津山城は、岡山県の県北、といっても比較的南に近い位置にある旧津山藩のお城の跡地です。
明治時代に建物は全て取り壊されたのですが、後の2002年になって再建された「備中櫓」があり、観光の名所になっています。
津山城は鶴山(かくざん)公園とも呼ばれ「日本さくら名所100選」に選ばれている岡山県最大の桜の名所です。
津山城へはまず、JR岡山駅でJR津山線に乗り換えて約1時間半、津山駅で下車します。津山駅からは大通りを道なりにゆっくり15分ほど歩くと津山城に到着します。
新型コロナウイルスは、都市部の満員電車内でもクラスター化する可能性は低いと報道で聞きました。
新幹線も消毒、換気に力を入れるなどの感染防止策を徹底しているそうですので(例・新型コロナウイルス感染症対策に関する取組み|JR東日本
https://www.jreast.co.jp/corona-info/)、通常の範囲での「新しい生活様式」である、体調管理と咳エチケット、手洗いうがいにさえ気をつけていれば、私は移動時には感染の心配はあまりしなくても良いと考えています。
新型コロナウイルスの感染拡大が心配な日々ではありますが、Go Toトラベルキャンペーンも実施されていますので、注意を払った上でぜひ岡山にお越しください。
私が旅行やお出かけをする場合は、私に軽度の閉所恐怖や対人恐怖等の不安障害があること、夫が運転好きであることなどの理由で、愛車(年代物の軽自動車)での移動がほとんどです。
今回も、県内旅行であることから
「そろそろ花見でもするか」
という気軽さで、いきなり出立しました。
私が住んでいる岡山市から津山市には、美作(みまさか)やまなみ街道を通って行きます。
この道ができるまでは、中央自動車道(有料道路)を使わなければとても行けない距離でしたが、開通してからは県北方面もぐっと身近になりました。
そんなこんなで途中のコンビニでコーヒーを飲んだり体を伸ばしたり、適度に休憩を挟みつつ2時間ほどで、津山城到着です。
今年は残念ながら大幅に縮小されましたが、毎年催し物を取りそろえて華々しくさくらまつりが開かれます。
去年はこんな感じでした。
ご当地グルメもありますよ!!
津山ホルモンうどんはB-1グランプリで2位入賞したこともある名物グルメです!
そずり鍋は、牛の骨から削り(そずり)落としたお肉のお鍋で、味が濃く、トロトロでおいしいそうです。
私は、ジビエの屋台で鹿肉コロッケを買って食べ歩きしました。
独特のクセはありますが、コロッケにしてしまうとほとんど気にならなくてお子様でもペロっと食べてしまえそうでした!
いい匂いに惑わされながら、ゆっくり散策していきます。
城跡なのでどうしても石段が多く、少し足が悪い私には歩き辛いところもあるのですが、入り口料金所で大きな杖を無料で貸してもらえます。
ところどころの石段には手すり設置の工事も入っていました。
今年はもうちょっと歩きやすくなっていたのかな、と思うとちょっと寂しくなりますが、次に行く楽しみにしようと思います。
外周部には車椅子用のトイレも設置されています。
さくらまつり中は期日限定で「本丸専用タクシー」というのが走っています。
入場料金含み往復600円(2019年時点)で、足が悪い人でもちょっと楽をしたい人でも、一気に本丸まで登れるサービスで、車椅子ユーザでも楽しめそうです。
ただ、2019年の場合は2週間のさくらまつり期間中、タクシーが走るのは2日間のみと、期間があまりにも短いのが難点ですね。
夜間ライトアップもあることですし、日にち、時間ともにもうちょっと増やしていただきたいと思います。
そうすればもっと気軽に遊びに行けるんじゃないかと思うので、運営の津山市さんと津山さくらまつり実行委員会さん、ぜひよろしくお願いいたします!
登ってしまえば城跡の石垣の上、高台なので見晴らしは最高。屋外なので三密も気にせずに景色を満喫できます。
思い立った日がもう散り初めの時期だったので人もさほど多くは無く、人目を気にせずゆっくりのんびりできました。
来年はまたにぎやかなお祭りが開かれるといいなと願っています。
春だけじゃなく秋の紅葉も楽しめるようなので、それを狙って行ってもいいかもしれませんね。
城下には気になる施設もあることですし、再々来たいと思います(と言いつつこの間も別の施設に行ってきたばかりなんですが)。
というのも…
【つやま自然のふしぎ館】
暗くて狭いところと、何より虫の類が全くダメな私は絶対入っちゃいけないと夫に再三忠告されています。
それでもこの看板の前を通る時にはつい、立ち止まって見てしまうのです。
「世界の珍獣!迫力の22,000点!」
ああ、気になる!誰か見てきて!
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