人の2倍の高さのある大きなモニュメントと食われかけ君、モニュメントはTRONTOの文字とメープルの葉

     


2017年7月末、ニューヨークからVELTRAの2泊3日現地発着ツアーに参加。バスでナイアガラの滝、カナダのトロント、サウザンド・アイランズを巡る。今回はツアー2日目、カナダのナイアガラ・オン・ザ・レイク、トロント、ガナノークを訪れた話。

大きい花時計の前に著者と2人の女性が手を上げてポーズ
素晴らしい朝が来た。こちらはカナダ、ナイアガラ近くの世界最大級の花時計。年に2回デザインが変わるようだ。

最高のツアーの2日目。今日はカナダを巡るんだ。
さぁ出発!


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バスが走り始め、ほどなくすると

ガイドさん「この先に世界一小さな教会があります。バスは止まらないので見逃さないでくださいね」





バスの車窓から小さな教会が見える、窓際に食われかけ君
小っさ!!世界一小さな教会、リビング・ウォーター・ウェイサイドチャペル(Living Water Wayside Chapel)。

収容人数は6人だそう。世界一のものが見れて嬉しい!

絶妙なタイミングで案内してくれたガイドさんgood job!
私を含め聞こえない人は顔や口元を見て話を聞くので、タイミングが悪いとガイドのさんの話を聞いている間に通りすぎて見逃してしまうことがある。今回は余裕を持ってカメラを構えて撮ることができて良かった。



手前に鮮やかな花、奥に時計塔、青空
2日目の最初に訪れたところはイギリス統治時代の150年以上も前の面影が残るとても美しい町ナイアガラ・オン・ザ・レイク。

町のシンボルの時計塔が見える。



中央分離帯にある街灯に花篭がついている、花篭にたくさんの花、奥にヨーロッパ調のお洒落な2階建ての建物
とても花が綺麗な町。



晴れ渡る空と広い湖、カップルが水際を歩いている、手前に食われかけ君
この町にはオンタリオ湖がある。今日もいい天気だ。とても静か。



公園の木と湖の水際に佇む著者の影、右半分は湖
ガイドさんの話によるとこの湖の向こうにトロントがある。目をこらしても見えない。それほどに大きい湖なんだな。

それにしてもオンタリオ湖の水綺麗だなぁ。




水につけられている食われかけ君
とりあえず食われかけ君を浸らせておくか。インドのガンガー(ガンジス川)にも浸らせたしな。





枯れたメープルの葉
カナダといえばのメープル(楓)の葉が落ちていた。



コーヒ店
お洒落なコーヒー店、Balzac's Coffee Roasters。古い建物から作られたのか、入り口にスロープはなかった。

ガイドさん「ツアーでこの町に来る時は大体このコーヒー店に来て、コーヒーを買っていきます」





紙のコーヒーカップと食われかけ君
ということで買う。

コーヒーを買いすぐさまトロントへ出発。あまり滞在できなかったがナイアガラ・オン・ザ・レイクはゆっくり過ごしたいと思えるほど素晴らしい町だった。




CNタワーと食われかけ君
トロントに到着!CNタワーが見えるところで短時間の自由時間。散歩して過ごす。

次に向かったのはトロントイートインセンター。ここでランチをとる。



トロント旧市庁舎と食われかけ君
ランチ後にやってきたのはトロント中心部。これはトロント旧市庁舎。



地下通路を歩く人たち
トロントの地下通路。

ガイドさん「トロントは寒さが厳しく、あまり外に出なくてもすむように地下通路を張り巡らせています」

トロントの地下街は「パス(PATH)」と呼ばれ、世界最大の地下街として有名。



新市庁舎前の噴水広場、手前に著者、アルファベットのTRONTOのモニュメントが見える
トロント新市庁舎。



ガラスケースに入ったデザインされた脳のオブジェ
市庁舎前でアート展示されていた脳。多様な脳がズラリ。



色が強いトゲがまだらに付いている脳のオブジェ
自分の頭に入れるならこの脳かなぁ。



アーキテクチャの壁、近づいて見ている女性2人
新市庁舎の中へ。入り口に入ってすぐ右手の壁にこのようなSF的なアーキテクチャがある。

ガイドさん「ぜひ近づいて見てください」





でこぼこした無数の釘
うおお!すごい!なんじゃこれー!釘で作られているのか!カッコイイー!



トロントのミニチュア
トロントのミニチュア。

ガイドさん「次の場所へ行きますよー!」




鉄製の大きな梁にGOODERHAM&WORTの文字が見える
ディスティラリー地区。かつてのイギリス最大のウイスキー蒸留所があった場所でビクトリア時代の赤レンガの建築物が広がるエリア。カナダ国定史跡になっている。






赤レンガの建築物が並ぶ通り
現在は商業施設として活用されている。



大きいアートオブジェ、懐中電灯と螺旋状のアンテナのようなものが組み合わさっている


ポリゴンみたいに角ばったアイスホッケー選手のオブジェと著者、オブジェは著者よりも大きい
思わず撮りたくなるようなものがたくさんある。私はこういうの大好き。



干支の蛇が書かれた看板


版画の木版と食われかけ君
ディステラリー地区ではアート作品が売られているエリアをぶらぶら。日本で版画を勉強したアーティストさんが干支のアート作品を製作していた。

許可をもらって、私のアート作品食われかけ君と製作道具と一緒にパチリ。

ディステラリー地区は色んなお店やレストランもありとても楽しめるところ。ディステラリー地区での観光時間は割と長めに取られていて他のところより余裕もって回れた。


トロント観光も終わり、次は3日目のサウザンド・アイランズの観光のためにガナノーク(またはガナノクエ)という町へ出発。

ガナノークへ向かう道中にガイドさんからの話でアイスワインの存在を知る。

アイスワインは凍らせて糖度を高めたブドウから作られるワインなんだそうだ。とても甘く、カナダはアイスワインの産地としても有名だとな。

飲んでみたい。ガナノークの酒屋で買おう。




公園の花壇
ガナノークは小さな町。

到着した時は夕方だったが小さな町ゆえにレストランやお店などの閉店時間が早く19時過ぎには閉まるという。2日目の夕食はスーパーで買うことにした。

酒屋に入って店員さんにオススメを聞いて、アイスワインとアイスワイン紅茶なるものを購入。



4杯のビールと食われかけ君
スーパーからホテルに帰る道中ガン・ブルーイング・カンパニー(Gan Brewing Company)のお店を見つけた。

うまそうなクラフトビール。閉店時間が近かったが注文はまだ受け付けていたので衝動的に4杯のビールを注文。美味い。幸せ。

夢見心地でホテルに帰る。

アイスワインの瓶ボトルと食われかけ君
ちなみに購入したアイスワインがこちら。(ニューヨークの宿に戻ってから飲んだのだが、とても甘くジュースみたいな味。これがカナダの味かーと楽しんだ)。

ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴びてすぐさま眠りにつく。

今日も素敵な旅だった。

男性/30代 聴覚障害

外国に行くと「ケニチロ」と呼ばれてしまう著者。
宮城県仙台市在住。生まれつき両耳70dBの聴覚障害があり補聴器をつけている。口話と手話を使う。英語など外国語が話せないが海外では知っている単語やジェスチャー、筆談を駆使してコミュニケーションを取る。
イラストなどのグラフィックや似顔絵の仕事をしている。読書や旅が大好き。この世界のことをもっと知りたい。私の旅の話が読者の旅の役に立てれば嬉しい。
障がい者のライフスタイルメディアMedia116で漫画連載。URLはこちらhttp://www.media116.jp/
ケンイチローのTwitterはこちらhttps://twitter.com/tdk1r

旅行エリア
北米, カナダ, トロント
旅行期間
対象読者
聴覚障害
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なし
関連タグ
聴覚障害難聴ろうカナダトロントツアースロープ