ディズニーシーエントランス近くの大きな地球儀、電動車いすに乗る女の子

     


■車いすユーザーの娘について:
・年齢   9-10才
・体重   17kg (大人一人で抱っこできる重さ)
・身長   120cmくらい
・移動手段 車いすバギー (ブランド名:Cricket、重さ:約13kg)
電動車いす(重さ:約30kg)
・医療的ケア 胃ろう(現状、体調が優れない場合のみ使用)
・食事形態 きざみ食(ある程度小さくすれば咀嚼できる)

■その他:
・主な介助者 / マンパワー 母(私)、長女(10才) 2名
※お友だちと一緒の場合も多々あり

ディズニーシー大好きな娘たちともっと気楽にたくさん楽しみたい!と思い、シーの年パスを購入。
特に、電動車椅子ユーザーの次女はディズニーシーで自由に動き回るのが大好き。
次女がディズニーシーにハマる理由は何なのか。
私(介助者)も快適に過ごせるのはなぜなのか。
年パス保持期間中に20回以上遊びに行った経験をここに綴ります。

ディズニーリゾートライン電車の前、電動車いすに乗る女の子
■アクセス

自宅からディズニーリゾートがある舞浜駅までは電車で約30分。車だと1時間ちょっとの距離にあります。
私は車の運転が苦手なので、家人が車での送迎をしてくれるとき以外は電車で行ってました。

舞浜駅のホームには改札階に行くエレベーターが二カ所あります。

改札を出てディズニーシーへ向かうのですが、私たちは、
・徒歩
・ディズニーリゾートライン
のどちらかです。

お天気がいい日は、イクスピアリ沿いの道を進んで約10分で到着。

ディズニーリゾートラインも電動車いすでのアクセスは良好です。
車いすに乗っていると改札付近で必ずキャストさんに『お手伝いは大丈夫ですか?』などと声をかけてもらえるので、必要な方はそこでサポートをお願いするといいと思います。

【シー(ディズニー)に行きたがる理由①】
ディズニーリゾートラインがバリアフリー。
電車への乗り降りでスロープが必要な場合はキャストさんにお願いすれば用意してくれます。
車内も車いすスペースがあるので安心。


多目的トイレ、ユニバーサルベッド
■ トイレ

ディズニーシーのエントランスに入る前、パーク内の全てのエリアに多目的トイレがあり、とにかくトイレの設備が快適です。
ほぼ1日過ごすのに、トイレ環境はめちゃくちゃ大事。


【シー(ディズニー)に行きたがる理由②】
①ユニバーサルベッドあり
②間切りのカーテンつき
③冷暖房あり
④広い

①ユニバーサルベッドあり
おむつ替えが必要なのは乳幼児だけじゃないのに、赤ちゃんベッドしかない多目的トイレが多い中、ディズニーのトイレはユニバーサルベッドが完備!
次女も快適だし、介助者の私も助かります。

②間切りのカーテンつき
私が用を足すとき、次女をトイレの外に放置する訳にはいかないので、一緒に入れる多目的トイレを利用することが多々あるのですが、次女に見られながら用を足すのがなんだかなぁ・・・という感じなのですが、ディズニーのトイレはカーテンで間切りできるので快適♪

③冷暖房あり
次女はおむつ替えだけでなく、便座に座って用を足すことがあるので10分ほどトイレで過ごすことが。冷暖房があるとないのとでは大違い!

④広い
電動車いすで入って、ユニバーサルベッドを出すと介助者が身動きできない、という狭さの多目的トイレが多いのですが、ディズニーは介助者の導線も確保された広さです。



ディズニーシーの広場、電動車いすで散歩する女の子
■ アトラクション

乗り物への移乗が自分でできない次女は抱っこで移乗するのですが、緊急時の避難が自力でできないと乗れないというルールにより、乗れないアトラクションがたくさんあります。

ちなみに次女の場合、ジェットコースター系、海底二万マイルはNG。

必ずアトラクションに並ぶ前にキャストさんに乗れるかどうか確認した方がいいです。

以前、海底二万マイルなら乗れるだろう、と次女を連れて並び、いざ順番が来て乗り込もうとした際に、キャストさんから緊急時の対応聞きましたか?と聞かれ、まだだったので確認したところ・・・なんと次女はNGでした。
抱っこでの避難が(サイズ的に赤ちゃんは別)難しいとのこと。狭い避難経路をはしごで登ったりするのだそう。
アトラクションに乗れないと分かった次女の悲しそうな表情を今でも忘れません・・・

なので、並ぶ前に必ず確認しましょう!

OKなアトラクションは下記のサービスで快適に楽しめます。

【シー(ディズニー)に行きたがる理由③】

<ディスアビリティサービス>
待ち時間をアトラクション以外の場所で過ごせるサービスです。長時間列に並ぶのが厳しい次女にはとても有難いサービス。お散歩や休憩をしながら待ち時間を過ごします。

対象はこちら:
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)、被爆者手帳、戦場傷病者手帳をお持ちの方

利用をする際はディスアビリティアクセスサービスの登録が必要です。

ディスアビリティアクセスサービスの登録は、利用する対象施設のほか、東京ディズニーシーのゲストリレーションで可能です。
手帳とグループの方全員のパークチケットを提示してください。



トイストーリーマニア、電動車いすに乗る女の子と母親
【シーに行きたがる理由④】

車いすごと乗れるアトラクションがあります!

・トイ・ストーリー・マニア!
・キャラバンカルーセル
・ジャスミンのフライングカーペット
・シンドバッド・ストーリーブック・
ヴォヤッジ

アトラクション前にいるキャストさんに車いすごと乗りたい旨を伝えると、専用ルートを案内してくれます。(もちろん、待ち時間がきてからの案内です)

もっと車いすごと乗れるアトラクションが増えるといいな♪(本人もだけど、介助する側も楽♪)


ミニーマウス、電動車いすに乗る女の子
【シーに行きたがる理由⑤】

キャラクターグリーティングもファストパスやディスアビリティサービスを活用できます。

写真を撮るときも車いすの目線になるミニーマウス素敵♡

キャラクターにサインをもらう女の子
【シーに行きたがる理由⑥】

シーをウロチョロしていると、何かしらのキャラクターに遭遇するのですが、車いすの次女を見つけるとキャラクターの方から寄ってきてくれる気がします(笑)

次女はサイン帳を持ち歩いて、遭遇するキャラクターのサインを集めるのも楽しみの一つにしています。

電動車いすに乗る女の子
【シーに行きたがる理由⑦】

屋外のショー:
・ディズニー・ライト・ザ・ナイト
・その他シーズンごとのショー

※車いすユーザーが前、後ろに介助者が座る(かがむ)必要があるのですが、事前予約なしでも車いすで見やすい位置を案内してくれるので助かります。

屋内のショー:
・ビッグバンドビート

車いす専用スペースがあります。
キャストさんに申し出ると、空いているときは案内してくださいます。基本、抽選なので空いているときのみの案内となる旨留意ください。



シーでお散歩をする電動車いすの女の子と女性
【シーに行きたがる理由⑧】

なんといっても、広々としたスペースがシーの魅力です。

公共の場で電動車いすに乗るのは、とても神経を使います。
人と接触しないように、事故らないように・・・

ランドも電動車いすで行ったことがありますが、道幅は狭く、次女が電動車いすを操作するのにかなりハードルが高かったのです。

しかし、シーは道幅が広く、人混みを感じさせないデザインになっているので、次女も気軽に電動車いすを操作できるようです。

全面的にバリアフリーなので、お散歩するには最高の場所!!

電動車いすの操作の練習場所に困っている方は、ぜひシーを活用してみてください♪

ミッキーの柄の入ったパンをもつ母親と女の子
最後に・・・

年パスを所持して気軽に気楽にシーへ行く中で、改めてディズニーのバリアフリーへの対応に関心しました。

視覚障害のお友だちからは、
・エリアごとにポップコーンの味が違う
・エリアごとに床面の素材が違う
・エリアごとに流れている音楽が違う
なので、臭覚、足裏の感覚、聴覚で今どこにいるのかを把握できる。

と聞いてから、その視点で散歩をしていると、方向音痴の私にも恩恵があるインクルーシブデザインだと気づきました!
どこに何があるのかを感覚で覚えることができるのです。

まだまだ発見したいことがあって通う気満々な中のコロナ休業・・・
年パスも期限が切れてしまいましたが、ディズニー好きの娘たちとまた楽しい時間を過ごしたいので、年パス更新を検討中です!

またアップデート情報が書ける日を心待ちにしています♪


女性/30代 肢体不自由, 車いす, 知的障害

やってみたい、行ってみたいと思ったら体験しないと気が済まないタイプ。
ワクワクとマンパワーがあれば、なんだってできる、どこにだって行ける、と信じてる。
結婚して子どもが生まれてからも国内はもちろん、単身でフランス、デンマーク旅行へ行く。
車いすユーザーの次女(福山型先天性筋ジストロフィー)は私と同じく旅行が大好きで、私以上にお出かけが大好き。乗り物も大好き。
キレイな海とディズニーを求めて家族で国内外を旅行しながら、親子でやってみたい、行ってみたいという経験を毎年積み重ねてます。
著書:『えがおの宝物 -進行する病気の娘が教えてくれた「人生で一番大切なこと」- 』(光文社)

旅行エリア
関東, 千葉県, 浦安市
旅行期間
対象読者
肢体不自由 車いす 電動車いす 知的障害
見つけた設備・特徴 ピクトグラムの説明 新しいウィンドウで開きます

関連タグ
すべてスロープユニバーサルデザイン電動車いすこころのバリアフリー