庭瀬のご当地マンホール

     


みなさん、GoToトラベルを楽しんでらっしゃいますか?
残念ながら私は、ひきこもり・対人恐怖・閉所恐怖のため、なかなか旅行代理店に頼むような大きな旅行はできません。
ですが、身近なところで思わぬ楽しみがあるのに気付きました。
今回はそんな「日帰り旅行」未満のプチ旅行の楽しみをご紹介したいと思います。

岡山市スタンプラリー表紙
『ご当地マンホール(のフタ)』というものをご存知でしょうか。
私は、存在自体は知っているけど…という程度でした。Googleで調べてみると、力を入れて写真収集に励んでいらっしゃる愛好家のみなさんのサイトが挙がってきます。テレビ番組でもたまに取り上げられているので、実はメジャーな楽しみの一つのようですね。
9月頃に、私が住んでいる岡山市の地域ニュースで「ご当地マンホールのスタンプラリーが始まります。賞品もあります。」という話を聞き、それならちょっと回ってみようかな、と、気楽に参加を決定しました。
まずは市のホームページから情報収集。
【下水道マンホールスタンプラリー2020 | 岡山市】
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000025118.html
9カ所あるスタンプのうち、4つ集めると賞品に応募できる、となっています。
夫と地図を見ながら、まずは4つのスタンプを集めるためのルートを計画します。
幸い、うちから北を目指せば、すんなり4つは集まるルートがあります。
最初に目指すのは撫川(なつかわ)地区。ここは昔、私の友人が住んでいた地域で、今も買い物など日常的に通る地域です。なので地図に頼らなくても場所はすぐわかります。ささっと行ってしまいましょう。

…この安易な判断が後で後悔する事態になろうとは、この時私も夫も思いもしませんでした。

撫川城跡
天気のいい土曜日。
気分も体調もすこぶる良好なこの日、私と夫は早速第一目標にやってきました。
撫川(なつかわ)城跡です。
岡山市の南部の大半は、江戸時代までほとんど海でした。このあたりもほとんど沼地で、撫川城は備前岡山藩主・宇喜多直家の侵攻に備えて、毛利水軍国境防備の城として築城されました。
その後、毛利軍と豊臣秀吉軍の戦いを経て備前岡山藩の管轄下になりました。…と、戦国の歴史を語り始めるときりがないですね。

現在は児童公園も併設されて、静かな住宅密集地の間にポツンと残された憩いの場になっています。


庭瀬のご当地マンホール
そして、早速ご当地マンホール発見!

このあたりの伝統産業品に「撫川うちわ」があります。これは、そのうちわをかたどっているんですね、かわいい!
たくさん写真を撮って、さあスタンプをもらいに行こう!と思った段階になって、はたと気付きました。
スタンプやスタンプ台紙を置いてあると書いていたはずの公民館が無い。
案内のPDFには、城跡の前の公園の隅に公民館があると書いてありますが、それらしき建物が見当たらない。
お昼時の住宅街、通行人も誰もおらず、道を聞くあてもなく、うろうろ夫と30分近く探し回りましたが、断念。
「パンフレットのうそつきー!」
と、叫びながら、次の目的地に向かうことにしました…。


津高公民館で配っていたシモン芋
次は津高(つだか)です。
このあたりは…すみません、よくわかりません。
津山などの県北に行くときに通る道なのですが、ここを目的として行ったのは今回初めてです。
ですから今度はしっかり地図を見て、書いてある通りの道順を通って、公民館にたどり着きました。
入り口で、【シモン芋で 快適健康生活】と書いてあるチラシとともに、大きなお芋が置いてあるのが印象的でした。頭より大きいお芋もありましたよ。

ここで無事、ラリーの台紙と1つ目のスタンプをゲット!
肝心のマンホールはどこだろう、と、うろうろ探しますが見当たらず。でも今度はちゃんと公民館がありますからね!職員さんにちょっとお聞きすれば大丈夫ですよ!人見知りですけどそれくらいはできます!と気負う前に夫が先に聞いてくれました。

「スタンプラリーね、参加している方はちょくちょく来られるんですけど、私達もどこにマンホールが設置されてるか、知らないんですよー」

な、なんてことでしょう!
このスタンプラリー、前途多難すぎませんか!?


昼食のぶっかけうどんと鶏天
少し戻ったところにある大きなショッピングモールで遅めのお昼をいただきます。
疲れ切って食べるおうどんはおいしかったです。
コーヒーでリフレッシュして次に向かいます!

余談になりますがこのアヒルちゃん人形は、私が旅行する時には必ず連れて行く、旅友達です。
私は、写真に撮られることが苦手なので、私の代わりに記念写真に収まってくれます。

岡山市御津郷土歴史資料館・岡山市御津ふれあいプラザ入り口
次は3つ目。
御津(みつ)です。
ダジャレのつもりは無いのですが、3つ目は御津です。
ここは、岡山県運転免許センターがあるので、岡山在住の運転免許を持っている人は大体知っている場所です。
とはいえ、免許センター以外の場所となるとあまり詳しく知らないので、今回も地図の通りに進んで、御津ふれあいプラザに着きました。
無事にスタンプをいただき、今度は自分で探す前にマンホールの場所をお聞きしてみようかと、職員さんに声をかけさせていただいたら

「そこに地図も置いてますよ」

と、マンホール設置場所の地図をコピーしてたくさん置いてくださってました!
御津ふれあいプラザの職員さんありがとうございました!

御津のご当地マンホール
ふれあいプラザから少し離れた、病院のそばにありました!御津のご当地マンホールです!もみじを散りばめたデザインでステキです!
ここは岡山市になる前は御津町と呼ばれていた地域で、もみじは町木として登録されていたため、このデザインになったそうです。

ここにきて初めて、スタンプとマンホールが揃いました!
何だろう、これはすごく楽しい。充実感があります!

いよいよ次が今日の目的最終地点。改めて、やる気を出して行ってみましょう!

岡山市建部町文化センター入り口の足湯からの風景
最後は建部町(たけべちょう)文化センター。
建部町は温泉の町です。
文化センター入り口には足湯もあり、あちこち歩き回った足の疲れを癒やすにはもってこいです。
夫と二人、引き寄せられるように座り込んで足をぬるま湯に浸していると、時間を忘れてリラックスできました。
旭川がすぐそばを流れ、のどかな田園が広がり、里山に囲まれたここは、現代の桃源郷かと思わんばかり。
「こういうところでのんびり暮らすのもいいなぁ」なんて老後のことまで考え出す始末。

いけません、まずはスタンプラリーです。

岡山市建部町のご当地マンホール
文化センターに入ってすぐのところにあったスタンプをいただき、ついでにお土産物など物色していると、夫がマンホールの場所を聞きに行ってくれました。
残念ながらここも「どこにあるかはわからない」とのことでしたが、館内に彩色してあるものが展示されているとのこと!
無料開放施設内だったので、中までお邪魔して写真を撮らせていただきました。

フルカラーのマンホール、キレイですね。
清流旭川と、固有種のアユモドキがデザインされています。
アユモドキは絶滅危惧種で、今はこの岡山の旭川水系と吉井川水系、京都の桂川水系でしか確認されていません。
ご当地マンホールには、こういうその土地が守ってきたもの、守り続けたいものをアピールする役目もあるんですね。

建部町のご当地マンホール
ちょっとした好奇心でやってみたスタンプラリーですが、思った以上に楽しく、勉強にもなって充実した一日になりました。
次は、結局集まらなかった残りひとつのスタンプを探しに行くか、せっかくだから9カ所あるというラリー対象のマンホールを全部見て回るか、どうしようかな、と次の楽しみもできました。

ちなみに、「それじゃ帰ろうか」と建部町文化センターを出て駐車場に戻ろうとしたら、ありました。
ご当地マンホール。すぐそばに。
センターの職員さんにお教えしておくべきだったかな?

女性/-- 歩行補助具, 精神障害

ひとみしりがこじれて対人恐怖症に。狭い閉じた空間も苦手で、最近まで新幹線にも乗れず映画館にも行けなかった出不精専業主婦です。
高校生の時に捻挫を悪化させてからちょっと足を悪くしてますが、旅行は好きで年に一度は夫と気ままな小旅行を楽しんでいます。

旅行エリア
中国, 岡山県, 岡山市
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす 歩行補助具 発達障害 知的障害 精神障害 内部障害 高齢者 マタニティ 乳幼児連れ
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます

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