戦艦大和10分の1サイズ

     


22年間勤めた企業を退職して、退職前に有給休暇残が30日以上あったこともあり、思い切って、日本一周に挑戦しました。自分が住んでいる茨城からどのようなルートで日本一周をするかを考えた挙句、11月中旬ということもあり、北から南に向けて行こうと考えました。今回は広島県広島市から岡山県岡山市に向けてスタートしました。まずは平和記念資料館を視察し、その後はどうしても見たかった戦艦大和を見学するために広島県呉市にやってきました。乗り物好きにはたまらない施設でした。乞うご期待!

大和ミュージアム看板
平和記念資料館から次に向かったのは、広島県呉市にある「大和ミュージアム」です。

本来であれば、本場のお好み焼きを広島市内で食べてから訪れたかったのですが、残念ながら時間の都合上、今回はお好み焼きを食べることが出来ませんでした。

それでも前日の宮島にて穴子丼を食べましたし、学生時代の親友とも会うことができたので、私の中では満足です。

次回、広島に来ることがあれば、その時に本場のお好み焼きを食べたいと思っています。

というのも、前回同様に移動距離をきちんと考えていなかったのが原因でした。

関東に住んでいる私からすると、広島から岡山はものすごく近いようなイメージをしていました。

これが今回の誤算でした。

ちなみに広島から呉に行くのは、岡山までのルートから外れることになります。

時間は約30分で距離は23.1キロでした。

と言っても、高速道路で行けるので、歌でも熱唱していたらあっという間に目的地へ到着してしまいました。

大和ミュージアムに行く道中は、子供の頃に見ていたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のイメージが湧いてきて、ささきいさおさんのアニソンを熱唱し続けていました。


大和ミュージアム入口
大和ミュージアムの駐車場はとても分かりやすいところにありました。

障害者用の駐車スペースも数台ありましたので、安心してとめることができます。



障害者用駐車スペース
ちなみに大和ミュージアムの目の前にあるのが、海上自衛隊のてつのくじら館と呼ばれている「呉史料館」です。

2004年まで活動していた潜水艦「あさしお」で、約2250トンもあるそうです。

大和ミュージアムよりも存在感があって、呉史料館のほうが見ごたえあるような気持ちもしていましたが、今回は時間の都合上、呉史料館はこの潜水艦を間近で見るだけになってしまいました。


潜水艦あさしお
大和ミュージアムに入り、やはり一番印象に残るのが戦艦大和です。

実際のサイズの10分の1のスケールになっていますが、「こんなに大きいのに、実物はこの10倍も大きいの?」と驚きました。

しかも可能な限り再現したようです。


大和ミュージアム


入口受付


戦艦大和10分の1サイズ
男子の大半は、このような戦艦大和を間近で見てしまうと、プラモデルでもいいから造ってみたくなる気分になります。

それだけリアルに再現していてかっこよさは最高でした。


別角度からの戦艦大和
戦艦大和以外にも零戦が展示されていて、乗り物好きにはたまらない施設になっております。

潜水艦


タンカー模型


零戦模型
この呉の造船所は、東洋一の軍港であり日本一の海軍工廠とも呼ばれていました。

実際には、平和の大切さや科学技術の素晴らしさをスローガンにされていて、戦争という意味では、先ほど訪れた広島市の平和記念資料館とセットに見学するのがおすすめです。


ミュージアム展示コーナー


ミュージアム展示コーナー②


ミュージアム展示コーナー③


ミュージアム展示コーナー④
ミュージアムショップにもいろいろなものがありました。

ワクワクしていたので、戦艦大和の模型を購入したかったのですが、あまりにも値段が高く、今回は残念ながら諦めました。


ミュージアムショップ
この大和ミュージアムは、バリアフリー対応になっていますので、車椅子でも利用することは可能です。

多目的トイレについても数ヶ所設置されております。


多機能トイレ①


多機能トイレ②


多機能トイレ③


多機能トイレ④
そしてお腹が空いたので、この大和ミュージアムに隣接されているレストランに立ち寄りました。

大和ミュージアム敷地内のレストラン
おしゃれなレストランで人気メニューは「海軍カレー」でした。

横須賀にも海軍カレーがありますが、横須賀の味とはちょっと違った味でした。

美味しいカレーでしたので、ぜひ大和ミュージアムに訪れの際は、ぜひ食べてみてください。


レストラン内部


レストラン内部②


海軍カレー


海軍カレーを食べる白倉栄一
海軍カレーを食べて満足したので、これから岡山方面に向かいました。

★大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
住所 広島県呉市宝町5-20
電話 0823-25-3017
HP https://yamato-museum.com/

呉に来てしまったので、また広島市方面に戻り、岡山までは山陽自動車道で160キロ以上あって2時間以上かかりました。

日本一周をしているので、1日300キロ位走るのは当たり前になっていましたが、さすがに毎日走行しているとかなり疲れていました。

そのため2時間の以上の運転でもうヘロヘロでした。

時間と体力に余裕があれば、途中にある福山や尾道なども寄りたかったのですが、今日は2ヶ所を訪れただけで夕方になってしまいました。

ではどこに行ったかと申しますと、倉敷にある江戸の街並みの美観地区を見たくなり、倉敷ICを降りました。

美観地区は、関東で言えば、埼玉県の川越市や千葉県の香取市にある佐原の街に似たような佇まいでした。

本来であれば、駐車場にとめてのんびり車椅子で動きたいところだったのですが、駐車場がなかなか見つからなかったので、車で通り過ぎる程度になってしまいました。


倉敷美観地区入口


倉敷美観地区➀


倉敷美観地区②


倉敷美観地区③
もっと事前の情報収集が必要だったと後悔しています。

ちなみに後で調べてみたところ、駐車場は美観地区の中ではなくて、周辺に駐車場があるようです。

この美観地区は国土交通省からおもてなしマイスターとしてバリアフリーの表彰も受けていました。

次回は、情報をきちんと収集してもう一度倉敷の美観地区を訪れたいと思いました。

今回はJR岡山駅の近くにある東横インに泊まることにしました。

ただ今日は、もう完全に疲れ切ってしまったので、モスバーガーのドライブスルーで購入して、ホテルの部屋で食べることにしました。

明日は、ついに近畿地方に突入です。

兵庫県神戸市へ向かいます。

★倉敷美観地区(倉敷観光WEB)
HP https://www.kurashiki-tabi.jp/see-kurashiki/





男性/40代 肢体不自由, 車いす

茨城県在住、車椅子ユーザー。

車椅子を利用する当事者の目線や企業でのお客さまサービスの責任者の経験からコンサルティング活動する傍らYouTubeのプロデュース・編集などをしています。

1996年9月に交通事故によって脊髄損傷になり現在に至る。

事故後に初めて遠出をした旅行で泊まったホテルが、バリアフリールームなのにただ広いだけで、フロントから「我慢してください」と言われた事がある。

その経験をきっかけに、正しいバリアフリーの情報を調べて発信したいと思い、2005年より車椅子でも気軽に行けるバリアフリースポットの情報を実際に現地調査してブログで発信。

2016年11月には日本1周のバリアフリー 調査に挑戦。

今後は、車椅子でも楽しめるバリアフリースポットの情報をお伝えしたいと思っています。

・バリアフリースタイルHP https://baria-free.jp

・バリアフリースタイルTV(YouTube)→バリアフリー全般における情報番組 https://www.youtube.com/channel/UCLVs0FQUeas4O2o3KSzshtw
o3KSzshtw

旅行エリア
中国, 広島県, 呉市
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす
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