(JR西口を通ります)
③東京メトロ半蔵門線「三越前駅」B1出口から徒歩約8分
<営業>
毎週月曜日~金曜日(ただし月曜日は、10名以上の予約に限り営業)
定休:毎週土・日・祝(土日祝は、同ビルの別のお店と提携営業)
ランチ 11時30分~15時00分(LO.14時30分)
ディナー 17時00分~22時00分(LO.21時00分)
※コース料理は要予約
<TEL>03-5201-3886
<住所>〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-2-6神田GMビル1F
<URL>https://minotowa.therestaurant.jp/

明るめの店内。


カウンター



▼バリアフリー情報
〇視覚障がいポイント
・店の場所が少しわかりにくいかも。
※川野代表いわく、「お電話をいただければ駅まで迎えにいきます」とのことです。
・店前に2段段差あり。
・店内はフラット。
・店内明るめ。
・店内入り口付近が少し見えにくいですが、奥(入り口を背にして右側)に進むと机とカウンターがきれいに並べられているので、見やすい。
・店員さんが親切。
・落ち着いた雰囲気、静かなので、安心

〇車いすユーザーポイント
・店前に2段段差ありますが、入店問題ないとのこと。
※川野代表いわく、「可能であれば車椅子から一度降りていただいて、スタッフ総出でご来店のサポートをするという形をとらせていただきます。車椅子から降りるのが困難な方は、一度ご相談ください。策を考えます」とのことです。過去車椅子の方の来店時には、スタッフの方で車椅子ごと持ち上げ入店してもらったとのこと。
・店内はフラット。
・トイレは利用難しいため(車椅子が曲がれないことがあるため)近くのバリアフリーの公園までお店の方が案内してくれるとのこと。



<川野さんからのメッセージ>
「当店では障がいを持ったスタッフが一名働いてくれています。
どんな方にもご利用いただきやすいお店づくりを目指し、日々奮闘中です。
ご興味をお持ちいただけましたら是非一度お越しください」




※店内の物販コーナー。


▼写真提供
初出の店外観・福岡定食以外は、川野代表提供写真。

▼イラスト引用
Illust AC
https://www.ac-illust.com/?yclid=YSS.1000030510.EAIaIQobChMI4a6P65XL7QIVz1VgCh1McQpxEAAYASAAEgJfw_D_BwE

▼参考ページ
ごまさば | 九州の味とともに 秋 | 霧島酒造株式会社
https://www.kirishima.co.jp/aji/2011/autumn/12/

男性/30代 視覚障害

東京都青梅市出身、練馬区在住の榎戸 篤(えのきど あつし)です。
テレビ番組の制作会社で働きながら、ライターをしています。
最近では、障がい当事者の問題を解決する社労士になりたい!と、資格の勉強も始めました。

【障がい】
・視力は左0.06、右0。
・3歳の時、保育園で転んでケガをし、弱視に。
・現在は、白杖・単眼鏡を持ったり持たなかったりしながら、ふらふらしています。

【好きなモノ】
つけ麺/お酒/建築/読書/フロアバレー/ニュース

【好きな旅行先】
沖縄/イタリア/東京都青梅市

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旅行エリア
関東, 東京都, 中央区
旅行期間
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視覚障害 聴覚障害 肢体不自由 車いす 電動車いす 歩行補助具 発達障害 精神障害 内部障害 高齢者 マタニティ 乳幼児連れ 補助犬ユーザ その他
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