寝台特急ブルートレインのヘッドマーク

     


22年間勤めた企業を退職して、退職前に有給休暇残が30日以上あったこともあり、思い切って、日本一周に挑戦しました。自分が住んでいる茨城からどのようなルートで日本一周をするかを考えた挙句、11月中旬ということもあり、北から南に向けて行こうと考えました。今回は大阪府大阪市から京都府京都市に向けて出発します。前回にひきつづき、鉄道ファンならぜひ訪れたい日本最大級の展示である京都鉄道博物館の魅力を存分にお伝えします。乞うご期待!!

蒸気機関車
前回に引き続き、京都鉄道博物館をご紹介します。

車椅子でも気軽に利用できるバリアフリー対応になっているので、鉄道ファンの方々にとってはワクワクできるスポットとなっております。

念願だった京都鉄道博物館は、蒸気機関車をはじめとして、あの懐かしい0系新幹線が展示されていました。

ちなみに現在では、東北新幹線はやぶさが時速320Kmのスピードが出る新幹線となっていて魅力がありますが、昔からの鉄道ファンなら0系新幹線の魅力もカッコいいと感じるでしょう。

0系新幹線
今では数多くのモデルが登場し、JR西日本で活躍した山陽新幹線なども展示されていました。

残念ながら東京発着の新幹線でなかったので、一度も乗ることができないで引退してしまいました。


引退した山陽新幹線
京都鉄道博物館は、子供の頃から鉄道雑誌などで見ていた車両が多数展示されているので、ものすごく懐かしさを感じました。


機関車の前で撮影した白倉栄一


エル特急


スロープでも見れる鉄道展示


ブルートレイン展示
さらに奥に行くと鉄道ジオラマが展示されておりました。

私自身、子供の頃からトミカのプラレール・ミニカーなどを盛んに集めていたので、ジオラマ展示があるだけでワクワクしていました。

こういったものは、昔から現在に至るまで流行しているだけあって、どの世代でも楽しめるのではないかと思います。

しかも巨大ジオラマがあるだけで、誰もが自宅で集めることはできない数の鉄道車両を俯瞰で見ることができるのも、より一層の楽しみを感じますね。

鉄道ジオラマ入口


鉄道ジオラマ俯瞰
日本最大級の鉄道ジオラマは、車椅子で見るためのスポットスペースも用意されておりました。

ジオラマコーナーの車椅子スペース
とてもダイナミックなジオラマになっているので、30分・1時間くらい見ていても、飽きないと思えるくらいです。

鉄道ジオラマ全体
絵画のコーナーもとてもきれいな絵が飾られていました。

このような哀愁の漂う絵画を自宅に飾りたいくらいです。

それくらい素敵な絵画でした。

鉄道絵画➀


鉄道絵画②
次に食堂車の説明もありました。

現在では、食堂車自体が廃止方向になり、J R九州の「ななつ星」のような豪華寝台列車や、近鉄特急以外の特急では、もう見かけることがなくなったんでしゃないでしょうか。

確か昔はあの新幹線にも食堂車がついていましたね。



食堂車について


食堂車料理一例
私は茨城の田舎に住んでいたので、寝台列車などに乗車した経験はありませんでした。

今思えば、一度でいいからブルートレインの「富士」「はやぶさ」とかに乗っておきたかったという後悔があります。


寝台車の利用風景
そのブルートレインのヘッドマークなどが、子供の頃の憧れだったので、とても懐かしく思えました。

ブルートレインヘッドマーク


寝台車の説明


当時のブルートレイン乗務員制服


日本海のヘッドマークなど
現在走っている寝台特急は「サンライズ瀬戸・出雲」だけになってしまいました。

そのサンライズ瀬戸・出雲についても紹介されていました。

いつかサンライズには乗ってみたいと思っていて、うれしいことにサンライズにはバリアフリー客室が設置されています。

皆さん、ご存知でしたか?

東京駅〜高松駅・出雲市駅まで走っていて、予約の確保が難しいと言われていますが、一度でいいから乗ってみたいですね。

もし搭乗したらこのサイトで記事を書いてみたいと思っています。


サンライズ出雲・瀬戸の紹介


サンライズ出雲・瀬戸の車両編成
ここまでのんびりいろいろと見ていたら、すぐに閉館時間の17時半になってしまいました。(最終入場は17時です)

あべのハルカス・イオン北千里店などを巡ってから向かったこともあって、入場時間が遅れてしまったことが影響しました。


国鉄時代の駅舎と一緒に撮影した白倉栄一


ブルートレイン入口


鉄道の指令場所


博物館の昔の時代の展示


時刻表一覧


国鉄時代のプラットホームとエル特急


エル特急内部
そのため扇形の形をしている「梅小路蒸気機関車館」を見ることが、残念ながらできませんでした。

まさにタイムアウトでした。

ちなみに梅小路蒸気機関車館は、国指定の重要文化財で、蒸気汽関車がダイナミックに展開しながら、向きを変える転車台があります。

やはり1日中みても飽きない観光スポットであり、さいたま市にある鉄道博物館よりもものすごく広大になっていますので、時間の余裕が必要でした。

またいつか京都に来たときはぜひ立ち寄りたいと思っています。

★京都鉄道博物館
住所 京都市下京区観喜寺町
電話 0570-080-462
HP http://www.kyotorailwaymuseum.jp/


男性/40代 肢体不自由, 車いす

茨城県在住、車椅子ユーザー。

車椅子を利用する当事者の目線や企業でのお客さまサービスの責任者の経験からコンサルティング活動する傍らYouTubeのプロデュース・編集などをしています。

1996年9月に交通事故によって脊髄損傷になり現在に至る。

事故後に初めて遠出をした旅行で泊まったホテルが、バリアフリールームなのにただ広いだけで、フロントから「我慢してください」と言われた事がある。

その経験をきっかけに、正しいバリアフリーの情報を調べて発信したいと思い、2005年より車椅子でも気軽に行けるバリアフリースポットの情報を実際に現地調査してブログで発信。

2016年11月には日本1周のバリアフリー 調査に挑戦。

今後は、車椅子でも楽しめるバリアフリースポットの情報をお伝えしたいと思っています。

・バリアフリースタイルHP https://baria-free.jp

・バリアフリースタイルTV(YouTube)→バリアフリー全般における情報番組 https://www.youtube.com/channel/UCLVs0FQUeas4O2o3KSzshtw
o3KSzshtw

旅行エリア
近畿, 京都府, 京都市
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます

関連タグ
ユニバーサルツーリズムバリアフリー車椅子脊髄損傷介護京都鉄道博物館ブルートレイン日本最大級新幹線食堂車