青い空と海、島々と雲が浮かぶ。着陸前の飛行機からの眺め。

     


こんな時に旅に出た理由

わたしは視力0.06の弱視の視覚障害者。糖尿病の持病あり。過去にうつっぽくなった経験があり、海外旅行で精神の安定を取り戻して以来、海外旅行依存症の気がある。
そんな私がコロナ渦中に飛び出したギリシャ旅と、あえなく新型コロナ罹患者となり、千葉の隔離ホテルで過ごした体験の一部始終。

外務省の海外安全ホームページの感染症危険レベルを色分けした地図
いつも海外旅行に出かける前には、外務省の海外安全ホームページを参考にする。わたしがギリシャに出かけた7月22日も、旅行記を書いている8月21日の感染状況の地図もあまり変わっていない。

世界中レベル2の「不要不急の渡航は止めてください。」以上になっている。ヨーロッパやアメリカに至ってはレベル3「渡航は止めてください。」と渡航中止勧告が発出されている。

こんな時になんで渡航中止勧告が出ているギリシャに行ったんだ!という批判もあるだろう。

こんな時に海外に行ったのはよっぽどの事情があったのかも、と想像してくれる人もいるかもしれない。

こんな時に海外旅行できちゃうのっていう驚きもあるだろう。

イドラ島の断崖絶壁とブルーの海
ギリシャへ飛び出した理由は、一言で言えば萎縮生活がほとほと嫌になったから。

視覚障害者としては、話しかけること、物を手に取ることがしにくく、生活の質が著しく低下した。

わたしは普段はルーペや単眼鏡(ホームの行き先表示など遠くのものを見る補助具)やiPadを使って生活している。白杖を使わないから視覚障害者に見えないので誤解されやすい。けれども、友人は白杖を持っていたにもかかわらず、商品を手に取って見ていたら「触るな」と怒鳴られたという。みんなコロナで苛立っている。

歌うこと、叫ぶこと、笑うことなど感情を表に出すことができない。人間でなくなったような気がする生活。

以前うつっぽくなった時のようなソワソワと落ち着かない気分にもなっていた。

そんなドヨ〜ンとした気持ちだった5月下旬、友人AがSNSにギリシャのイドラ島の写真を投稿した。

ああ、わたしが今欲しいものがここにある!

そういえばギリシャって、6月15日から日本などEU域外からの観光客を受け入れようとしているって報道があったな。

一度きりの命、どうせコロナに罹るなら海外で罹る方が後悔なく人生を終われる。

ギリシャには以前2泊3日で行ったことがある。季節は秋だったし、島にも行っていない。夏の青い青いギリシャ、いいだろなぁ〜。旅心に火が点いてしまった。

ギリシャでやりたいことはこんな感じ。
猫と遊ぶ
パルテノンの野外劇場でコンサートや古代劇を見る。
爽やかな気候を楽しむ。高温多湿の日本の夏が苦手なんだ。
どこかの島に行く。
オリンピア遺跡に行く。

6月15日を迎えたが、どうやらギリシャにはまだ行けないらしい。慌てて飛びださずによかった。

7月1日、EUが入域制限を緩和した。安全国を定めて渡航者を受け入れることになった。日本も安全国リスト入り。だけど、どの国からの渡航者を受け入れるかは各国が独自に定めるという。

で、ギリシャは?

ギリシャは日本からの渡航者を受け入れる!

行くぞっ!と決めて調べてみると、観光業と感染対策の両立のため、水際対策で頑張っていることがわかった。ますます興味が湧いてきた。

安全国リストは2週間ごとに見直される。出発日を7月15日から月末に定めて準備に入った。

女性/50代 視覚障害

私は障害等級3級の弱視者。そして重度?の海外旅行依存症。じっとしているのが苦手。
友達に「人生、毎日お祭りってわけにはいかないんだよ」と言われてしまうけど、淡々と生きることが難しい。
美味しいものとカラフルな街、猫がいたら何処へだって飛び出しちゃう。
趣味は献血とスカイスキャナーのすべての場所検索。

旅行エリア
ヨーロッパ, ギリシャ
旅行期間
対象読者
視覚障害 聴覚障害 肢体不自由 車いす 電動車いす 歩行補助具 発達障害 知的障害 精神障害 内部障害 高齢者 マタニティ 乳幼児連れ 補助犬ユーザ その他
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます
なし
関連タグ
弱視コロナ糖尿病ギリシャ海外安全ホームページ